「テイルズ オブ」シリーズ、2009年度ラインアップ発表会リポート(1/2 ページ)
さまざまな機種でリリースされ、大ヒットを飛ばしている「テイルズ オブ」シリーズ。その大人気シリーズの2009年度における展開を説明するプレス向け発表会を行った。
チェンジにチャレンジ
バンダイナムコゲームスは4月6日、「テイルズ オブ」シリーズの2009年度におけるラインアップに関する発表会を開催した。
2009年4月から同社の代表取締役社長に就任した鵜之澤伸氏が社長就任の挨拶とともに「テイルズ オブ」シリーズの今後について、「バンダイとナムコが統合して3年が経ち、3年ごとに作成している中期計画が4月から新たにスタートいたしました。その中で、チェンジ ザ エンターテインメントというビジョンを掲げております。私どもはエンターテイメント産業においてゲームを中心に展開する会社ですが、バンダイビジュアルのようなアニメを手掛けるグループ会社もあります。そういった状況にありながらなかなか(ゲームとアニメの)垣根を壊せないでいました。今後はグループをあげて、ゲーム・アニメ・映画という垣根を超えた新しい概念を生み出したいというのが私の思いです。社長が代わるだけではたいして変わりませんので、グループ全体で変わるようにしたいと考えております。また、弊社の社外取締役である松永真理さんの言葉で“チェンジはチャレンジの中にある”というのがあります。チェンジをするためには、チャレンジが必要なので、さまざまなチャレンジをしていきたいと思っております。テイルズ オブシリーズでは、昨年『テイルズ オブ ジ アビス』を初めて2クールのテレビアニメで放映し、新たなユーザーを呼び込むことができました。そういった新たなチャレンジを今後もしていきたいと思っています」と語った。
続けて「テイルズ オブ」シリーズを統轄するコンテンツ制作本部第3企画ユニット ゼネラルマネージャーの吉積信氏が登壇。2008年のテイルズシリーズを振り返り、「2008年は躍導(やくどう)というテーマで、WiiやXbox 360、ニンテンドーDS、PSPで展開いたしました。いろいろなことを模索しながら進めてきましたが、それぞれ高い評価をいただくことができたと自負しております」と力強く語った。さらに「2009年は次のフェイズに移行し、テーマは革新をもじって拡進(かくしん)です。この言葉には“拡げられた新たなステージで、さらなる進化を目指していく”という意味が込められています。毎年のテーマは、プロモーション担当の田中快氏が考案するんですが、ちょっと親父ギャグなので、うーんと思うんですよね(笑)。メディアやユーザーのみなさんに、このテーマの評価をしていただきたい」と話し、会場を沸かせた。
気になるタイトルラインアップについては、吉積氏からは発売時期と対応機種についてのみ発表された。まず2009年の夏頃にPSP、秋頃にPS3、冬以降にかけてWiiでの発売を予定しているとのこと。さらに、ゲーム以外のコンテンツでも展開があると明言し、各タイトルのプロデューサーと解説役を交代した。
「テイルズ オブ グレイセス」――マザーシップタイトルはWiiで発売!
まず最初に紹介されたのは次のマザーシップタイトルとなる「テイルズ オブ グレイセス」。ゲームのテーマにも通じているジャンル名は“守る強さを知るRPG”。「守るって何? と思われるかもしれませんが、それは自分の信念や自分が決めたこと、やり遂げることであったり、家族や友人あったりします。色々な意味での“守る”ということを1つの世界観と物語を通じて表現していきたいと思います」と制作プロデューサーの馬場英雄氏が語った。キャラクターデザインはおなじみのいのまたむつみ氏が担当しており、主人公キャラクターのアスベル・ラントも公開された。アスベルのキャラクターイメージについては「アスベルは正義感が強く、透明感や清潔感があるので、服は白をベースにワンポイントで青を入れています。注目してほしいのは意志を持った眼です」とのことだ。
本作の戦闘システムは、従来のLMBS(リニアモーションバトルシステム)からSS-LMBS(スタイルシフト リニアモーションバトルシステム)へと大幅にパワーアップしている。戦闘中にボタン操作でスタイルシフトを行うことができ、戦い方の幅が大きく広がった。例えば、Aボタンを押すと剣を鞘に納めた帯刀スタイルになって鞘や蹴りなどで戦い、Bボタンを押すと抜刀スタイルになって術技を駆使して戦えるようになる。さらに、戦闘中ターゲットを中心にして360度動き回ることができるようになった。テイルズ オブシリーズには欠かせないタイアップアーティストについては「すでに決まっておりまして、非常にいい出来に仕上がっています。6月のイベントで発表いたしますので、楽しみにしていてください」とのことだ。
なお、本作は任天堂から発売が予定されているクラシックコントローラPROにも対応しているとのことでより爽快なゲーム性が楽しめるように調整されていると語ってくれた。
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