あらゆる面で“進化”したポケモンの世界は、宝石のようにキラキラとまぶしい:「ポケットモンスター ダイヤモンド・パール」レビュー(1/4 ページ)
ついに「ポケットモンスター ダイヤモンド・パール」が発売された。初代「ポケットモンスター」の登場から今年でちょうど10年。ニンテンドーDSというユニークなハードで発売された最新ポケモンは、10年の歳月を経て、いかなる進化をとげたのだろうか。
ポケットにおさまりきらない、モンスター級の人気シリーズ
ニンテンドーDSに、人気RPG「ポケットモンスター」の最新作が登場した。「ポケットモンスター ダイヤモンド」と「ポケットモンスター パール」2作同時のリリースである。
「ポケットモンスター」シリーズは、1996年にゲームボーイで発売された「ポケットモンスター 赤・緑」を皮切りに「ポケットモンスター 青」「ポケットモンスター ピカチュウ」、「ポケットモンスター 金・銀・クリスタルバージョン」(以上、ゲームボーイ作品)、「ポケットモンスター ルビー・サファイア・エメラルド」、「ポケットモンスター ファイアレッド・リーフグリーン」(以上、ゲームボーイアドバンス作品)と、任天堂の携帯ゲーム機で続編を重ねてきたRPGシリーズだ。
熱心なファンでなくともおそらく説明する必要がないとは思うが、主人公は各地に生息するポケットモンスター、通称ポケモンをつかまえることができるポケモントレーナー。「ポケモンずかん」の完成を目指しながら、各地でさまざまな人やさまざまなできごとに出会うことで、大きな物語が展開していく。もちろんRPGなので、ストーリーには終着点があるし、プレイしつづければやがて「ポケモンずかん」は完成する。しかし、本シリーズの人気に大きく貢献しているのが、物語とはまた別の要素、通信プレイによるポケモンの交換や対戦だ。
初代作品が「ポケットモンスター 赤」、「ポケットモンスター 緑」という2バージョンを用意したことからも分かるように、本シリーズは当初から通信によるコミュニケーションを前提とした作りになっていた。片方のバージョンでは出現しないポケモンがいたり、通信でほかのプレーヤーと交換することで進化するポケモンが存在するという点は、その最たる例だろう。つかまえたポケモンにどんな「わざ」を覚えさせるのか、相手のポケモンとの相性はどうなのか、そういった点も非常にバランスよく練られているため、プレーヤー同士の対戦が熱く、大会も開かれるほどの盛り上がりを見せてきた。
また、1997年から始まったテレビ東京系列のアニメ「ポケットモンスター」も、ゲームとの相乗効果で多くのファンを獲得した。ピカチュウに代表される愛らしいキャラクターが老若男女を問わず広く受け入れられ、とくに子どもたちには絶大な人気を誇っている、というのも、もはや説明するまでもない。
さらに言えば、TVゲーム以外にも「ポケモンカードゲーム」という数多くの人がプレイしているカードゲームもあったり、ぬいぐるみなどの関連グッズや関連イベント、他社との提携キャンペーンなども軒並み盛況。ポケモンのキャラを扱った本編とは異なるジャンルのゲームタイトルも枚挙にいとまがない。「ポケモンミニ」というポケモンのみを取り扱うハードも誕生したほどなのだから、その人気は、まさに“モンスター”級と言っていいだろう。
ニンテンドーDSにおいてもポケモン関連タイトルはズラリと並ぶ。本体同時発売タイトルのレースゲーム「ポケモンダッシュ」、落ちものパズルゲームの「ポケモントローゼ」、チュンソフトとのコラボレーションで生まれた「ポケモン 不思議のダンジョン 青の救助隊」、タッチペンでポケモンをキャプチャする新機軸「ポケモンレンジャー」などが、すでにニンテンドーDSにおいて発売されている。それらのタイトルもポケモンの魅力を活かした楽しい作品に仕上がってはいたが、ファンが待ち望んでいたのは、やはり正統なる「ポケットモンスター」の最新作に違いない。
ファンの熱い期待が高まるなか、ニンテンドーDSならではの新要素をふんだんに盛り込み、ポケモンの歴史に新たな1ページを刻む「ポケットモンスター ダイヤモンド・パール」が、いよいよ発売された。ニンテンドーDSというハードを得たポケモンは何がどう変わり、何がどう変わっていないのか。その基本要素を中心に、お伝えしていこう。
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.
-
「電車の中で見ちゃダメ」「笑ったww」 実家からLINE「子ヤギがすばしっこくて捕まらない」→送られてきた衝撃姿が320万表示!
-
誰も教えてくれなかった“裁縫の裏ワザ”が目からウロコ 200万再生のライフハックに「画期的」と称賛【海外】
-
小1娘、ペンギンの卵を楽しみに育ててみたら…… 期待を裏切る生き物の爆誕に「声出して笑ってしまったw」「反応がめちゃくちゃ可愛い」
-
娘の給食の献立表を見たら…… 正体不明の“謎の料理名”が「これはわからんw」と話題に その意外な正体に納得!
-
プロ野球チップスでまた“不良品”流出 伊藤大海「176m」表記に続き…… カルビー謝罪「深くお詫び」
-
1年半ケージに引きこもっていたシャーシャー猫が、ある夜布団に入ってきて…… 感涙の行動に「まるで別猫」「こんな日が来るなんて」
-
メルカリで300円の紙モノセットを買ってみたら…… 出品者のあたたかな心遣いに「利益は考えていないんでしょうね」「見ててわくわくします」
-
子どもに高級キーボードのパーツを捨てられた → 公式の“先読みしすぎた対応”が話題「そういうこともあろうかと」
-
巨大深海魚のぶっとい毒針に刺され5時間後、体がとんでもないことに…… 衝撃の経過報告に「死なないで」
-
ダイソー「マルチ万能ほうき」が家事ラクの救世主 名前負け知らずの便利さに「これやばっ!!」「220円に驚き」の声
- 小1娘、ペンギンの卵を楽しみに育ててみたら…… 期待を裏切る生き物の爆誕に「声出して笑ってしまったw」「反応がめちゃくちゃ可愛い」
- 富山県警のX投稿に登場の女性白バイ隊員に過去一注目集まる「可愛い過ぎて、取締り情報が入ってこない」
- 2カ月赤ちゃん、おばあちゃんに少々強引な寝かしつけをされると…… コントのようなオチに「爆笑!」「可愛すぎて無事昇天」
- 異世界転生したローソン出現 ラスボスに挑む前のショップみたいで「合成かと思った」「日本にあるんだ」
- 【今日の計算】「8+9÷3−5」を計算せよ
- 21歳の無名アイドル、ビジュアル拡散で「あの頃の橋本環奈すぎる」とSNS騒然 「実物の方が可愛い」「見つかっちゃったなー」の声も
- 1歳赤ちゃん、寝る時間に現れないと思ったら…… 思わぬお仲間連れとご紹介が「めっちゃくちゃ可愛い」と220万再生
- 業務スーパーで買ったアサリに豆乳を与えて育てたら…… 数日後の摩訶不思議な変化に「面白い」「ちゃんと豆乳を食べてた?」
- 祖母から継いだ築80年の古家で「謎の箱」を発見→開けてみると…… 驚きの中身に「うわー!スゴッ」「かなり高価だと思いますよ!」
- 「ゆるキャン△」のイメージビジュアルそのまま? 工事の看板イラストが登場キャラにしか見えない 工事担当者「狙いました」
- フワちゃん、弟の結婚式で卑劣な行為に「席次見て名前覚えたからな」 めでたい場でのひんしゅく行為に「プライベート守ろうよ!」の声
- 親が「絶対たぬき」「賭けてもいい」と言い張る動物を、保護して育ててみた結果…… 驚愕の正体が230万表示「こんなん噴くわ!」
- 水道検針員から直筆の手紙、驚き確認すると…… メーターボックスで起きた珍事が300万再生「これはびっくり」「生命の逞しさ」
- フワちゃん、収録中に見えてはいけない“部位”が映る まさかの露出に「拡大しちゃったじゃん」「またか」の声
- スーパーで売れ残っていた半額のカニを水槽に入れてみたら…… 220万再生された涙の結末に「切なくなった」「凄く感動」
- 桐朋高等学校、78期卒業生の答辞に賛辞やまず 「只者ではない」「感動のあまり泣いて10回読み直した」
- 「これは悲劇」 ヤマザキ“春のパンまつり”シールを集めていたはずなのに…… 途中で気づいたまさかの現実
- 「ふざけんな」 宿泊施設に「キャンセル料金を払わなくする方法」が物議 宿泊施設「大目に見てきたが厳格化する」
- がん闘病中の見栄晴、20回以上の放射線治療を受け変化が…… 「痛がゆくなって来ました」
- 食べ終わったパイナップルの葉を土に植えたら…… 3年半後、目を疑う結果に「もう、ただただ感動です」「ちょっと泣きそう」