レビュー
» 2006年08月04日 20時50分 公開

FFXI「アトルガンの秘宝」2006年7月バージョンアップ体験記――アルザビ陥落につき「ファイナルファンタジーXI アトルガンの秘宝」(1/2 ページ)

「アトルガンの秘宝」導入後初めての大型バージョンアップが実施された。その内容はアサルトの調整や追加、皇国軍戦績を使ったバトルフィールドの導入などさまざまだが、今回はビシージや新ジョブのアーティファクトなどに関するリポートを、筆者の体験を元にお届けしよう。

[井上雅之,ITmedia]

アルザビ陥落ワールド続出……その理由とは!?

 今回のバージョンアップでは、ビシージにおける全体的な敵の強さの見直しや強力なノートリアスモンスターの追加など、攻めてくる蛮族軍がかなり強化されている。また蛮族軍が出撃準備を始めてから出撃してくるまでの間隔が短くなる(約2時間半→30分に短縮)など、さまざまな調整が行われた。

 今回の調整で、ビシージにおける戦いが厳しくなったのは間違いない。特に蛮族軍が出撃してくるまでの時間が短くなったことにより、ビシージまでにアルザビに集まる冒険者の数は確実に減っている。筆者の所属するワールドでは「アトルガンの秘宝」導入以来、今回のバージョンアップ前までは無敗で魔笛を守ってきていたのだが、バージョンアップ後はすでに2回も魔笛を奪われる事態が発生してしまった。1敗目は緊急メンテナンスと重なり、タイミングが悪かったという理由もあったが、2敗目は完全な敗北だった。アルザビエリアにいた冒険者は約300人で、対戦相手はLv5マムージャ蕃国軍。これまでなら勝てた相手だが、バージョンアップによりパワーアップしている敵軍勢はとても強力で、次々と五蛇将が倒されてしまい、魔笛がある封魔堂の封印が破られてしまった。慌てて封魔堂に駆けつけたものの、そこには魔笛を手に勝ちどきをあげるマムージャの姿が……。

ビシージに追加されたノートリアスモンスターはどれも強力。戦う時は戦闘不能にならないよう注意しよう

 魔笛を奪われてしまうと、アルザビに流れていた音楽が消え、なんともいえないさみしさを実感できる。また、実用的な面でも、サンクションの持続時間が短くなったり、アルザビから移送の幻灯を使ったワープが使用不可になるなど、アトルガンエリアでの冒険が非常に不便になってしまう。筆者のワールドでは冒険者の有志によって、すぐに魔笛が取り戻されたが、魔笛奪還は簡単にできるものではない様子。なるべく魔笛を奪われないためには、ビシージへの冒険者の参加が重要だ。また、いまだ無敗で連続防衛回数を伸ばしている一部のワールドには、ぜひ今後も連勝記録を伸ばすべくがんばってもらいたいところだ。

新ジョブのアーティファクトクエストはとっても個性的!

 「アトルガンの秘宝」で導入された新ジョブ(青魔道士・コルセア・からくり士)で遊ぶ冒険者たちの憧れとなっていた、アーティファクト(以下、AFと省略)がついに実装された。AFとは各ジョブを象徴する装備群であり、すべての部位を装備できるレベル60になると、そのジョブとして一人前だと言われている。AFを取得するためには、それぞれのジョブに用意されているクエストをクリアする必要があるのだが、今回はコルセアのクエストについて紹介していこう。

 コルセアのAFクエストでは、アラパゴ暗礁域に何回か行くことになる。ナシュモから行く場合は「ラミアの牙のカギ」で開く扉を抜ける必要があるため、あらかじめ用意しておくか、カダーバの沼(I-7)にある「???」から入手するといいだろう(ただし???からは、コンクェストの集計期間1回につきひとつしか入手できない)。またアルザビから移送の幻灯を使用して、ドゥブッカ島監視哨やイルルシ環礁監視哨から行く場合は、鍵を用意する必要はない。しかし、今回のバージョンアップで追加された古鏡を守るためのノートリアスモンスターやソウルフレア族など、インビジを見破ってくるモンスターがうろついている場合があるので注意しよう。

 さて、肝心のクエスト内容だが、コルセアのジョブ取得時に出てきた海猫党の面々を中心に話が展開していく。またクエスト内で謎の人物が登場し、この人物と海猫党との絡みのなかで、コルセアの生き様が描かれた、とてもかっこいい話になっている。なお、新ジョブのAFクエスト以外で入手する部位については、特定の素材+アトルガン貨幣と交換で取得することができる。

アラパゴ暗礁域でクエストを受けるときは、コルセアで行く必要がある。ソロで行くには危険な場所なので、パーティを組んで向かうのがオススメだ

 残る2つのジョブである青魔道士とからくり士のAFクエストに関しても軽く触れておこう。

 青魔道士は、ジョブ取得のときと同様に謎の占い師に話しかけることで物語が進行する。その中で、モンスターのフラン族やソウルフレア族と戦うことになるのだが、その生態の謎を知ることができる。青魔道士の物語は、全体的にちょっと暗めな雰囲気であるが、モンスターの力を使うということの心構えや難しさを認識させてくれる内容になっている。

 また、からくり士のAFクエストは、ジョブ取得クエストでおなじみのイルキワラキ(Iruki-Waraki)から展開していく。物語はオートマトンに深く関わるものになっているが、特に各クエスト名“投げ込んだのは貴方じゃないですか”、“キモいから名前で呼ぶな”、“「何もできない」だなんて言わせない”の3つともユニークなのが特徴。サービス開始時からFFXIをプレイしている筆者でも、こんなヘンテコなクエスト名は見たことがない。興味がわいた人は、ぜひともからくり士のレベルを上げてクエストを体験してもらいたい。

皇国軍戦績を使ってバトルフィールドに挑戦しよう!

 今回のバージョンアップでは、皇国軍戦績と引き換えに入手できる「だいじなもの」を使って、バトルフィールド(以下、BF)でのノートリアスモンスター戦に挑戦できるようになった。新たに追加されたBFは大きく分けると、アトルガン戦績2000ポイントで交換できる「皇国軍・白の書」を使ったレベル60制限のBFとアトルガン戦績3000ポイントで交換できる「皇国軍・黒の書」を使ったレベル無制限のBFの2種類になる。さらに白の書・黒の書それぞれに3種類ずつBFがある。このなかで筆者は「皇国軍・黒の書」を使う「オロボンの呪縛」に突入してきた。

 登場する敵は巨大なオロボン族が1体。戦術はよくわかっていなかったので、とりあえず戦闘に入ったのだが、とにかく強い。範囲麻痺+静寂、範囲HP吸収技など強力な特殊技が非常に多く、前衛ジョブ多めの構成で挑んだ1戦目では途中で半壊してしまう場面も。2戦目以降は前衛ジョブの人数を減らし、攻撃の中心を召喚獣に任せることで安定して勝利できるようになったが、ジョブ構成によっては難しいBFという印象だった。

範囲催眠技は後ろを向いていれば食らわない。危なくなったらグラビデなどを使って、距離をあけるのもひとつの手だ

 ちなみに戦利品では、オロボンの肉やブリザドIVのほかに、これまで入手が難しかったベヒーモスの角や龍の爪、クロマ鉄鋼が得られるようになっている。その影響か、これらの素材を使った武器や防具などが競売でも多く流通するようになっているようだ。このほかには、チョコボ育成で使うことになると思われるチョコボの卵などがあった。これらのアイテムが欲しい人は、挑戦してみてはいかがだろうか?

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