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» 2006年11月15日 18時00分 公開

10年後はクラブ経営者に!?――「サカつく5」イメージキャラクター三浦知良選手

セガは、プレイステーション 2用ソフト「J.LEAGUE プロサッカークラブをつくろう!5」のプロモーションキャラクターに、横浜FCの三浦知良選手を起用。本日11月15日三浦選手を取材することができたので、その模様をお伝えする。驚きの発言も飛び出した。

[塙恵子,ITmedia]
photo 「サカつく5」プロデューサー大橋修氏

 スポーツ育成シミュレーション「J.LEAGUE プロサッカークラブをつくろう!」(以下、「サカつく」)シリーズの最新作として、2007年2月1日にプレイステーション 2用ソフト「J.LEAGUE プロサッカークラブをつくろう!5」(以下、「サカつく5」)が発売となる。

 Jリーグ版としては、約3年ぶりの登場となる本作のイメージキャラクターに起用されたのは、“KING KAZU”こと三浦知良選手だ。Jリーグが発足して約14年、サカつくの第1作目が登場して10年目に突入。サカつくのプロデューサーである大橋氏は、「前作のロベルト・バッチオ氏、アーセン・ベンゲル氏といった、人気キャラクターに負けない、そしてJリーグを象徴する人と考えるとカズさんしかいないんじゃないか」と三浦選手を起用した理由について明かし、また「個人的にも大ファンなので、一緒に仕事ができて光栄に思う」と感想を述べた。

いよいよ“KING KAZU”登場

photo ゲーム内で監督になるプレーヤーに、「プレイスタイルというよりも、ずっと試合に出してほしい。全試合90分間、出場したい」とアピール

 三浦選手の登場に会場が一瞬どよめく。そんな中、作品についてや、クラブチームについてなどフランクにお答えいただいた。

 プロモーションキャラクターとして臨んだCF撮影は、とても難しかったようで、「ゲームをやっているようになど、リアルさを要求されたりして。あまり演技をしたことがないので、表情をつくったりセリフを言ったりすることが、大変でした」と苦労話を明かす。

 ゲームはあまりプレイしたことがないという三浦選手だが、「僕はブラジルのクラブチームで育ったこともあって、地元クラブを大切にする意識が強いんです。そういう意味で(サカつく5に)面白みを感じました。でもゲームのように、自分自身で自由にサッカークラブを作れるとしたらと考えると、難しくて……。結局結論はでませんでした」と話す。続けて実際にクラブ経営はしてみたいかという質問に対しては「やってみたいですね」と即答。その後すぐに「まー、あと10年は現役を続けるつもりなんで(笑)。その後かな」といって会場を驚かせる場面もあった。

photo CF撮影風景

 一緒にプレイしたい人は?と聞かれると、「国内、海外問わず、活躍している人とプレイしてみたいですね。でもきーちゃんともやってみたいな」とこっそり会場に来ていた元日本代表の北澤豪さんに投げかける。

 三浦選手は目標とするチームづくりについても触れた。「(イタリア・セリエBのユベントス対ナポリ戦を例に挙げて)2部リーグにもかかわらず、7万人の観客が集まる。そんな風に地域に根付いたチームが理想的ですね」。Jリーグについては、きちんと組織的に運営されていると評価する三浦選手だが、「Jリーグだけではなく、アジア内で注目されるクラブになるためのシステムが必要ではないか」と指摘した。

 最後に「横浜FCのJ1昇格に向け、あと4試合全力を尽くします。みなさんにはゲームを通じてサッカーを楽しんでほしい」とコメントを残してくれた。今後の予定としては、三浦選手が出演するCFが2007年1月より放映、同年2月1日いよいよ「さかつく5」が発売となる。いつの日か三浦選手がクラブチームの経営者になることを期待しつつ、まずはさかつく5で経営者の気分を味わってみたい。

photo 昇格争いを経験するのは実は今回初めてとのこと。「J1昇格はチームの目標であり、夢。でも特別過剰な緊張はありません」と三浦選手

タイトルJ.LEAGUE プロサッカークラブをつくろう!5
対応機種プレイステーション 2
メーカーセガ
ジャンルスポーツ育成シミュレーション
プレイ人数1〜2人
CERO表記A(全年齢対象)
発売日2007年2月1日
価格7329円(税込)
(C) SEGA
(C) 1996 JFA (C) 2002 JFA.MAX LICENSED BY J.LEAGUE
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