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» 2009年10月15日 02時32分 公開

お前はもう死んでいる!――あの「北斗の拳」と「無双」シリーズが夢のコラボ「北斗無双」発表イベントリポート(1/2 ページ)

コーエーはPS3/Xbox 360で2010年発売予定の「北斗無双」の発表イベントを行った。ゲームのシステムや映像、豪華声優陣の発表のほか、原作者によるトークセッションなど、驚きの連続だったイベントの様子をお伝えしていく。

[増山裕樹,ITmedia]

人気漫画「北斗の拳」とコーエーの人気シリーズがついにタッグを組んだ!


 10月14日、「赤坂BLITZ」にてコーエーから人気漫画「北斗の拳」が、「無双」シリーズの新作タイトル「北斗無双」が発売されることが明らかになった。

 イベント開始のアナウンスとともに、ユリアの衣装に身を包んだ歌手の谷村奈南さんが登場し、本作をイメージしたバラードを歌い上げる。その後、ステージのスクリーンに漫画のコマに描かれたケンシロウの姿が。放映された映像では、逞しいケンシロウが敵を蹴散らす姿や、盟友レイや宿命のライバルラオウとの戦いが描かれていた。そして映像の最後に「北斗無双」の文字が。コーエーのティーザーサイトの映像から、ユーザーの間でも「もしかして!?」と噂されていた北斗の拳のゲーム化がここで正式発表された。

 北斗の拳とは一子相伝の暗殺拳「北斗神拳」の正統伝承者、ケンシロウの生き様を描いたアクション漫画で、作中では「お前もまさしく強敵(とも)だった」、「我が生涯に一片の悔い無し」など数々の名台詞が生まれ、今なお高い知名度と人気を誇っている。また、コーエーの人気タイトルの「無双」シリーズは、三国志をモチーフとした「真・三國無双」シリーズや戦国時代の武将が多数登場する「戦国無双」シリーズ、他社とのコラボレーションタイトルとしては「ガンダム無双」シリーズなどがある。

 ムービーが上映された後、プロデューサーの鯉沼久史氏が登壇し、本作の概要を説明した。本作は「北斗無双」の名の通り、人気漫画「北斗の拳」とコーエーの「無双」シリーズがコラボレーションしたアクションゲームだ。鯉沼氏は本作でリアリティのある「北斗の拳」の世界を作り上げ、原作でも見られた一騎当千以上の強さを持つケンシロウを操り敵を倒す無双ならではの爽快感を持たせたと語る。さらに、キャラクターのコスチュームは原作とは異なり、原作者の武論尊氏と漫画家の原哲夫氏の許可を得て一新したという。そして、漫画原作に沿ったストーリーを展開する「伝説編」と、「if」の世界を描いたオリジナルのストーリーが繰り広げられる「幻闘編」の2つのゲームモードを紹介した。

 これまでの無双シリーズではあまり見られなかった血飛沫や部位欠損などの残虐表現も、原作らしさを再現するためできる限り取り入れられており、上映されたプレイアブルムービーからは、敵がケンシロウの北斗神拳によって身体の内部を破壊され、身体が飛び散るシーンが見られた。他にも、南斗水鳥拳を操るレイならば敵を切り裂く表現もあると鯉沼氏。また、「北斗らしさ」を守るため、ステージのボスとの戦いは原作で見られたように1対1での決闘になっている。そしてケンシロウが繰り出す、「北斗百烈拳」の技も上映された。もちろんケンシロウの必殺技はこれだけではなく、まだまだあるということなので、続報を待ちたい。

ユリアのような白いドレスに身を包んだ谷村奈南さんが「北斗無双」のイメージソングを歌い上げる

原作で描かれた核戦争後の荒廃した世紀末を忠実に再現しているイメージビジュアルが公開された
本作ではケンシロウ、ラオウのほか、レイやマミヤなど、お馴染みのキャラクター達が登場する

映像からはケンシロウの隆々たる筋肉や圧倒的な存在感が見て取れる

今までの無双シリーズには無かった「つかみ」や「投げ」のシステムが本作には追加された

ゲームでは、原作ファンにはお馴染みのケンシロウが繰り出す「北斗百烈拳」も使用できる

※ゲーム画面は開発中のものです

豪華声優陣や実力派シンガー、原作・作画のあの2人がスペシャルゲストとして登場!

 続いて、「北斗無双」に登場するキャラクターの豪華声優陣が発表。ケンシロウ役の小西克幸さん、ラオウ役の立木文彦さん、ユリア役の桑島法子さん、リン役の伊藤かな恵さんがゲストとして登場した。

 役をもらって、実際に演じてみてどうだったかという司会者の質問に、小西さんは「子供の頃から見ていた漫画の役ができてとても嬉しい。色々とプレッシャーがあったけど、無事に収録を終える事ができて良かったです。百烈拳の掛け声を叫ぶのはしんどかったですね」答え、立木さんは「私も若い頃から北斗の拳を読んでいまして、人生のバイブルといっても過言ではないです。主人公と同格のラオウの役としてお呼びがかかった時は本当に驚きました。実際にやってみるまで不安だったが、スタジオで発声してみて初めて自分なりのラオウが出せたと思います」とコメント。伊藤さんは「ムービーを見て、この作品に参加できた事を実感できました。あまり上手く言えませんが、本当に凄く嬉しいです」、桑島さん「昔からある作品のゲームに出演できてとても光栄です。初めは緊張しましたが、現場に入ってみんなもそうなんだと思ったら安心できました」と各々、緊張と役をもらった喜びについてコメントしていた。

 また、鯉沼氏によると、本来ならばゲーム音声の収録は役者ごとに別で録るケースが多いが、本作は声優の方々に集まってもらい収録したため、役同士の掛け合いが可能になり、とても臨場感が出たそうだ。鯉沼氏自身も原作に対する思い入れもあったため、収録時に何度もリテイクを出したそうだが、その分良いものができたと語る。

 最後にゲームを待っている人達へのコメントを求められると、桑島さん「迫力があってカッコよくて、ゲームが完成するのが楽しみ。ユリアという役ができた事を誇りに思っています」、伊藤さん「衣装も細部まで作られているのでぜひ見てください」、立木さん「北斗の拳は永遠に続くものだと思う。ぜひ皆さんに遊んでいただきたいです」、小西さん「今日初めて、自分の声が入った映像を見ました。僕もゲームが好きだし、皆さんも待っていると思うので早くゲームが完成してほしいと思います」とゲームの完成への期待を述べた。

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