「モダン ウォーフェア2」ユーザーが、色覚異常用パッチを求める署名運動を開始日々是遊戯

日本人では約20人に一人が持つとされる色覚異常。最近発売された「コール オブ デューティ モダン・ウォーフェア2」で、色覚異常を持つユーザーから「ある不満」があがっているそうです。

» 2009年12月21日 20時45分 公開
[池谷勇人,ITmedia]
※本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています

DSiの電池残量ランプにも、ちょっとした配慮が

 日本でも去る12月10日に発売となった、スクウェア・エニックスの話題作「コール オブ デューティ モダン・ウォーフェア2(以下、MW2)」。この「MW2」のオンライン対戦モードで「プレイヤー名の表示色を変えられるようにしてほしい」という署名活動が現在、有志の呼びかけにより行われているそうです。

戦場では誰が敵で誰が味方か、迷っているヒマはありません

 通常、FPSなどで敵味方を区別する際によく使われるのが、各キャラクターの頭上に表示された名前の「色」。「MW2」の場合、味方の名前は緑色、敵は赤色でそれぞれ表示されているのですが、実はこの「赤・緑」という組み合わせは、一部の色覚異常を持つ人にとってはほとんど見分けがつかないのだとか。一瞬の判断ミスが命取りとなる戦場において、瞬時に敵味方を区別できないのは確かに致命的。上記署名サイトでは現在、修正パッチによりプレイヤー名の表示色を現在の「赤・緑」だけでなく、「オレンジ・青」の2パターンからも選択できるようにしてほしいとしており、12月21日時点で約2700件のオンライン署名がユーザーから寄せられているようです。

 そもそも色覚異常と言うと大げさに聞こえますが、特に多く見られる「先天性赤緑色覚異常」の割合は、日本人男性でおよそ20人に一人、白人男性では12人に一人とも言われており、実はそれほど珍しいものではなかったりします。筆者のまわりにも色覚異常を持つ知人が何人かいますが、聞いてみたところやはり「パズルゲームでブロックの見分けがつきにくい」、「DS(Lite)の電池残量が減っていたのに気付かなかった」など、同じような苦労は少なからずあったようです。


DSiになって電源ランプが青と赤の2色になり、見やすくなりました

 しかし一方で、最近ではこうした混乱を防ぐため、あらかじめ「赤・緑」などの組み合わせを意図的に避ける例も増えてきています。例えば有名なのは、ニンテンドーDSiの電池残量を示すランプの色。これは上でも書いたとおり、DS Liteでは黄緑と赤でしたが、DSiになって色覚異常を持つユーザーでも見分けがつきやすいよう、青と赤の2色へ変更に。また「星のカービィ」「大乱闘スマッシュブラザーズ」などの産みの親として知られる桜井政博氏は、「メテオス」を開発するにあたって、色覚異常がある人でもブロックの色を見分けやすいよう配慮したことを開発リポートの中で告白していたりもします。

 こうした配慮は「カラーユニバーサルデザイン」とも呼ばれ、ゲーム開発の現場にも少しずつ浸透してきている模様。より多くの人が楽しめるようにするためには、色々なことに配慮する必要がある、というお話でした。

(C) 2009 Activision Publishing, Inc. Activision, Call of Duty and Modern Warfare are registered trademarks of Activision Publishing, Inc. All rights reserved. All other trademarks and trade names are the properties of their respective owners.


Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.

昨日の総合アクセスTOP10
先週の総合アクセスTOP10
  1. 生後2カ月の赤ちゃんにママが話しかけると、次の瞬間かわいすぎる反応が! 「天使」「なんか泣けてきた」と癒やされた人続出
  2. 車検に出した軽トラの荷台に乗っていた生後3日の子猫、保護して育てた3年後…… 驚きの現在に大反響「天使が女神に」「目眩が」
  3. 安達祐実、成人した娘とのレアな2ショット披露 「ママには見えない!」「とても似ててびっくり」と驚きの声
  4. 兄が10歳下の妹に無償の愛を注ぎ続けて2年後…… ママも驚きの光景に「尊すぎてコメントが浮かばねぇ」「最高のにいに」
  5. “これが普通だと思っていた柴犬のお風呂の入れ方が特殊すぎた” 予想外の体勢に「今まで観てきた入浴法で1番かわいい」
  6. 「虎に翼」、新キャラの俳優に注目が集まる 「綺麗な人だね」「まさか日本のドラマでお目にかかれるとは!」
  7. 「葬送のフリーレン」ユーベルのコスプレがまるで実写版 「ジト目が完璧」と27万いいねの好評
  8. お花見でも大活躍する「2杯のドリンクを片手で持つ方法」 目からウロコの裏技に「えぇーーすごーーい」「やってみます!」
  9. 弟から出産祝いをもらったら…… 爆笑の悲劇に「めっちゃおもろ可愛いんだけどw」「笑いこらえるの無理でした」
  10. 3カ月の赤ちゃん、パパに“しーっ”とされた反応が「可愛いぁぁぁぁ」と200万再生 無邪気なお返事としぐさから幸せがあふれ出す
先月の総合アクセスTOP10
  1. フワちゃん、弟の結婚式で卑劣な行為に「席次見て名前覚えたからな」 めでたい場でのひんしゅく行為に「プライベート守ろうよ!」の声
  2. 親が「絶対たぬき」「賭けてもいい」と言い張る動物を、保護して育ててみた結果…… 驚愕の正体が230万表示「こんなん噴くわ!」
  3. 水道検針員から直筆の手紙、驚き確認すると…… メーターボックスで起きた珍事が300万再生「これはびっくり」「生命の逞しさ」
  4. フワちゃん、収録中に見えてはいけない“部位”が映る まさかの露出に「拡大しちゃったじゃん」「またか」の声
  5. スーパーで売れ残っていた半額のカニを水槽に入れてみたら…… 220万再生された涙の結末に「切なくなった」「凄く感動」
  6. 桐朋高等学校、78期卒業生の答辞に賛辞やまず 「只者ではない」「感動のあまり泣いて10回読み直した」
  7. 「これは悲劇」 ヤマザキ“春のパンまつり”シールを集めていたはずなのに…… 途中で気づいたまさかの現実
  8. 「ふざけんな」 宿泊施設に「キャンセル料金を払わなくする方法」が物議 宿泊施設「大目に見てきたが厳格化する」
  9. がん闘病中の見栄晴、20回以上の放射線治療を受け変化が…… 「痛がゆくなって来ました」
  10. 食べ終わったパイナップルの葉を土に植えたら…… 3年半後、目を疑う結果に「もう、ただただ感動です」「ちょっと泣きそう」