伝説のクソゲー「頭脳戦艦ガル」:ゲイムマンの「レトロゲームが大好きだ」(1/2 ページ)
連載第58回は、「頭脳戦艦ガル」(デービーソフト)。あの、みうらじゅんさんも“一番”と評した伝説のクソゲーですが、実際にプレイしてみると、新たな発見があったりなかったりするものです。
ファミコン初のRPG?
前回「ハイドライド・スペシャル」を、“ファミコン初のRPG”と書いたが、それに対してこんなメールをいただきました。
「FC初のRPGは頭脳戦艦ガルですよ。というわけで、次回はコレでお願いします」(ナカヤマさん)
確認してみたら、確かに「頭脳戦艦ガル」の発売日は1985年12月14日。1986年3月18日発売の「ハイドライド・スペシャル」より早い。
メーカーは、「FLAPPY」というパズルゲームで有名だったデービーソフト。かつてはハドソンとともに、札幌に存在するソフトハウスとして知られていた。
デービーソフトでは、「頭脳戦艦ガル」を“スクロール・ロールプレイングゲーム”と称していた。パッケージにもROMカセットにも説明書にも、デカデカと「SCROLL RPG」の文字が躍っている。パッケージの側面にも「スクロール・ロールプレイングゲーム」。背面には「衝撃のスクロールRPG」。くどいくらいにこの言葉をおしているのだ。
しかしさっきのメールには続きが。
「『これのどこがRPGやねん』っていうツッコミを期待します」
そう、このゲーム、どこからどう見ても、縦スクロールのシューティングゲームなのだ。
操作するのはジスタス-21という宇宙戦闘機。Aボタンでミサイルを発射、Bボタンで斜めにミサイルを発射(パワーアップ時)。地底、コア、宇宙とワープを繰り返して、宇宙空間制御装置「ドラッグ」を破壊するのが目的だ。
敵を撃っていくとジスタス-21がパワーアップし、Aボタン押しっぱなしでミサイルが連射されるようになる。さらに敵を倒すとミサイルの威力が上がり、遂には斜めにミサイルが撃てるようになる。RPGらしい点といえば、このパワーアップくらいか。
もっとも、この斜めミサイルが異様に使いづらい。Bボタンを単独で押さないと出てこないのだ。つまり、まっすぐ前へのミサイルと斜めミサイルが同時に撃てない。実質、前へのミサイルの威力が上がったところで、パワーアップは終わりと考えていい。
ちなみにパワーアップしていると、ミスしても残機は減らず、1段階のパワーダウンだけで済む。
100パーツを集める苦行の旅
10年ほど前、「仰天 B級ゲームの逆襲」(レトロゲーム研究会編、二見書房)という本に載っていた、みうらじゅんさんへのインタビュー記事を読んだことがある。
これによると、“クソゲー”という言葉を考案して世に広めたみうらさんが、一番クソだと思ったゲームがこの「頭脳戦艦ガル」だという。コース上のパーツを100集めるのが目的なのに、各ステージが難しくて先へ進めない上、進んだとしてもグラフィックが全然変わらない、というのがその理由。
さて「頭脳戦艦ガル」のエリア(ステージ)数は、地底12面、コア8面、宇宙10面の計30面。1つ1つのエリアは比較的短く、所要時間は1エリアあたり1分ちょっとくらい。
しかし、最後のエリア30をクリアしても、宇宙空間制御装置「ドラッグ」は出てこない。各エリアに1個ずつある「パーツ」を100個集めてからエリア30をクリアしないと、出現しないのだ。
エリアの数は30。しかも最初の地底12エリアでは、各エリアの最後に「インターチェンジ」とよばれる分岐が現れ、どちらのルートに入るかによって次に来るエリアが変わる。一度のプレイで12エリア全部を通ることはできないため、エリア30までに通るエリアは30より少なくなる。
パーツ10個に相当する隠れキャラもあるが、それを取ったとしてもパーツを100個集めるためには、エリア1からエリア30まで、最低3周はしなければならない。
で、みうらさんの記事にもあったとおり、先のエリアに進んでも変化がない。背景が地底、コア、宇宙の3種類しかないのに、エリア数が30もあって、クリアには3周か4周必要。長すぎる。
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.
食パンの留め具、捨てないで! ペタっと貼るだけで…… 目からウロコの“活用法”が100万再生「天才」「絶対試す」【海外】
築53年家賃4万円・何てことない団地のドアを開けると…… まさかの空間出現に驚きの声「素敵」「ここまでお洒落に」
自販機に“1000円”を入れたら……? 出てきた“とんでもないお釣り”にお口あんぐり「こんなん初めて見た」
「久々の大ヒット」 ワークマンの暑さ対策最強“2900円アウター”に絶賛の声 「マジで涼しい」「夏はこのウェア一択」
園遊会のお土産「1個800円超えの和菓子」が話題に ほどよい甘さが特徴【天皇皇后両陛下主催】
「え?」「マジか」 サイゼリヤ、“人気メニュー”の消滅に悲しみの声 「安泰だとおもってたのに」
マクドナルド、突然“最強のアイテム”を発表→いきなりの凶行に「なんでそういうことするんw」「欲しすぎる」 “元祖”も反応
先祖の残した箱を開けたら“謎の絵”が出てきて…… 不明な正体に「教えてツイッターランドの人」→「激アツ」「なんか既視感」と890万表示
「もはや別物」 人気ブランドの“復刻アパレル”が話題も…… 「全然違う」「なんで」複雑な受け止め広がる
ティッシュの空箱に、クリアファイルを貼るだけで→この発想はなかった! 便利でかわいいアイテムに反響
- 「成長したらそのうち襲ってくる」と言われたワニ、16年後……→ 280万回再生を突破した驚きの姿に「初めて見た」の声
- 【大阪万博】皇后さま、帽子から靴までブルーとピンク 天皇陛下のネクタイと“連日おそろいコーデ”
- 飲み終えた“コーヒーかす”→捨てずに石と混ぜると、1カ月後…… 「感動」目からウロコの裏ワザに「やってみよう」
- 人里離れた山にカメラを設置→1週間後…… 「なんで?」映っていた“意外すぎる住人”に「笑った」「実在していたのか!」
- 親が「絶対たぬき」「賭けてもいい」と言い張る動物を、保護して育ててみた結果…… 驚愕の正体が230万表示「こんなん噴くわ!」
- 「ウソだ…」「言葉が出ない」 幼少期から絵を描き続けた少年→15年後…… 大人になって描いた絵が100万再生【海外】
- 湘南の砂浜に打ちあがった“超危険生物”を飼育したら…… 貴重な姿に「初めて見ました」「かっこいい」と大反響→2年後の現在について話を聞いた
- 親が「絶対たぬき」「賭けてもいい」と言い張る動物を、保護して育ててみた結果…… 驚愕の正体が230万表示「こんなん噴くわ!」話題になった飼い主に聞いた
- 万博「ミャクミャク」記念500円硬貨、金融機関での「品切れ」&高額転売相次ぐ…… 5倍以上の金額で出品される事態に
- マクドナルド、次回ハッピーセットコラボに「争奪戦すごそう」 品切れや転売の懸念も「1個でいいから欲しい」「たくさん作って」
- 【べらぼう】“問題のシーン”、「子供に見せられない」 身体張った27歳俳優へ「演技やばくない?」
- 「恩師ビックリするやろなぁ」 中学3年で付き合い始めた“同級生カップル”が10年後…… まさかの現在に反響
- 「本当に迷惑」 宅急便の「不在連絡票」と酷似のチラシが物議…… ヤマト運輸「配布中止申し入れ」
- 「うそでしょ!?」 東京ディズニーランド、“老舗”レストランの閉店を発表 「とうとう来てしまったか」「いやだああああ」と悲しみの声
- 雑草ボーボーの運動場に“180羽のニワトリ”を放ったら…… 次の日、まさかの光景に「感動しました」「すごい食欲」
- 40歳・女性YouTuber「18年間、脇毛を処理していない」→“処理しない理由”語る 「脇のみならず……」
- コメダ珈琲店で朝、ミックスサンドとコーヒーを頼んだら…… “とんでもない事態”に爆笑「恐るべし」「コントみたい」
- 息子の小学校卒業で腕を組んだ34歳母→中学校で反抗期を迎えて…… 6年後の姿に反響 「本当に素敵!」「お母さん、変わってない!?」
- Koki,、豪邸すぎる“木村家の一室”がウソみたいな広さ! 共演者も間違えてしまうほどの空間にスタジオビックリ「コレ自宅!?」「ちょっと見せて」
- 使わない靴下をザクザク切って組み合わせると…… 目からウロコの再利用法が2500万再生「とてもクリエイティブ」【海外】