脱いだ! 斬った! 踏んだ! 彩先生のアブナイ授業?――「お姉チャンバラRevolution」

2月7日に発売を予定しているWii用アクション「お姉チャンバラRevolution」が、ディースリー・パブリッシャーより発売される。今日は彩先生に、正しいゾンビの倒し方を色気たっぷりにご教授いただこう。

» 2008年01月17日 17時25分 公開
[加藤亘,ITmedia]
今日の講師は彩先生(Erinaさん)。ゾンビの正しい倒し方を、艶っぽく教えてくれる

 起立っ! 礼! 着席! みんなが大好きなお姉ちゃん“彩”先生が、今日はゾンビの正しい倒し方を教えてくれる。思い起こせば、昨年の東京ゲームショウでのこと。露出度の高いお姉ちゃんが、ディースリー・パブリッシャーブースのステージに登場し、行き交う来場者を悩殺していたのが昨日のことのようだ。

 お姉ちゃんにふんしたのはErinaさん。グラビアにドラマにと活躍している女優である。本日は彩となり、「お姉チャンバラRevolution」の啓もう活動の一環として、助手のゾンビさんと編集部に訪問しに来たというわけだ。

 「お姉チャンバラRevolution」は、寄せ来るゾンビの群れをWiiリモコンを使用して、バッサバッサと切りまくる爽快&快感グロテスクアクションの最新作。「忌血」の宿命に翻弄される彩と咲姉妹を中心に、さまざまな人々の思惑がからみあっていくストーリーが描かれる。操作はWiiリモコンを使用することで、より直感的になったものの、攻撃のスタイルの切り替えや、連続(コンボ)攻撃、特殊攻撃などで、単純で飽きがくるアクションとなることを避けている。

 「忌血」の力が解放されての暴走状態はもちろんのこと、シリーズおなじみの回避アクションの進化形「見切り」も健在だ。見切りが成功するとその間、周囲がスローモーション状態となり、敵の攻撃をかわすことが可能。この時に素早く攻撃を繰り出すことで、強力なカウンター攻撃が発動する必殺アクションにもつながる。


 さて、今回彩先生に教わるのは、「ゾンビの正しい倒し方」。残念ながら、いつ何時ゾンビに襲われるともしれない世知辛い世の中を我々は生きている。通勤通学途中やレジャー、旅行中など、ゾンビに襲撃される危険はいつも隣り合わせだ。もしかしたら就寝時に窓ガラスをたたかれるなんてこともあるかもしれない。いざ襲われた時に慌てていては、すぐにゾンビに食いちぎられてしまう。そうなってから後悔しても遅い。そこで、日ごろからゾンビと真剣に向き合って来られたゾンビ退治の権威、彩先生にご教授いただこうという趣旨だ。

 まず彩先生が用意するのは、どの家庭にもある日本刀。彩先生は愛用の刀を取り出した。そして、正しい戦闘服として露出度の高い水着をオススメする。ゾンビと対する時、つい着込んでしまい、身構えてしまうのは素人さんの考えなのだとか。というのも、肌を露出することでゾンビの血を全身にあびることができ、忌血を発動させるのに都合がいいというのだ。第一、動きやすいとも。

 また、武器が銃ではなく刀なのも、生命力が底抜けにあるゾンビたちに1、2発撃ったところで、動きは止まらないのだそうだ。刀でバラバラにして動きを封じるのが基本とうそぶく。なるほど目からウロコだ。新作の彩先生は2刀流も披露し、状況によって使い分けるという芸当も見せてくれる。

 では、打撃はどうなのだろうか? 妹の咲さんは、基本長刀を使用しているものの、撲殺も得意としている。彩さんにそこのところを聞いてみると、複雑な表情をして言葉を濁すだけだった……。痛覚がないと言われるゾンビに対して、打撃がはたして有効かどうかは分からないが、インパクトが強すぎると、そもそも肉体組織ごと破壊すると考えれば、これほど恐ろしい攻撃はないと想像できる。

Lesson 1:ゾンビが前からやってきた

 さて、ここで実践に移ることにしよう。まず、前からの攻撃についてレクチャー。ゾンビ君が前からやって来たと仮定すると、ここは真っ正面から斬撃を食らわすという選択を推奨する彩先生。彩先生によると体力に余裕がある限りは、基本根絶やしが良策と語る。逃げても得点にならないからだ。もちろん、体力と時間的に余裕がない場合は、その限りではない。

 攻撃方法は簡単。まず刀を抜き、切る。もしくは刺す。当然ながら、本当にゾンビかどうかは事前に確認を怠らないように。ゾンビと確認し切り刻んだ後は、床にはいつくばるゾンビにヒールを効かせて踏みつけることを忘れてはならない。この行為は、優越感を得るためと誤解されがちだが、さにあらず。いわば剣道でいうところの“残心”であり、礼儀のようなものだ。そのへん、彩先生は丹念に踏んでいく。「S」はサービスの「S」と言ったとか言わなかったとか。

前から来たらまず確認→切る
突いてもいいね
そんでとがったヒールで踏みつける

Lesson 2:ゾンビが後ろから攻撃してきた

 うっかりゾンビに、後ろへと回り込まれた場合はどうだろうか? 急を要するため、まず相手の動きを止める必要がある。刀を抜く時間がない場合は、鞘のままでかまわないので一発みぞおちにキメるのが効果的と彩先生。刀を持っていない時などは、足を踏んだり、頭突きをしたなどしてひるませるのが常とう手段とのこと。

 とりあえずよろけたゾンビに、彩先生は振り向きざまにひじ鉄を食らわした。ゾンビがたまらず卒倒したところを、やっぱりとがったヒールを腰あたりに食い込ませることを忘れない。

みぞおちに一発
エルボーでもう一発
当然、最後は踏みしめる

Lesson 3:急に出てきた、あらどうしましょう

 角を曲がったらゾンビがいた。こんな時ありませんか? ゾンビが遅刻ぎみのパンをくわえた美少女なら、わざとでもぶつかって、何かのフラグを立てるものですが、ゾンビは御免被りたい。人間急に襲われると、その場で委縮してしまうもの。そこからすぐに攻撃に移れるのは、ある程度の慣れが必要だ。

 そこで彩先生はというと……はい、踏んでます。流れ的には「出現」→「踏む」という、早業を披露。要は気迫ということだろうか? 若干、ゾンビもうれしそうに見える。ここまでくると、わざと踏まれにくるゾンビも出てくるかもしれない。ゲームでは、彩にまとわりつくようにさまざまなゾンビや異形の生物が襲撃してくる。彩先生のように、ざひとも華麗にはいつくばらせていただきたい。

あ、飛び出してきた! 危ない! でも大丈夫
踏むから。しかし、なんか気持ちよさそう。ゾンビのくせに生意気な!
これで明日ゾンビに出会っても大丈夫!(じゃないと思う)


 こんな艶っぽい彩先生が、バッサバッサとゾンビを気持ちよく切り刻めるのも、プレイヤーの腕にかかっている。ぜひともゲームでお姉ちゃんの勇姿を拝みつつ、華麗な技を繰り出してもらいたい。そんなわけで今日の講義は終了。起立! 礼! ありがとうございました〜! 着席っ!

踏みつけられるのも順番!

 こうして先生は、ゾンビ君を引き連れて次なる啓もう活動の地へ、おもむくのであった。なお、ちょいちょいこういう取材になると出てくる土下座が板についたE記者は、取材後「記念にひと踏み!」とワケの分からないお願いを申し出、念願かなってお姉ちゃん(Erenaさん)に踏みつけてもらっていた。ゾンビでなくとも、いや、ゾンビですらその魅力にひれ伏すということだろう。気持ちいいの?


※当然ですが、フィクションです。実際、日本で届け出なしに刀を持って歩いていると、銃刀法違反で捕まります。また、ゾンビはもしかしたらいるかもしれませんが、現時点で日本で確認されておりませんので、やたらめったらと「ゾンビ」と決めつけて攻撃しないようにしましょう。
「お姉チャンバラRevolution」
対応機種Wii
ジャンルアクション
発売予定日2008年2月7日
価格(税込)5800円
プレイ人数1〜2人(2人同時プレイ可能)
CEROD(17歳以上対象)
(C)2008 TAMSOFT (C)2008 D3 PUBLISHER

Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.

昨日の総合アクセスTOP10
  1. /nl/articles/2411/16/news007.jpg まるで星空……!! ダイソーの糸を組み合わせ、ひたすら編む→完成したウットリするほど美しい模様に「キュンキュンきます」「夜雪にも見える」
  2. /nl/articles/2411/16/news013.jpg 自宅のウッドデッキに住み着いた野良の子猫→小屋&トイレをプレゼントしたら…… ほほ笑ましい光景に「やさしい世界」「泣きそう」の声
  3. /nl/articles/2411/15/news016.jpg 「飼いきれなくなったからタダで持ってきなよ」と言われ飼育放棄された超大型犬を保護→ 1年後の今は…… 飼い主に聞いた
  4. /nl/articles/2411/17/news066.jpg 「ヤバすぎwwww」 ハードオフに1万8700円で売っていた“衝撃の商品”が690万表示 「とんでもねぇもん見つけた」
  5. /nl/articles/2411/16/news014.jpg 330円で買ったジャンクのファミコンをよく見ると……!? まさかのレアものにゲームファン興奮「押すと戻らないやつだ」
  6. /nl/articles/2411/14/news014.jpg ドクダミを手で抜かず、ハサミで切ると…… 目からウロコの検証結果が435万再生「凄い事が起こった」「逆効果だったとは」
  7. /nl/articles/2411/11/news056.jpg 大量のハギレを正方形にカット→つなげていくと…… “ちょっとした工夫”で便利アイテムに大変身! 「どんな小さな布も生き返る」
  8. /nl/articles/2411/17/news038.jpg 58歳でトレーニングを始めたおばあちゃん→10年後…… まさかまさかの現在に「オーマイガー!!!」「これはAIですか?」【海外】
  9. /nl/articles/2411/17/news039.jpg 母犬に捨てられ山から転げ落ちてきた野良子犬、驚異の成長をみせ話題に 保護から6年後の“現在”は……飼い主に話を聞いた
  10. /nl/articles/2411/17/news004.jpg 「水曜どうでしょう」“伝説のシーン”そっくりな光景にネット騒然 「ダメだ笑っちゃう」「なまら怖い」
先週の総合アクセスTOP10
  1. アレン様、バラエティー番組「相席食堂」制作サイドからのメールに苦言 「偉そうな口調で外して等と連絡してきて、」「二度とオファーしてこないで下さぃませ」
  2. 「母はパリコレモデルで妹は……」 “日本一のイケメン高校生”グランプリ獲得者の「家族がすごすぎる」と驚がくの声
  3. 「何言ったんだ」 大谷翔平が妻から受けた“まさかの仕打ち”に「世界中で真美子さんだけ」「可愛すぎて草」
  4. 「真美子さんさすが」 大谷翔平夫妻がバスケ挑戦→元選手妻の“華麗な腕前”が話題 「尊すぎて鼻血」
  5. イモト、突然「今日まさかの納車です」と“圧倒的人気車”を購入 こだわりのオプションも披露し光岡自動車からの乗り換えを明かす
  6. 「この動画お蔵かも」 親子デートの辻希美、“食事中のマナー”に集中砲火で猛省……16歳長女が説教「自分がやられたらどう思うか」
  7. 老けて見える25歳男性を評判の理容師がカットしたら…… 別人級の変身と若返りが3700万再生「ベストオブベストの変貌」「めちゃハンサム」【米】
  8. 「ガチでレア品」 祖父が所持するSuica、ペンギンの向きをよく見ると……? 懐かしくて貴重な1枚に「すげえええ」「鉄道好きなら超欲しい」と興奮の声
  9. 「デコピンの写真ください」→ドジャースが無言の“神対応” 「真美子さんに抱っこされてる」「かわいすぎ」
  10. 「天才」 グレーとホワイトの毛糸をひたすら編んでいくと…… でっかいあのキャラクター完成に「すごい」「編み図をシェアして」【海外】
先月の総合アクセスTOP10
  1. 50年前に撮った祖母の写真を、孫の写真と並べてみたら…… 面影が重なる美ぼうが「やばい」と640万再生 大バズリした投稿者に話を聞いた
  2. 「食中毒出すつもりか」 人気ラーメン店の代表が“スシローコラボ”に激怒 “チャーシュー生焼け疑惑”で苦言 運営元に話を聞いた
  3. フォロワー20万人超の32歳インフルエンサー、逝去数日前に配信番組“急きょ終了” 共演者は「今何も話せないという状態」「苦しい」
  4. 「顔が違う??」 伊藤英明、見た目が激変した近影に「どうした眉毛」「誰かとおもた…眉毛って大事」とネット仰天
  5. 「ごめん母さん。塩20キロ届く」LINEで謝罪 → お母さんからの返信が「最高」「まじで好きw」と話題に
  6. 星型に切った冷えピタを水に漬けたら…… 思ったのと違う“なにこれな物体”に「最初っから最後まで思い通りにならない満足感」「全部グダグダ」
  7. 「泣いても泣いても涙が」 北斗晶、“家族の死”を報告 「別れの日がこんなに急に来るなんて」
  8. ジャングルと化した廃墟を、14日間ひたすら草刈りした結果…… 現した“本当の姿”に「すごすぎてビックリ」「素晴らしい」
  9. 母親は俳優で「朝ドラのヒロイン」 “24歳の息子”がアイドルとして活躍中 「強い遺伝子を受け継いだ……」と注目集める
  10. 「幻の個体」と言われ、1匹1万円で購入した観賞魚が半年後…… 笑っちゃうほどの変化に反響→現在どうなったか飼い主に聞いた