「サカつく」のノウハウを生かした育成モードもあり――「ワールド フットボール クライマックス」

アクションサッカーゲームでありながら、サッカー選手育成ゲームの顔も合わせ持つPS2用ソフト「ワールド フットボール クライマックス」。発売まで残り1週間と迫った今回は、収録モードや「サカつくヨーロッパ」との連動要素などを紹介していく。

» 2006年05月24日 22時19分 公開
[ITmedia]
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 2006年6月1日に発売予定のプレイステーション 2用ソフト「ワールド フットボール クライマックス」(以下、WFC)。本作は日本代表や各国代表をはじめ、ヨーロッパ6大リーグに所属する7000人以上の選手たちが実名で登場するアクションサッカーゲームである。

 巧みなフェイントで相手DFをかわすオフェンス側、それを阻止するディフェンス側――試合中にたびたび起こるこうした1対1の攻防を、「1on1」としてゲーム内に導入しているのがWFCの最大の特徴だ。

 “1on1としてゲーム内に導入”とはどういうことか? 本作では、特定の状況下になると、プレーヤーの意思(すなわち入力)で、1on1の状況を任意に作り出すことができるのである。この際、視点も相手マーカーとの間合いが把握しやすいダイナミックなカメラビューになり、通常時の操作よりもドリブルやフェイントのパターンが増える。これにより、さまざまなフェイントやアクションを駆使して局面の勝負を制す、という駆け引きが生まれるわけだ。

photophoto 1on1の状況を作り出した瞬間。これだけだと分かりづらいかもしれないが……
photophotophoto こちらは通常の試合画面。上と比較してみると、その違いは明らかだろう
photo モード選択画面

 モードには、すべてのチームの中から自由にチームを選択して、1試合だけの対戦プレイを行う「EXHIBITION」、リーグ戦やカップ戦などのさまざまな大会をプレイする「COMPETITIONS」、ひとりの選手をエディット作成し、その選手を育成しつつサッカー人生を楽しむ「PLAYER MODE」、フリートレーニングやセットプレイなど、多彩なトレーニングを通じて、プレーヤーのスキルアップを図る「TRAINING」、選手やチームの各種設定をエディットすることができる「EDIT」、ゲームの設定変更、セーブデータの管理などを行う「GAME OPTIONS」の6つを用意。

 中でも選手育成モードとも言えるPLAYER MODEには、人気シリーズである「プロサッカークラブをつくろう!」(以下、サカつく)のノウハウが生かされており、ひとりの選手のサッカー人生を、試合やイベントを通して体験できるなど、ボリュームたっぷりの内容となっている。

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photophotophoto PLAYER MODEスクリーンショット。ポジションや所属リーグの選択、選手のエディットはもちろん、モチベーションやコンディションといった項目があることから、普段の体調管理もプレーヤーが行うようだ

photo データ連動後、試合開始前のメンバー表。サカつくシリーズではおなじみの有名選手がズラリと並ぶ

 なお、本作にはもうひとつの特徴として、先に挙げたサカつくシリーズの最新作「サカつくヨーロッパ」とのデータ連動がある。これはサカつくヨーロッパで育てた選手たちを、プレーヤー自らが操作できるというもの。試合で動く選手たちを、指示を出すことができるとは言え、基本的には見るだけであったクラブの代表や監督的な立場から、実際に操る立場となることで、選手への一層の愛着がわくことは間違いないはずだ。

 サカつくヨーロッパを現在プレイ中で、かつ本作を購入予定だという人は、こちらの連動も意識しながら、発売までの残り1週間を過ごしてみてはいかがだろうか。

ワールド フットボール クライマックス
対応機種プレイステーション 2
メーカーセガ
ジャンルスポーツ(サッカー)
発売日2006年6月1日予定
価格7140円(税込)
(C)SEGA Corporation, 2006
(C)1996 JFA (C)2002 JFA.MAX
adidas, the 3-Bars logo, Roteiro and Teamgeist are registered trade marks of the adidas Group, used with permission.
National League Championship 05/06; First and/or Second Division Product under Official License from the LFP.
Eredivisie's trademark, name and logo appear under license from Eredivisie C.V.
Gouden Gids Divisie's trademark, name and logo appear under license of Cooperatie Eerste Divisie u.a
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