「合い言葉はBee!」へ至る道のり――「ツインビー」:ゲイムマンの「レトロゲームが大好きだ」(2/3 ページ)
遊びやすくなった、もえろツインビー&ツインビー3
アーケードからの移植だった「ツインビー」に対し、ファミコンのみでリリースされた続編は、かなり難易度が下げられている。
1986年、ツインビーの続編「もえろツインビー シナモン博士を救え!」が登場。ファミコンディスクシステム用のゲームだったが、後年ROMカートリッジでも発売された。
スパイス大王(「ツインビー」の敵ボス)の孫、ガトランティスが、シナモン博士の研究所を破壊し、博士を連れ去ってしまう。博士のひ孫3人は、ガトランティスを倒すため、3機のマシンに乗って出撃する。
「もえろツインビー」の売りは、外付けコントローラーをつなぐことによって、3人同時プレーが可能となったことだ。ツインビー、ウィンビーに加えて、3人めのキャラクター、グインビーが初登場した。
また、横スクロールの面が新たに登場。1、3、7面が横スクロールで、そのほかの面が「ツインビー」と同様の縦スクロール面になっている。
さらに「もえろツインビー」では、ゲームオーバーになっても、その面の最初からコンティニューできる。難易度もEASYとNORMALの2段階あり、EASYだと手軽に最終面まで進める。
パワーアップアイテムはベルではなく、鈴になっている。パワーアップの内容は「ツインビー」のものにレーザーが加わっただけだが、分身とバリアは出にくくなった。特に横スクロール面では、鈴でのパワーアップがかなり困難だ。
そのかわり、地上物を撃ったとき、たまに出てくるアイテムが強力。前作にも出てきた3方向弾や、新たに加わった5方向弾が、ツイン砲やビームよりはるかに役立つ。おかげで鈴はパワーアップというより、得点を稼ぐためだけのアイテムになってしまっている。
1989年、ファミコンソフト「ツインビー3 ポコポコ大魔王」が発売された。
コンティニューがなくなっていて、ベルも相変わらず取りにくい。しかし、パワーアップがない状態のツインビーでも、クリアーしやすい難易度になっている。
「もえろ」同様、難易度を2段階から選べるし、ツインビーの数も10機まで増やすことが可能なので、コンティニューなしでもクリアーしやすい。
「もえろツインビー」「ツインビー3」とも、シューティングゲーム初心者におすすめだ。
1990年、ゲームボーイで「ツインビーだ!!」が発売された。難易度設定はなく、「もえろ」「3」に比べると、ちょっと難しい。
転機となった、“ウィンビー国民的アイドル化計画”
アーケードでは1991年、「出たな!!ツインビー」が登場。ため撃ちで強力なショットが撃てるようになったり、ベルの色が各ベルごとに違っていて、少し撃つだけでバリアや分身を獲得できるようになったりと、さまざまな改良が加えられている。
ただし、アーケードのシューティングゲームの宿命として、難易度は相当に高かった。コンティニューがステージの途中から可能なので、特にプレイステーション版などでは、エンディングを見るのは難しくないけれど。
この「出たな!!ツインビー」では、後に“アイドル化計画”でプロデュースされる、2代目ウィンビー(パステル)と、2代目ツインビー(ライト)が初登場する。
1993年、“ウィンビー国民的アイドル化計画”がスタートした。
ウィンビー(「ツインビーPARADISE」放送開始の頃から、表記が「ウインビー」となる)の女性パイロットを、主演ゲームやビデオ、イベントなどを通して、バーチャルアイドルとして売り出していこうという企画である。
当時のマイコンBASICマガジンを引っ張り出して調べてみたら、どうも最初はコナミのゲーム音楽をCD化している、コナミレーベルの企画として発表されたようだ。
ちなみにその3年前の2000年に、伊集院光氏がラジオ番組で、架空のアイドルを作る「芳賀ゆい」プロジェクトを実行していた。もしかしたらこれがヒントになって、アイドル化計画が企画されたのかもしれない。
コナミでは「ウィンビーアイドル化計画実行委員会」が発足し、イベント企画委員、グッズ委員などの実行委員を募集した。一般のユーザーが中心となって、アイドル化計画を進めていこうという構想だった。実行委員向けに、「どんぶり島通信」という会報も発行されている。
このアイドル化計画の実行中に発売されたのが、スーパーファミコンの「Pop'nツインビー」だ。
「Pop'nツインビー」では、残機制からライフ制に変わり、ある程度弾を受けてもプレーが続けられるようになった。
かなり難しいゲームだったが、難易度が7段階に設定できるので、シューティングゲームに慣れてない人でもプレイできる。わたしはいちばん易しい難易度にして、やっと全面クリアーできたけど。
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.
-
1歳赤ちゃん、寝る時間に現れないと思ったら…… 思わぬお仲間連れとご紹介が「めっちゃくちゃ可愛い」と220万再生
-
【今日の計算】「8+9÷3−5」を計算せよ
-
「プロ野球チップス」で誤字 伊藤大海投手を「176m」と記載してカルビー謝罪
-
「ママ友襲来10分前」→さぁ、どうする……? 大爆笑の“あるある”再現が400万再生突破「腹ちぎれました」「バナナ食べんでもええやん」
-
富山県警のX投稿に登場の女性白バイ隊員に過去一注目集まる「可愛い過ぎて、取締り情報が入ってこない」
-
21歳の無名アイドル、ビジュアル拡散で「あの頃の橋本環奈すぎる」とSNS騒然 「実物の方が可愛い」「見つかっちゃったなー」の声も
-
「大型魚の餌に!!」 熱帯魚店の“思わず目を疑うPOP”に恐怖 「サメでも飼うの?」
-
2カ月赤ちゃん、おばあちゃんに手をスリスリされた瞬間…… 愛と幸せあふれる空間に笑顔になる「これぞ天使だ」
-
漂う違法感 東京に戻る息子へ持たせた“大量のブツ”に「九州人あるある」「帰省からの帰りいつもこれ」の声
-
異世界転生したローソン出現 ラスボスに挑む前のショップみたいで「合成かと思った」「日本にあるんだ」
- 生後2カ月の赤ちゃんにママが話しかけると、次の瞬間かわいすぎる反応が! 「天使」「なんか泣けてきた」と癒やされた人続出
- 車検に出した軽トラの荷台に乗っていた生後3日の子猫、保護して育てた3年後…… 驚きの現在に大反響「天使が女神に」「目眩が」
- 安達祐実、成人した娘とのレアな2ショット披露 「ママには見えない!」「とても似ててびっくり」と驚きの声
- 兄が10歳下の妹に無償の愛を注ぎ続けて2年後…… ママも驚きの光景に「尊すぎてコメントが浮かばねぇ」「最高のにいに」
- “これが普通だと思っていた柴犬のお風呂の入れ方が特殊すぎた” 予想外の体勢に「今まで観てきた入浴法で1番かわいい」
- 「虎に翼」、新キャラの俳優に注目が集まる 「綺麗な人だね」「まさか日本のドラマでお目にかかれるとは!」
- 「葬送のフリーレン」ユーベルのコスプレがまるで実写版 「ジト目が完璧」と27万いいねの好評
- お花見でも大活躍する「2杯のドリンクを片手で持つ方法」 目からウロコの裏技に「えぇーーすごーーい」「やってみます!」
- 弟から出産祝いをもらったら…… 爆笑の悲劇に「めっちゃおもろ可愛いんだけどw」「笑いこらえるの無理でした」
- 3カ月の赤ちゃん、パパに“しーっ”とされた反応が「可愛いぁぁぁぁ」と200万再生 無邪気なお返事としぐさから幸せがあふれ出す
- フワちゃん、弟の結婚式で卑劣な行為に「席次見て名前覚えたからな」 めでたい場でのひんしゅく行為に「プライベート守ろうよ!」の声
- 親が「絶対たぬき」「賭けてもいい」と言い張る動物を、保護して育ててみた結果…… 驚愕の正体が230万表示「こんなん噴くわ!」
- 水道検針員から直筆の手紙、驚き確認すると…… メーターボックスで起きた珍事が300万再生「これはびっくり」「生命の逞しさ」
- フワちゃん、収録中に見えてはいけない“部位”が映る まさかの露出に「拡大しちゃったじゃん」「またか」の声
- スーパーで売れ残っていた半額のカニを水槽に入れてみたら…… 220万再生された涙の結末に「切なくなった」「凄く感動」
- 桐朋高等学校、78期卒業生の答辞に賛辞やまず 「只者ではない」「感動のあまり泣いて10回読み直した」
- 「これは悲劇」 ヤマザキ“春のパンまつり”シールを集めていたはずなのに…… 途中で気づいたまさかの現実
- 「ふざけんな」 宿泊施設に「キャンセル料金を払わなくする方法」が物議 宿泊施設「大目に見てきたが厳格化する」
- がん闘病中の見栄晴、20回以上の放射線治療を受け変化が…… 「痛がゆくなって来ました」
- 食べ終わったパイナップルの葉を土に植えたら…… 3年半後、目を疑う結果に「もう、ただただ感動です」「ちょっと泣きそう」