生者と死者のメッセンジャーとなり“死”の謎を追え――「Unknown Realms(仮称)」

「GENJI(仮)」に続き、ゲームリパブリックが開発を務めるプレイステーション 3向けタイトルが明らかになった。“死”というテーマがテーマだけに、シリアスな雰囲気が漂う本作。その内容とは?

» 2006年09月08日 13時54分 公開
[ITmedia]

 “死”とは何か?
 死後には何が起きるのか?

 人生の中で、誰もが一度は考えるこの疑問。本作「Unknown Realms(アンノウン レルム、仮称)」は、死後には生と地続きの「異界」が存在したとされる神話伝承をモチーフに、異界と現世界を旅する異界航海(訪問)譚アクション・アドベンチャーだ。

 舞台は現代のヨーロッパ、岬の突端にある辺境の廃村「レムリック」。死者との邂逅を果たせるという民間伝承が残っている、招かれた者しか入れない、また許された者しか去ることもできぬ不思議な村である。

 プレーヤーが操作することになるキャラクターには、やや内気な女学生「エレン」、三流誌のオカルトコーナーを担当する雑誌記者「キーツ」の2人が用意されている。幼少時に死別したはずの母親から届いた、“会いたい”という手紙を元に村へとやって来たエレンと、見知らぬ女性からの、救いを求める奇妙な電話に導かれたキーツ。同じ時、同じ場所へとやって来た2人の主人公は、「現実世界」と「7つの異界」を巡り、異界の者たちと出会い、そして同じ時間軸で物語を繰り広げてゆくこととなる。

photophoto 目的は違えど、同じ時、同じ場所へと足を踏み入れたエレンとキーツ。2人の物語がどのように絡むのかも気になるところ
photo イベントはコミックのようにコマ割りされた画面で見せる演出が採用されているようだ

 なお、7つの異界とは、「妖精界」、「戦争界」、「海底界」、「無限回廊」、「地獄界」などのことを指している。異界にはフォークスと呼ばれるものたちが住んでおり、時に戦い、時に彼らの魂を抜き、己のしもべとして使役しながら、なぜ異界が存在するのか? なぜ現実世界とつながっているのか? といった謎の数々を解き明かしていくことになるわけだ。

photophotophoto (左から)妖精界、戦争界、海底界

photophoto フォークスの魂を抜けば、己のしもべとして使役することも可能。なぜ、そのような力を行使できるのかについては、今後の続報を期待していただきたい
photo 現時点で公開されているフォークスたち

Unknown Realms(仮称)
対応機種プレイステーション 3
制作ゲームリパブリック
発売元ソニー・コンピュータエンタテインメント
ジャンルアクション・アドベンチャー
発売日未定
価格未定
※画面は開発中のものです。
(C)Sony Computer Entertainment Inc.


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