個性ありきの「カルドセプト サーガ」はすべてを凌駕する

バンダイナムコゲームスは、トレーディングカード・ボードゲーム「カルドセプト」の最新作をXbox 360にて、2006年夏に発売すると発表した。

» 2006年05月02日 00時00分 公開
[ITmedia]

 大宮ソフトによって生み出されたトレーディングカード・ボードゲーム「カルドセプト」の最新作が4年ぶりにXbox 360で帰ってきた。シリーズ3作目となる本作は、ストーリー部分やビジュアル面などを一新した完全新作であることから「3」(サード)ではなく「カルドセプト サーガ」と銘じられている。

 本作は、グローバルマーケットを視野に置き、全体のビジュアルをリアル頭身&3Dデザインに統一している。また、シナリオ担当に作家・冲方丁氏、キャラクターデザインに獅子猿氏を起用し、マルチエンディングのストーリー、個性的で迫力あるキャラクターで新しい「カルドセプト」の世界を描いている。

主人公の奴隷時代の衣裳
主人公のコロッセウム衣裳
ヒロインのファウスティナ

 収録カードイラストレーションには、過去最大人数の総勢28人のイラストレーターが参加しており、カード数も470種以上と前作「セカンド」を上回るボリュームを誇る。その多くを新規で描き起こし、クリーチャー数も前作から増加した。

 参加イラストレーターの中には、1作目から参加しており、パワードスーツのデザインや、銀河英雄伝説などアニメーション作品におけるメカニックデザインも手がけている日本出版美術家連盟理事の加藤直之氏のほか、セカンドにも参加している「怪獣絵師」の開田裕治氏や、イラスト、マンガ、ゲーム、映画、舞台など、さまざまな業界で活躍中の寺田克也氏が続投。菊池秀行著魔界都市シリーズ装画、栗本薫著グインサーガシリーズ装画などが代表作となる末弥純氏や、「∀ GUNDAM」のキャラクターデザインや「OVERMAN キングゲイナー」のメカデザインなどさまざまな分野で活躍しているあきまん氏などが今回初参加している。



 ゲームシステムとしては、スピーディーなゲーム展開をテーマに、新たなカード能力(即時・呪身・進化・復唱など)が導入されている。また、新たなブック構築論を提案する属性の友好関係をテーマの1つとしていたり、新たなルールも提唱されている。ブックの枚数制限の変更が可能になり、お互いにその場でシャッフル、ランダム配布されたカードをもとに戦う「シールド戦」など、新たなカルドセプトを体現した。

 マップも完全3D化することで、状況により変化するルートを作成することができるようになった。さらには新地形として、モーフィング土地、光のほこら、闇のほこらなどプレイングに影響を及ぼす地形が新設された。


 本作は、Xbox 360ということもあり、Xbox Liveにも対応。見知らぬライバルと対戦することができる。即座に対戦相手を見つけられるクイックマッチや、じっくりルールを選んで対戦相手を決めるカスタムマッチなど、さまざまなマッチングが実現している。また、Xbox Liveの機能を活かし、ランキングやデータのアップロード、そしてダウンロードが可能となっている。

 対戦時にプレーヤーの個性を表現できるように、自駒(自キャラクター)にアバターシステムを導入している。ゲーム条件によって集められるアバターや、マーケットプレイスからダウンロードできるアバターなども存在。また、ブックの表紙も変更できるブックカバーも多数用意されているとのこと。



カルドセプト サーガ
対応機種Xbox 360
メーカーバンダイナムコゲームス
ジャンルトレーディングカード・ボードゲーム
発売日2006年夏
価格未定
プレイ人数1〜4人
対応Xbox LIVE
(C)2006 OmiyaSoft(JAMSWORKS)
(C)2006 NBGI


Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.

昨日の総合アクセスTOP10
  1. /nl/articles/2412/15/news031.jpg ザリガニが約3000匹いた池の水を、全部抜いてみたら…… 思わず腰が抜ける興味深い結果に「本当にすごい」「見ていて爽快」
  2. /nl/articles/2412/14/news019.jpg ズカズカ家に入ってきたぼっちの子猫→妙になれなれしいので、風呂に入れてみると…… 思わず腰を抜かす事態に「たまらんw」「この子は賢い」
  3. /nl/articles/2412/15/news011.jpg 「懐かしい」 ハードオフで“30年前のPC”を購入→Windows 95をインストールしたら“驚きの結果”に!
  4. /nl/articles/2412/16/news107.jpg 「靴下屋」運営のタビオ、SNSアカウント炎上を受け「不適切投稿に関するお詫び」発表 「破れないストッキング」についてのやりとりが発端
  5. /nl/articles/2412/15/news035.jpg 餓死寸前でうなり声を上げていた野犬を保護→“6年後の姿”が大きな話題に! さらに2年後の現在を飼い主に聞いた
  6. /nl/articles/2412/15/news002.jpg 毛糸でフリルをたくさん編んでいくと…… ため息がもれるほどかわいい“まるで天使”なアイテムに「一目惚れしてしまいました」「うちの子に作りたい!」
  7. /nl/articles/2412/10/news133.jpg 「タダでもいいレベル」 ハードオフで1100円で売られていた“まさかのジャンク品”→修理すると…… 執念の復活劇に「すごすぎる」
  8. /nl/articles/2312/15/news032.jpg 放置された池でレアな魚を狙っていた親子に、想定外の事態 目にしたショッキングな光景に悲しむ声が続々
  9. /nl/articles/2412/15/news028.jpg 脱北した女性たちが初めて“日本のお寿司”を食べたら…… 胸がつまる現実に考えさせられる 「泣いてしまった」「心打たれました」
  10. /nl/articles/2412/16/news023.jpg 父「若いころはモテた」→息子は半信半疑だったが…… 当時の“間違いなく大人気の姿”に40万いいね「いい年の取り方」【海外】
先週の総合アクセスTOP10
  1. イモトアヤコ、購入した“圧倒的人気車”が思わぬ勘違いを招く スーパーで「後ろから警備員さんが」
  2. 母親から届いた「もち」の仕送り方法が秀逸 まさかの梱包アイデアに「この発想は無かった」と称賛 投稿者にその後を聞いた
  3. パパに抱っこされている娘→11年後…… 同じ場所&ポーズで撮影した“現在の姿”が「泣ける」「すてき」と反響
  4. 高校生のときに付き合い始めた2人→10年後…… 現在の姿に「めっちゃキュンってした」「まるで映画の世界」と1000万表示突破
  5. 大谷翔平の妻・真美子さん、ZARA「8000円ニット」を着用? 「似合ってる」「シンプルで華やか」
  6. 新幹線で「高級ウイスキー」を注文→“予想外のサイズ”に仰天 「むしろすげえ」「家に飾りたい」 投稿者に感想を聞いた
  7. 高校生時代に父と撮った写真を、29年後に再現したら……再生数1000万回超えの反響 さらに2年後の現在は、投稿者に話を聞いた
  8. 散歩中、急にテンションが下がった柴犬→足元を見てみると…… 「そんなことあります?」まさかの原因が860万表示「かわいそうだけどかわいい」
  9. コメダのテイクアウトで油断して“すさまじい量”になってしまった写真があるある 受け取ったその後はどうなったのか聞いた
  10. 「やめてくれ」 会社で使った“伝言メモ”にクレーム→“思わず二度見”の実物が200万表示 「頭に入ってこない」
先月の総合アクセスTOP10
  1. 「何言ったんだ」 大谷翔平が妻から受けた“まさかの仕打ち”に「世界中で真美子さんだけ」「可愛すぎて草」
  2. 「絶句」 ユニクロ新作バッグに“色移り”の報告続出…… 運営が謝罪、即販売停止に 「とてもショック」
  3. 「飼いきれなくなったからタダで持ってきなよ」と言われ飼育放棄された超大型犬を保護→ 1年後の今は…… 飼い主に聞いた
  4. アレン様、バラエティー番組「相席食堂」制作サイドからのメールに苦言 「偉そうな口調で外して等と連絡してきて、」「二度とオファーしてこないで下さぃませ」
  5. 「明らかに……」 大谷翔平の妻・真美子さんの“手腕”を米メディアが称賛 「大谷は野球に専念すべき」
  6. 「やはり……」 MVP受賞の大谷翔平、会見中の“仕草”に心配の声も 「真美子さんの視線」「動かしてない」
  7. ドクダミを手で抜かず、ハサミで切ると…… 目からウロコの検証結果が435万再生「凄い事が起こった」「逆効果だったとは」
  8. 「母はパリコレモデルで妹は……」 “日本一のイケメン高校生”グランプリ獲得者の「家族がすごすぎる」と驚がくの声
  9. 「ごめん母さん。塩20キロ届く」LINEで謝罪 → お母さんからの返信が「最高」「まじで好きw」と話題に
  10. 「真美子さんさすが」 大谷翔平夫妻がバスケ挑戦→元選手妻の“華麗な腕前”が話題 「尊すぎて鼻血」