エンディングは総勢18人で歌う新曲に――「サクラ大戦〜君あるがため〜」トークショウ:東京ゲームショウ2007
セガブースで帝都花組から真宮寺さくら役の横山智佐さん、巴里花組からエリカ・フォンティーヌ役の日高のり子さん、紐育星組からジェミニ・サンライズ役の小林沙苗さんを迎えてのトークショウが実施。その模様をお伝えする。
東京ゲームショウ2007のセガブースでは、2008年春に発売予定のニンテンドーDS用ソフト「ドラマチックダンジョン サクラ大戦〜君あるがため〜」(以下、サクラ大戦〜君あるがため〜)のステージが開催。帝都花組から真宮寺さくら役の横山智佐さん、巴里花組からエリカ・フォンティーヌ役の日高のり子さん、紐育星組からジェミニ・サンライズ役の小林沙苗さんを迎えてのトークショウが行われた。
まずは横山さんが「私たちは声を当てるのが仕事ですが、それよりも前に歌を歌ってくださいと言われたのがサクラ大戦です。緊張感の中から始まったことを覚えています。気合を入れて勇ましく歌っていたら“真宮寺さくらは大和撫子なので、もう少し柔らかい感じにしてください”と言われました」と当時を振り返れば、日高さんも「私も歌から収録したので、まさかエリカがあんなに天然ボケだとは思いませんでした。これまでも戦う役は演じてきたので、その集大成をサクラ大戦にぶつけようと臨んだのですが……ただ、格好いい『御旗のもとに』の後に『おはようボンジュール』を歌ったので、何かが違うとは感じていました」と続く。
小林さんは「サクラ大戦V EPISODE 0 〜荒野のサムライ娘〜」があったため、先に音声を収録。「サクラ大戦シリーズをプレイしたことがなかったので、ほとんど何も分からずに、自分なりの解釈でジェミニの凛々しい感じやエネルギッシュなところを出していこうと演じました。サクラ大戦V EPISODE 0にはさくらとエリカも出演していますが、プレイして実際にそれを見た時にヤバいなと思いました。2人とも本当にヒロインという感じで、ジェミニも成長しなければならない、すごく大きなものを宿題とされているなと感じたんです」との思い出を語ってくれた。
今回のイベントでは、事前にファンから質問を募集。“一番印象に残っているセリフは?”との質問には、「多くの方に評判がよかったのは、ヤキモチを焼くセリフなのですが、私は“帝国華撃団花組、真宮寺さくらです”という自己紹介が気に入っていて、着ボイスとしても普段から使っています」(横山さん)、「セリフというか歌になりますが、おはようボンジュールですかね。歌う人によっては何でもないあの歌を、あれだけ楽しそうに歌えたということと、聞いた人に明るい気持ちになってもらえるので」(日高さん)、「“ジェミニ・サンライズ、参上つかまつり〜”というセリフです。“つかまつる”の間違いじゃないのと言われるんですが、この辺にジェミニらしさがあふれているというか、すごく気に入っています」と答えてくれた。
ちなみに3人はすでにサクラ大戦〜君あるがため〜をプレイしているそうで、その感想も語ってくれた。「普段はシューティングゲームを主にプレイしているので、ダンジョンRPGはあまりプレイしたことがありませんでした。根がビビりなもので、普通にハラハラドキドキしながら遊びました。相変わらず(神崎)すみれと(桐島)カンナはケンカをしますし、おなじみの上野公園や銀座の街も出てきます。ダンジョンRPGになったといっても、サクラ大戦であることに変わりはありません」(横山さん)、「大神さんが3人のキャラクターを引き連れていくことができます。武道館ライブに引き続き3華撃団が集結しているので、チビっ子チームを引き連れていくもよし、暴力チームを連れていくもよしです。もちろんヒロイン3人を連れていくこともできます。総勢18名なのですごいですよ」(日高さん)、「私はあまりゲームが得意ではないのですが、すごく遊びやすかったです。説明も分かりやすくて、楽しくプレイできました」(小林さん)
ここでは日高さんが「武道館ライブでヒロイン3人はイっちゃてるチームと名付けられたのですが、その後にすみれに対して言った“イっちゃってませんか?”は、どうしても納得がいかなかった私によるアドリブです。ただこれが会場からも出演者からも大ウケで、それは絶対にそうだろう的な反応を得たのはうれしかったです」との裏話を披露。爆笑を誘っていた。
最後にはサプライズとして、エンディング曲が18人そろって歌う新曲になることも発表された。横山さんは「声が聞き分けられるのか心配」と話していたが、日高さん曰く「愛があれば聞き分けられる」とのこと。サクラ大戦〜君あるがため〜の発売は2008年春とまだ先の話となるが、ファンにはまたひとつ楽しみが増えたと言えるだろう。
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