PSP「CODED ARMS」からPS3「CODED ARMS ASSAULT」へFPSの純粋進化――コナミブース東京ゲームショウ2006

コナミデジタルエンタテインメントは東京ゲームショウ2006において、PSPで発売された「コーデッドアームズ」の進化形、PS3版「コーデッドアームズ アサルト」をプレイアブルで出展。プレス対抗戦も行われた。

» 2006年09月23日 04時08分 公開
[加藤亘,ITmedia]

 コナミデジタルエンタテインメントは、24日まで開催している東京ゲームショウにおいてプレイステーション 3用ソフト「CODED ARMS ASSAULT」(コーデッドアームズ アサルト)をプレイアブル出展した。ビジネスデーとなる22日には、プレス対抗最強武装ハッカー決定戦も行われ、その和製FPSの正統進化を見せつけた。

 「CODED ARMS」は2005年にPSP用ソフトとして発売され、その世界観とコナミ初の携帯向けFPSとして注目を集めた。グラフィック、電脳設定、ストーリー、シチュエーション、敵AI、マルチ対戦とすべてがPS3のためにフルパワーアップ。主観視点で闘うシングルプレイモードと、武器のカスタマイズができ、アバターの特殊能力を活かして闘うネットワーク・マルチプレイ対戦モード、そしてネットワークを介して、ハッカー同士協力して進むCOOPモードなど、PS3の特性を存分に使い新たな電脳世界を描いている。

 ちなみに方向キーでアサルトライフルやサブマシンガンなど3種類の武器をセレクトでき、△ボタンでグレネードを放出、○で照準を定め、×でジャンプする。ショットはR1ボタン、R2はリロードといった具合だ。東京ゲームショウバージョンでは“電脳都市”と呼ばれる東京をモチーフにした限定ステージが遊べた。陸橋を中心とした広い道路が戦場となっており、オブジェクトとなるトラックや車両はある程度のダメージで爆散する。狭い路地もあり、階段を昇ると一見わかりづらい狙撃ポイントも存在した。ステージには2カ所体力回復ポイントがあり、取得すると60秒後まで現れない。

ストーリー

ネットワーク空間に巨大な仮想社会が繁栄する未来。

ハッカーたちは自らの脳をコンピュータに直結させネットワーク上にトリップする。

今回のターゲットは日本企業「葦原」の極秘データ。

システムを構成するデータは巨大な街と化し、電脳の迷宮を作り出す。

システムを防御するセキュリティプログラムは電脳の軍隊と化し、ハッカーとの攻防を繰り広げる。

ハッキングという名の戦闘が、いま始まる――。



コナミブースではシングルプレイと対戦プレイを用意

 コナミデジタルエンタテインメントはブース内に特設の「コーデッドアームズ アサルト」コーナーを設け、シングルプレイと対戦プレイが楽しめる試遊台を設置。SCEJブースにも1台シングルプレイが楽しめる試遊台が設けられているものの、断然こちらのほうがすぐそばにいる敵を感じられて臨場感に満ちている。

 今回この特設コーナーを使用し、プレス対抗最強武装ハッカー決定戦が開催された。この対抗戦は、8媒体の代表者が参加し4対4のマルチプレイモードで、キル数とデス数の相殺で優劣をつけるというもの。チーム戦ながら、あくまでも自分以外はライバルといった様相だ。「電脳東京」というどこかで見たことがあるような陸橋を中心とした街中でのステージが戦場となる。

和製FPSでしか楽しめないものを作ったと語る大海靖夫プロデューサー。大海氏は「まだまだ開発は途中の段階で、これからもっとよくなります。発売日については、2007年としか言えないが、頑張っていいものを作ります」と語った
対抗戦にはITmedia +D Gamesも参加するも、それほど練習もできていないことから、あくまでもオリンピック精神「参加することに意義がある」と力を抜いて挑んだ。それがよかったのか、1回戦のキル数は同率の1位……あれ? 勝因は待ち伏せて後ろから撃つ……ですかね
1回戦の調子のよさが裏目に出たのか、2回戦は少し勝手が違う。それでもチーム内ではトップに立つも、キル数で相手チームのファミ通編集部に大敗。結果は2位となった。本作ではこのように全国の猛者たちと勝負することもできるようになる

スクリーンショット


「CODEDARMS ASSAULT」コーデッドアームズ アサルト
対応機種プレイステーション 3
メーカーコナミデジタルエンタテインメント
ジャンルFPS
発売日2007年予定
価格未定
(C)2005 2006 Konami Digital Entertainment Co., Ltd.


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