出世指南のシリアスゲーム「太閤立志伝」:ゲイムマンの「レトロゲームが大好きだ」(4/5 ページ)
安土城と本能寺の変
やがて信長は、琵琶湖畔に巨大な安土城を築城する。史実では信長の居城は、清洲城から小牧山城、稲葉山城(岐阜城)を経て安土城となるが、「太閤立志伝」では、清洲城から直接安土に引っ越す。
現在、安土城址の近くには琵琶湖線(東海道本線)の線路が通り、電車から「安土城址」の文字がよく見えるが、近くに駅はない。最寄り駅は2キロほど離れた安土駅となる。
城自体は信長の死後まもなく焼失し、その後再建されていない。近くの安土城天主信長の館に、天守の上部が再現されているらしいが、わたしは時間の都合で、城址にも信長の館にも行けなかった。
このほか駅前には、安土町城郭資料館、天主タワーなど、安土城の姿を連想させる建物がある。全部合体させたら往年の安土城が完成しそうな気がする。コンバトラー安土城。
これで何事も起こらなければ、信長がそのまま天下を統一し、秀吉は最後までその家臣だっただろう。「太閤立志伝」でもそういうエンディングがある。しかし安土城完成からわずか3年後、歴史を揺るがす大事件が起こる。
本能寺の変である。
「太閤立志伝」で本能寺の変が起こるためにはいくつかの条件があるが、中でも重要なのが、“上杉、武田、毛利の城が、織田の城に隣接している”というもの。
しかしこのゲームでは、上杉家が武田家との争いに敗れ、早い段階で滅亡してしまうことが多いのだ。こうなると本能寺の変は起こらない。
今回わたしがプレイしたときも、上杉家が領土を減らしたあげく、織田領の郡上八幡城を攻撃してしまい、怒った信長に逆襲されてしまう。
長浜城の秀吉にも、上杉の城を攻めるよう命令が下る。わたしは信長の攻撃目標を上杉家から三好家に変えようと思い、上杉をほっといて三好長慶の城を落としまくった。織田家と三好家を戦闘状態に持っていこうとしたのだ。
その結果、領土が増えたことで信長からは褒められたが、上杉攻略の方針は変わらず、結局は信長自ら大部隊を繰り出して春日山城を攻撃し、上杉家は滅びてしまう。
それでも信長が関白になれば一応ゲームクリアとなるが、本能寺の変以降の画面写真が撮れなくなってしまう。スーパーファミコン版ではセーブデータが1つしか持てないので、頭からもう一度やり直すはめになってしまった。
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.
-
米津玄師、紅白で“205万円衣装”着用? 星野源“1270万円ネックレス”も話題…… 「凄いお値段」「びっくりした」
-
サバの腹に「アニサキス発見ライト」を当てたら……? 衝撃の結果に「ゾワっとした」「泣きそう」と悲鳴 その後の展開を聞いた
-
「箱根駅伝」10区ランナー、“父親が大物アーティスト”と判明し「息子が走ってたなんて」「イケメン息子」と驚きの声
-
「脳がバグる」 ←昼間の夫婦の姿 夜の夫婦の姿→ あまりの激変ぶりと騙される姿に「三度見くらいした……」「まさか」
-
「妹が入学式に着るワンピース作ってみた!」→こだわり満載の完成品に「すごすぎて意味わからない」と大反響 2024年に読まれたハンドメイド記事トップ5
-
【今日の難読漢字】「手水」←何と読む?
-
授業参観の度に「かっこいい」と言われた父親が10年後……「時間止まってる?」父子の姿に驚愕 2024年に読まれた家族記事トップ5
-
高校生息子にリクエストされたお弁当を作ったら……驚きの仕上がりに「うらやましい」 2024年ねとらぼで読まれた【お弁当記事トップ5】を紹介
-
小さなカエルを大事に育て、たった1年後…… 娘が「こわい!」と逃げ出すレベルの“ヤバい成長”に「デカすぎやろ」「僕でも怖いわ」
-
考え方も性格も“正反対”の2人が結婚→それから13年後…… 苦楽をともにした“現在の姿”に反響 「素敵ですね」
- 東京美容外科、“不適切投稿”した院長の「解任」を発表 「組織体制の強化に努めてまいる所存」
- 大谷翔平、妻・真美子さん妊娠公表→エコー写真に“まさかの勘違い” 「デコピン妊娠?」「どう見てもデコピンで草」
- 「すごい漢字!」 YouTuberゆたぼん、運転免許証公開 「本名の漢字」に衝撃の声続々
- 「麻央さんにそっくり……」 市川團十郎の11歳息子・勸玄の成長ぶりに驚きの声 「大きくなってる!」「すでに貫禄がある」
- チェジュ航空社長、日本語で謝罪 犠牲者は170人以上との報道 公式サイトは通常のオレンジからブラックに
- 「スマホ入荷しました」 ハードオフ店舗がお知らせ→まさかの正体に大横転 「草しか生えない」
- 母「昔は数十人もの男性の誘いを断った」→娘は信じられなかったが…… 当時の“想像を超える姿”が2800万再生「これは驚いた」【海外】
- 毛糸で作ったお花を200個つなげると…… “圧巻の防寒アイテム”完成に「なにこれ作りたい……!!」「美しすぎる!」と100万再生【海外】
- 「思わず泣きそう」 シャトレーゼの“129円クリスマスケーキ”に衝撃 「すごすぎない!?」「このご時世に……」
- 「デコピンを抱き寄せたのはもしかして」 妻・真美子さん第1子妊娠発表で大谷翔平の発言と行動に再注目 「“もう帰る?”は気遣っていたのかも」
- ザリガニが約3000匹いた池の水を、全部抜いてみたら…… 思わず腰が抜ける興味深い結果に「本当にすごい」「見ていて爽快」
- パパに抱っこされている娘→11年後…… 同じ場所&ポーズで撮影した“現在の姿”が「泣ける」「すてき」と反響
- 東京美容外科、“不適切投稿”した院長の「解任」を発表 「組織体制の強化に努めてまいる所存」
- ズカズカ家に入ってきたぼっちの子猫→妙になれなれしいので、風呂に入れてみると…… 思わず腰を抜かす事態に「たまらんw」「この子は賢い」
- 母親から届いた「もち」の仕送り方法が秀逸 まさかの梱包アイデアに「この発想は無かった」と称賛 投稿者にその後を聞いた
- イモトアヤコ、購入した“圧倒的人気車”が思わぬ勘違いを招く スーパーで「後ろから警備員さんが」
- 「何があった」 絵師が“大学4年間の成長過程”公開→たどり着いた“まさかの境地”に「ぶっ飛ばしてて草」
- フォークに“毛糸”を巻き付けていくと…… 冬にピッタリなアイテムが完成 「とってもかわいい!」と200万再生【海外】
- 「何言ったんだ」 大谷翔平が妻から受けた“まさかの仕打ち”に「世界中で真美子さんだけ」「可愛すぎて草」
- 鮮魚スーパーで特価品になっていたイセエビを連れ帰り、水槽に入れたら…… 想定外の結果と2日後の光景に「泣けます」「おもしろすぎ」