ガチャピンがITmediaの偉い人にチャレンジ! 「ガチャピンチャレンジDS」

あの日本一のチャレンジャー・ガチャピンさんがITmediaにやってきた! 社内の温度を一気にヒートアップさせる魅力を探る?

» 2008年07月17日 10時00分 公開
[加藤亘,ITmedia]

ガチャピンさんは来ましたが、ムックはお休みです

ガチャピンさん、丸の内に降り立つと、周囲からも声援が飛ぶ。やはり人気者である

 その日は、ITmediaが創立以来、もっとも社員の心がひとつになった日だったのではないだろうか……たぶん。ガチャピンさんがゆっくりとエレベーターから降り立ち、ITmediaの扉をくぐると、どこからともなくどよめきが起き、そして皆がカメラをかまえていた。若いのからけっこうなおじさんまで、皆が思わず笑顔になる。それは、日本一のチャレンジャーへの畏敬の念だけではない、皆が子供にかえった瞬間だったからにほかならない。

 そもそもガチャピンさんはなぜ日本一のチャレンジャー(挑戦者)と呼ばれているのか……。ガチャピンさんは、フジテレビ系の子供番組「ひらけ!ポンキッキ」に緑色の恐竜の子供として出演して以来、永遠の5歳でありながら、スキーやロッククライミングなどさまざまなスポーツをはじめ、ついには宇宙飛行まで実現していることに由来する。これらガチャピンが挑戦してきたスポーツなどをミニゲーム化したのが、ハドソンより発売される「ガチャピンチャレンジDS」というわけだ。

 昨年8月に、ガチャピンとハドソンとの共同企画「ガチャピンプロジェクト」がスタートし、同年9月にはニンテンドーDS用のパズルゲーム「ガチャピン日記DS」が発売。ケータイコンテンツとしては、「ガチャピン×ボンバーマン」も配信している。

 本作では、これまでガチャピンが挑戦してきたさまざまなチャレンジを、ミニゲーム形式で手軽に楽しむことができる。収録されているチャレンジは、「スキューバダイビング」や「ウェイクボード」などのマリンスポーツから、「バイクレース」や「サンドバギー」といったモータースポーツ、さらには「空手」や「カンフー」などの格闘技まで、バラエティー豊かなスポーツが20種類遊ぶことができる。

 ガチャピンが日本全国を回り、さまざまなミニゲームにチャレンジする1人用「チャンジモード」は、ミニゲームをクリアすると、テレビで放送された実際のガチャピンチャレンジの写真が手に入り、「ギャラリーモード」でいつでも好きな時に閲覧できるようになる。

 この「チャレンジモード」で遊んだミニゲームから、好きなものを選んでプレイできるのが「ミニゲームモード」で、一部のミニゲームでは、ニンテンドーDSのワイヤレス通信機能を使って友達と通信対戦することも可能だ。ほかにもハドソンの看板キャラクターであるボンバーマンとガチャピンが合体した新キャラクター“ガチャボン”が大活躍する「ガチャボンモード」では、ケータイ向けアクションゲーム「ガチャピン×ボンバーマン」がプレイできる。こちらは、人数分のニンテンドーDSがあれば、1つのカートリッジで最大4人までの対戦が可能だ。ノーマルバトルやクラウンバトルなど、数種類のバトルフィールドとルールを選んで遊べる。

ガチャピンさんのチャレンジがミニゲームになった。サッカーに空手、サンドバギーにスキューバダイビングなど、いろいろなスポーツに挑戦!

ボンバーマンとガチャピンが合体した新キャラクター“ガチャボン”も遊べる

さて、ITmediaでの偉い人チャレンジって何?

ざっと説明するガチャピンさん

 ガチャピンさんがITmediaを訪れたのは、この「ガチャピンチャレンジDS」の紹介に来たというわけ。実はガチャピンさんは、本作のプロデューサーも兼任している。プロデューサーとして、メディアにゲームの面白さを説明したいという熱意ある申し出から実現したのだ。

 ざっとゲームの説明をしてくれたガチャピンさんは、仕事場を見たいとおもむろに執務室へ移動する。突然のガチャピンさんのどっきり訪問に、社員も騒然となる。そして、会社がひとつになった。老若男女、皆が笑顔でガチャピンさんを迎え入れる。いいおっさんが手を振るくらいのパワーだ。ガチャピンさんがいかに愛されているかが分かる。

ざわ……ざわ……。この後、会社がひとつになる

 そもそも好奇心旺盛なガチャピンさんは、ITmediaってのはどんな会社なの? と興味を持つのは予想できたかもしれない。ガチャピンさんには、叱咤激励の意味も込めて、偉い人の仕事にチャレンジしてもらうことになった。

 まずは形から、というわけでITmediaの偉い人の席にご着席。自らブログを執筆するくらいPCには精通しているようで、太い指なのに器用にキーボードをたたき、マウスを操る。ディスプレーの記事を確認したり、かかってきた電話にも積極的に出てくれたのだが、残念ながら誰の何に対する問い合わせなのかが分からないし、どんな仕事をしたものかと悩むばかりで……。早々にガチャピンさんは次のメディアへと飛び出していくのでした

 しかし、そこにいるだけで士気を上げてくれたのは確か。偉い人たるもの、そういったある種オーラのようなものを持っているものである。ガチャピンさんには確かにそうしたものを感じたのだった。それはやはり、数々の苦難と挑戦の果てに得た、自信に裏付けられたものなのだろう……。ありがとうガチャピン! 仕事、頑張ります!

 ちなみに、大事なことですが「ガチャピンチャレンジDS」は、本日発売です!


「ガチャピンチャレンジDS」
対応機種ニンテンドーDS
ジャンルチャレンジ&アクション
発売日2008年7月17日
価格(税込)3654円
プレイ人数1〜4人
CEROA(全年齢対象)
(C)2008 FUJITV KIDS
(C)2008 HUDSON SOFT
(C)FUJITV KIDS


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