カプコンの最新格闘ゲームが集結――「カプコン大格闘祭〜俺より強い奴に会いに行く2008〜」(2/2 ページ)

» 2008年11月04日 20時02分 公開
[遠藤学,ITmedia]
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新キャラクター3名を発表――タツノコVS. CAPCOM CROSS GENERATION OF HEROES スペシャルステージ

photo 新妻良太氏

 発売間近とあってか、ゲーム紹介などを行わず、プロデューサーの新妻良太氏、リュウ役の高橋広樹さん、ヤッターマン1号役の喜多村英梨さんによるトークショーからスタートしたのが、タツノコVS. CAPCOM CROSS GENERATION OF HEROES スペシャルステージだ。

 ストリートファイターIV スーパーステージに引き続いての登場となる高橋さんは、タツノコVS. CAPCOMではオーディションがなかったと振り返る。これに答えたのは新妻氏で、「私はストリートファイターIVにも関わっているので、リュウ役が高橋さんに決まったと聞いて、そのまま(タツノコVS. CAPCOMでも)起用させてもらいました。それと新しいリュウは高橋さんで統一しようという狙いもあります」と説明した。

 喜多村さんは、会場に足を運んでのオーディションではなく、ヤッターマン1号としての声を収録したテープを送ったとコメント。男性ではなく女性を起用した経緯については、新妻氏が「現在放送中のヤッターマンでは、ヤッターマン1号を男性声優の方が演じています。ただ、タツノコVS. CAPCOMは初代のヤッターマンをイメージしているので、女性声優の方が出す少年声がほしかった」と語っていた。


photo (左から)喜多村英梨さん、高橋広樹さん

 また、ここでは新妻氏が「喜多村さんは『ロックマン』シリーズのロールの候補だった」と爆弾発言。「最初はロールで考えていたんですけど、喜多村さんの声を聞いているうちに“ヤッターマン1号でもいけるのでは?”と考えたんです」と、喜多村さんもびっくりの裏話を披露した。

 ストリートファイターIVとタツノコVS. CAPCOMでのリュウの違いについてコメントを求められた高橋さんは、「それぞれの画面を見ていただければ分かる通り、リュウがデカい波動拳を撃っていたり、タツノコVS. CAPCOMはストリートファイターIVより派手じゃないですか。ストリートファイターIVほど硬派な感じではないんですが、リュウといえばストイックなので、そういった部分も消してはならない。そこのすり合わせは難しかったですね」と、両タイトルに出演している立場ならではの、役作りの難しさを話してくれた。

 トークショーの途中には、新妻氏から新キャラクターの発表も行われた。今回、タツノコVS. CAPCOMへの参戦が明らかになったのは、カプコン側から「クイズなないろDREAMS 虹色町の奇跡」の想鐘サキ、「ビューティフルジョー」のジョー、タツノコ側から「タイムボカンシリーズ 逆転イッパツマン」のイッパツマンで、会場にはイッパツマン役を演じた加藤将之さんが駆けつけた。

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photo 加藤将之さん

 「最初は“READY FIGHT”“YOU WIN”などのシステムメッセージを収録するために呼ばれたんです。ところが、渡された台本がイッパツマンのものだった。“えっ?”ってなりました(笑)」と、突然の起用だったことを明かした加藤さん。

 続けて、自身が演じたイッパツマンについて、「逆転イッパツマン自体をテレビで見ていて、イッパツマンを演じていたのが富山敬さんだったので、(演じることに対して)恐怖しかなかったです。やるしかないという感じでやらせていただきました」とコメントしてくれた。


photo ステージイベントの最後にはジャンケン大会も行われた


photophotophoto ストリートファイターIV 全国大会予選 in 大格闘祭では、全国大会の出場権をかけて、64名の選手がトーナメント形式で激突した。決勝まで勝ち進んだのは、ケン使いのイチ氏とダルシム使いのつんにゃお氏で、2連勝という圧倒的な強さを見せつけ、つんにゃお氏が優勝した

photophotophoto (左から)ストリートファイターIV、Fate/unlimited codes、タツノコVS. CAPCOMの試遊台の様子

photophoto 会場内には、カプコン格闘タイトルの歴史年表(写真左)やコスプレ撮影コーナー(写真右)などもあった

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