日本人でも外国人。これまでの常識がほとんど通用しないシリーズ初の欧州編:「プロサッカークラブをつくろう!ヨーロッパチャンピオンシップ」レビュー(1/3 ページ)
第1作の発売から10年目の記念すべき年を迎えた「サカつく!」シリーズ。その最新作がついに発売された。これまではJリーグのチームを率いていたが、本作で運営するのは欧州6大リーグのクラブ。舞台をヨーロッパに移し、生まれ変わった新しい魅力を探っていこう。
登場選手の数は過去最高の約2万5000人
ヨーロッパ最大のサッカー大会「UEFAチャンピオンズリーグ」が準々決勝を終えた。一昨年はポルト、昨年はリヴァプールと、大会前は下馬評の低かったチームが優勝しているが、今年も所属リーグ以外ではいまいちパッとしなかったアーセナルと、快進撃を続けるビリャレアルがベスト4に駒を進めており、いちサッカーファンとしては目が離せない。
そんなサッカーファンの熱気がにわかに高まっている中で発売されたのが、いちサッカークラブの経営者となり、世界一のクラブを目指す育成シミュレーションゲーム「プロサッカークラブをつくろう! ヨーロッパチャンピオンシップ」(以下、サカつく!ヨーロッパ)だ。
本作は、「プロサッカークラブをつくろう!」(以下、サカつく!)シリーズとしては初めて日本を離れ、舞台をヨーロッパへと移した意欲作で、所属リーグは、欧州6大リーグと言われる「イングランド」、「フランス」、「ドイツ」、「イタリア」、「スペイン」、「オランダ」の6カ国から選べる。登場する選手の数は、前作の倍以上のなんと約2万5000人だ。このうち実名の選手は、約9000人にもおよぶ。
舞台がヨーロッパに移ったことで、試合に出場できる外国人の枠もこれまでとは変わっている。6リーグ共通で「EU圏以外の国籍の選手」が出場できるのは1試合につき1チーム5人まで(大会は別)。EU圏以外、つまり日本人選手も外国人扱いになるので注意してもらいたい。
また、インタフェースが初心者に優しくなっているのも本作の特長のひとつだ。メインメニューの画面は、チームの戦力を強化を指示できる「クラブハウス」、経営に関する指示をする「オフィス」、そのほかの情報を管理する「マイルーム」の3つがあるが、それぞれのメニュー項目にカーソルを合わせると、その項目で何ができるのかを表示してくれるようになった。メニュー項目が前作までと変わり、種類が増えているので、初心者だけでなく経験者にとってもありがたい配慮と言えるだろう。さらに、メインメニューの画面下に、ボタン操作で何が行えるのかの一覧が常に表示されるようにもなった。
このほか、シリーズ通しての課題となっていた“3つのメインメニュー画面を切り替えるロード時間が長い”のが、本作ではかなり短縮されている。目立たない部分ではあるが、これが個人的にはもっともうれしい改良点だ。ロード時間が長いと、気の短い筆者のような人間は、画面切り替え回数をなるべく少なくしようとするため、メールの確認やサポーターの声を聞くのをおろそかにしてしまうことが多々あったのだが、本作では画面の切り替えがスムーズになっているので、こまめに各情報をチェックするようになった。
ポリシーの導入でチームの方向性が明確になる
選手や監督、コーチやスカウトなど、登場キャラクターすべてのパラメーター項目も一新されている。これまでは「オフェンス」、「ディフェンス」、「コンディション」の総合力をゲージで表していたため、おおまかな能力しか分からなかった。しかし、サカつく!ヨーロッパでは、細かいパラメーターもゲージで表示されるようになっているので、より選手の能力を把握しやすくなっている。
一新されたパラメーター項目の中で、最も重要なのが監督や選手のポリシーだ。ポリシーとは、選手や監督のそれぞれが得意とするサッカーの方向性のことで、「ポゼッション志向」、「カウンター志向」、「個人能力志向」、「組織志向」の4つがある。なぜこれが重要かというと、監督のポリシーと合わない選手は実力を発揮できないから。そのため、監督のポリシーに合わせて、チームの所属選手をそろえる必要がある。
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.
-
ザリガニが約3000匹いた池の水を、全部抜いてみたら…… 思わず腰が抜ける興味深い結果に「本当にすごい」「見ていて爽快」
-
ズカズカ家に入ってきたぼっちの子猫→妙になれなれしいので、風呂に入れてみると…… 思わず腰を抜かす事態に「たまらんw」「この子は賢い」
-
「懐かしい」 ハードオフで“30年前のPC”を購入→Windows 95をインストールしたら“驚きの結果”に!
-
「靴下屋」運営のタビオ、SNSアカウント炎上を受け「不適切投稿に関するお詫び」発表 「破れないストッキング」についてのやりとりが発端
-
餓死寸前でうなり声を上げていた野犬を保護→“6年後の姿”が大きな話題に! さらに2年後の現在を飼い主に聞いた
-
毛糸でフリルをたくさん編んでいくと…… ため息がもれるほどかわいい“まるで天使”なアイテムに「一目惚れしてしまいました」「うちの子に作りたい!」
-
「タダでもいいレベル」 ハードオフで1100円で売られていた“まさかのジャンク品”→修理すると…… 執念の復活劇に「すごすぎる」
-
放置された池でレアな魚を狙っていた親子に、想定外の事態 目にしたショッキングな光景に悲しむ声が続々
-
脱北した女性たちが初めて“日本のお寿司”を食べたら…… 胸がつまる現実に考えさせられる 「泣いてしまった」「心打たれました」
-
父「若いころはモテた」→息子は半信半疑だったが…… 当時の“間違いなく大人気の姿”に40万いいね「いい年の取り方」【海外】
- イモトアヤコ、購入した“圧倒的人気車”が思わぬ勘違いを招く スーパーで「後ろから警備員さんが」
- 母親から届いた「もち」の仕送り方法が秀逸 まさかの梱包アイデアに「この発想は無かった」と称賛 投稿者にその後を聞いた
- パパに抱っこされている娘→11年後…… 同じ場所&ポーズで撮影した“現在の姿”が「泣ける」「すてき」と反響
- 高校生のときに付き合い始めた2人→10年後…… 現在の姿に「めっちゃキュンってした」「まるで映画の世界」と1000万表示突破
- 大谷翔平の妻・真美子さん、ZARA「8000円ニット」を着用? 「似合ってる」「シンプルで華やか」
- 新幹線で「高級ウイスキー」を注文→“予想外のサイズ”に仰天 「むしろすげえ」「家に飾りたい」 投稿者に感想を聞いた
- 高校生時代に父と撮った写真を、29年後に再現したら……再生数1000万回超えの反響 さらに2年後の現在は、投稿者に話を聞いた
- 散歩中、急にテンションが下がった柴犬→足元を見てみると…… 「そんなことあります?」まさかの原因が860万表示「かわいそうだけどかわいい」
- コメダのテイクアウトで油断して“すさまじい量”になってしまった写真があるある 受け取ったその後はどうなったのか聞いた
- 「やめてくれ」 会社で使った“伝言メモ”にクレーム→“思わず二度見”の実物が200万表示 「頭に入ってこない」
- 「何言ったんだ」 大谷翔平が妻から受けた“まさかの仕打ち”に「世界中で真美子さんだけ」「可愛すぎて草」
- 「絶句」 ユニクロ新作バッグに“色移り”の報告続出…… 運営が謝罪、即販売停止に 「とてもショック」
- 「飼いきれなくなったからタダで持ってきなよ」と言われ飼育放棄された超大型犬を保護→ 1年後の今は…… 飼い主に聞いた
- アレン様、バラエティー番組「相席食堂」制作サイドからのメールに苦言 「偉そうな口調で外して等と連絡してきて、」「二度とオファーしてこないで下さぃませ」
- 「明らかに……」 大谷翔平の妻・真美子さんの“手腕”を米メディアが称賛 「大谷は野球に専念すべき」
- 「やはり……」 MVP受賞の大谷翔平、会見中の“仕草”に心配の声も 「真美子さんの視線」「動かしてない」
- ドクダミを手で抜かず、ハサミで切ると…… 目からウロコの検証結果が435万再生「凄い事が起こった」「逆効果だったとは」
- 「母はパリコレモデルで妹は……」 “日本一のイケメン高校生”グランプリ獲得者の「家族がすごすぎる」と驚がくの声
- 「ごめん母さん。塩20キロ届く」LINEで謝罪 → お母さんからの返信が「最高」「まじで好きw」と話題に
- 「真美子さんさすが」 大谷翔平夫妻がバスケ挑戦→元選手妻の“華麗な腕前”が話題 「尊すぎて鼻血」