ニュース
» 2010年09月30日 12時23分 公開

ホントに飛び出るの!? 「ニンテンドー3DS」をこれでもかと遊び倒してきたNintendo Conference 2010 プレイリポート(1/2 ページ)

「Nintendo Conference 2010」の後半では、いよいよニンテンドー3DSの実機を使った「ソフト体験会」に突入。ここでは体験会で遊ぶことができたタイトルのリポートをお届けする。

[池谷勇人,ITmedia]

3時間たっぷり試遊してきました

 既報のとおり、任天堂は9月28日、幕張メッセにて「Nintendo Conference 2010」を開催し、同社の最新携帯ゲーム機「ニンテンドー3DS(以下、3DS)」の価格および発売日を正式に発表した。

 岩田聡社長のプレゼンテーションに続いて行われた「ソフト体験会」では、「nintendogs + cats」や「新・光神話 パルテナの鏡」といった任天堂タイトルはもちろんのこと、カプコンの「BIOHAZARD REVELATIONS」やKONAMIの「METAL GEAR SOLID SNAKE EATER」などサードパーティ作品も含めると30以上ものタイトルが出展されており、それぞれ実際に手にとって遊んでみることができた。

 今回は3時間という限られた時間内でのプレイであったため、とてもすべてのタイトルを遊び尽くす余裕はなかったが、時間が許すかぎりのタイトルを体験してきたので、ここでは実際に遊んでみて分かったことや、個人的に感じたことなどをタイトル別にまとめてみた。岩田社長もプレゼンテーションで言っていたとおり、肝心の「裸眼立体視」部分については、どうしても文字や写真では伝わりにくいのが悔しいところだが……少しでも3DSの魅力や驚きが伝われば幸いだ。

本体内蔵ソフト(ニンテンドー3DSカメラ、Miiスタジオ、ARゲームス)

 今回のソフト体験会ではパッケージソフト以外に、3DS本体にあらかじめインストールされている「内蔵ソフト」についても体験することができた。

撮った写真がその場で3Dコンテンツになる。この感動は実際に触ってみないと分からないかもしれない
  • 【ニンテンドー3DSカメラ】

 まずは従来のカメラ機能をさらに進化させた「ニンテンドー3DSカメラ」を体験。ここではコンパニオンさんの案内に従って、実際に立体写真を撮影し、その場で閲覧してみることができた。

 ……といっても撮影方法は従来とまったく同じで、被写体を画面に収めてボタンを押すだけ。たったこれだけで、ちゃんと飛び出す「立体写真」が作れてしまうのはスゴい。映画やゲームなど「誰かが作った3Dコンテンツを見る」のと、「自分で3Dコンテンツを作る」のとではまた違った感動があり、「買ったらまず友達に触らせて自慢したい機能」のひとつとして楽しめそうだ。

  • 【Miiスタジオ】

 Wiiユーザーにはおなじみの似顔絵アバター「Mii」。この「Miiスタジオ」は、カメラで撮った顔写真を元に、自動でそっくりなMiiを作ってくれるというもの。Miiを作るのが苦手な人でも、これなら手軽に自分や友達のMiiを追加できるというわけだ。もちろん、作成結果が気に入らなかった場合は後から細かく手直しをすることも可能。実際に使う場合は、最初にカメラで大まかな顔のイメージを作っておいて、細かいところは自分で似せていく、というのが良さそうだ。そのほか、作ったMiiをQRコードに変換して出力する機能も。

撮った写真をもとに、8種類の候補を自動で表示してくれる。似ていないと思ったら手直しもできるのでご安心を

できあがったMiiはQRコードで出力することが可能。ブログや名刺など、色々なところに貼っても楽しそうだ

  • 【ARゲームス】

 個人的に、内蔵ソフトで一番ビックリしたのがコレ。3DS本体にはあらかじめ6枚のARカードが同梱されており、これをカメラで読み取ることで、6種類の「AR(拡張)現実ゲームス」で遊ぶことができる。

 今回プレイしたのは、そのうちの1種「マトあて」ゲーム。ARカードをテーブルに置き、カメラで撮影すると……なにやらカードの上に黄色いボックスが出現。これをAボタンで撃っていくと、ボックスから次々新しいマトが飛び出してくるので、とにかくすべて破壊していけばクリアとなる。自分が横に回り込めばちゃんとマトも横から見ることができるし、だんだん本当にテーブルの上にマトが存在しているような気分になってくる。

 ――と、これだけでも十分スゴいのだが、ゲームが進むと今度は、そのうちマトの周りのテーブルまでへこんだり、トランポリンのようにぽよんぽよん弾み出したりする。これまで「AR」と言えば単に現実の風景にCGを重ねただけのものが多かったが、こちらは「現実の風景」まで一緒にグニャグニャ動く。現実のテーブルは真っ平らなのに、カメラを通して見ると穴が開いていたり、ポヨンポヨン弾んでいたりするのは本当に不思議で、今さらながらに「ARってこんなこともできるのか!」とビックリしてしまった。3DSではようやくカメラが標準搭載になることもあり、今後はこうしたAR機能を生かしたゲームが多数登場することになりそうだ。

テーブルに置いたARカードから、次々といろんなマトが飛び出してくる。3Dのおかげで、存在感も十分

カードだけでなく、周辺のテーブルまでポヨンポヨン弾んでいる。こうなるともはやどこまでが現実なのか分からない

「nintendogs + cats」(任天堂)

3Dになっただけでなく、グラフィックも大幅に進化。毛のモフモフ感がうまく再現されており、触っていて楽しい

 ニンテンドーDSで大ヒットを記録した「nintendogs」の3DS版。名前のとおり、今作では犬だけでなく猫とも一緒に暮らすことが可能となっている。

 たぶん今回、3DSの恩恵をもっとも受けたのがこのゲームだろう。グラフィックの進化は言うまでもないが、立体視が可能になったことでワンコやニャンコたちの存在感が格段にアップし、まるで本当に1匹の動物が「そこに存在している」かのような実感を手に入れた。画面の奥から手前に走ってくる時など、あまりのかわいさに思わず「ギャー!」と声が出てしまったほどだ。

 唯一の心残りは、新要素である「カメラによるコミュニケーション」をあまり体験できなかったこと。コンパニオンさんによれば「カメラに顔を近づけると、ワンコがプレイヤーの顔をペロペロとなめてくれますよ!」とのことだったのだが……なぜか何度やっても失敗。結局、一度もペロペロしてもらえないまま時間切れになってしまった。このリベンジはぜひ、製品版で果たしたいと思う。

タイトル:「nintendogs + cats」(ニンテンドッグスプラスキャッツ)
メーカー:任天堂
ジャンル:コミュニケーション
プレイ人数:1人
CERO:A

(C)2010 Nintendo

「新・光神話 パルテナの鏡」(任天堂)

右手はタッチペン、左手はスライドパッドとLボタンをそれぞれ担当。右手で視点を、左手で自分を動かすいわゆる「FPS・TPS操作」なのはちょっと意外だった

 今回出展されていたバージョンでは、初心者向けの「第一章」と、上級者向けの「第四章」の二つのステージがプレイ可能で、筆者はこのうち「第一章」をプレイ。

 第一章はまず空中戦パートからスタートし、次々飛来する敵たちをショットで打ち落としながら空中を進んでいく。操作方法は、スライドパッドで移動、タッチペンで照準操作、Lボタンで攻撃をそれぞれ行う形。最初はタッチペンとLボタンでの攻撃にちょっと戸惑うかもしれないが、他のボタンは一切使用しないので、慣れてしまえば快適だ。

 さらに進んで、眼下に神殿が見えてくると今度は地上戦パートに突入。ここでも基本的な操作方法は一緒で、スライドパッドでピット君を動かしながら、タッチペンとLボタンで敵を次々倒し進んでいく。しばらく進むと神殿内でボス・ツインベロスとの戦闘が始まり、これを倒せば体験終了だ。

 強制スクロールの空中戦と違って、地上ではフィールド内を360度自由に歩き回ることが可能。また敵に近づくと剣による連続攻撃を繰り出すこともでき、空中戦に比べてぐっとアクションゲーム寄りとなっているのが特徴だ。操作感としてはTPSに近いが、一つ一つのアクションが派手で、また細かい照準操作もいらないため(ショットのアタリ判定がかなり大きい)、TPSが苦手な人でも心配は無用。日本のアクションゲームと、海外のFPS・TPSのいいところをうまく組み合わせてきた印象だ。

 ちょうど会場に、今作のディレクターを務める桜井政博氏がいらっしゃったので少し話をうかがってみた。桜井氏によれば、今作が目指したのは「3DSでいかに本格的な3Dゲーム(立体視という意味でも、3D空間を使ったゲームという意味でも)を実現できるか」という点で、単に2Dのゲームを立体にしたのではない、本物の立体感、ボリューム感をぜひ感じてほしいとのこと。また「本格的な3Dゲーム」を実現するにあたってはやはり「アナログパッドとタッチペン」という操作方法は避けて通れないと考えており、試行錯誤の末に現在の操作方法に行き着いたそう。その分、使うボタン類はアナログパッドとタッチペン、Lボタンの3つだけに絞り、この3つでどれだけ多くのアクションを体験してもらえるか、という点にもこだわった。自分と視点を別々に動かすいわゆる「FPS・TPS操作」は、日本人では苦手とする人も多いが、桜井氏ならではの心配りとゲームデザインでそのハードルを乗り越えることができるのか注目したいところだ。

タイトル:新・光神話 パルテナの鏡
メーカー:任天堂
ジャンル:シューティング
プレイ人数:1人
CERO:審査予定

(C)2010 Nintendo
(C)2010 Sora Ltd.
       1|2 次のページへ

Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.

昨日の総合アクセスTOP10
  1. /nl/articles/2311/06/news020.jpg 柴犬「友達〜!!!」 お母さんの寝坊で散歩が遅れた柴犬、ワン友に会えず……→怒りMAXの拒否柴発動に母「スマン……」
  2. /nl/articles/2311/06/news041.jpg 素潜りでイソマグロを突いたら海に引きずり込まれ…… 水深25メートルの激闘が100万再生「怖い」「磯のダンプカー」
  3. /nl/articles/2311/05/news045.jpg カナダ留学中の光浦靖子、得意の手芸でまたしても力作を生み出す 「クオリティ高すぎ」「もープロですね」
  4. /nl/articles/2308/06/news018.jpg 柴犬がプールからあがろうとした瞬間……! 「何回見ても爆笑」「好きすぎる」コントのようなずっこけハプニングが発生
  5. /nl/articles/2311/06/news047.jpg 隣家にいった飼い主、ふと視線を感じると柴犬たちが……? じーっと監視するワンコきょうだいの圧に爆笑
  6. /nl/articles/2311/06/news117.jpg 「スト6」フランス大会決勝、モニターにペンキで中断 環境団体乱入で
  7. /nl/articles/2311/06/news068.jpg 村重杏奈の“最強遺伝子”な弟、7歳バースデーお祝いに黄色い声 姉とうり二つな姿に「幼さが抜けて更にイケメン」「可愛いしカッコイイ」
  8. /nl/articles/2311/04/news008.jpg 「やばい電車で見てしまった」「おなか痛い、爆笑です」 カメがまさかの乗り物で猫を追いかける姿が予想外の面白さ
  9. /nl/articles/2311/04/news016.jpg 突然現れた痩せて汚れた野良猫、「ごはんくだちゃい」と訴えてきて…… 距離が縮まっていく姿に「涙が出ます」と100万再生
  10. /nl/articles/2311/05/news052.jpg 「ここはあんたが座る席じゃないよ」 末期すい臓がんの叶井俊太郎、優先席に座るも高齢者から非難 妻・倉田真由美が明かす
先週の総合アクセスTOP10
  1. 渋谷駅「どん兵衛」専門店が閉店 店内で見つかった書き置きに「店側の本音が漏れている」とTwitter民なごむ
  2. 尻尾がちぎれた小さな子猫をサーキット場で保護→1年後“ムキムキ最強生物”に 驚異の成長ビフォーアフターに注目集まる
  3. 「犬ぐらい大きくなれよ」と願い育てた保護子猫が「まさか本当に犬ぐらいになるとは」 驚異の成長ビフォーアフターが192万表示!
  4. 「BreakingDown」出場の元プロボクサー、5人から一方的に暴行される 顔面数針縫うも「私は1発も攻撃してません」
  5. 「頭が大きい」「普通ではない」 パリス・ヒルトン、9カ月長男の受診勧めるコメントにぴしゃり「世の中には病んでる人がいるみたい」
  6. 「最期の最期まで闘って」 元「妄想キャリブレーション」水城夢子さん、27歳で病死 2年前には“しばらく療養が必要な病状”で休止
  7. 3児の母・杏、異次元スタイルのパンツスーツ姿が衝撃的 目を疑う脚の長さに「身長の半分股下」「えっ! 本当!? っと思っちゃうくらい」
  8. 志穂美悦子、68歳バースデーに鍛えられた筋肉バキバキの肉体美披露 「いろいろやりたいことがある」「まだ見ぬ自分へ」
  9. 柴犬と父のやりとりに「20分これ見て爆笑してます」「気持ちよすぎるいい返事」 お笑いコンビを超える関係性が100万再生
  10. 「スカートはないわ」「常識無視の番組でびっくり」 山下リオ、登山中の服装批判巡って反論「私が叩かれているようですが」
先月の総合アクセスTOP10
  1. 病名不明で入院の渡邊渚、3カ月ぶりSNS更新で「表情に違和感」「そこまで酷い状況とは」 ベッド上で「人生をやり直すこともできません」
  2. 動かないイモムシを助けて1年後のある日、窓の外がありえない光景に 感動サプライズが「アゲハ蝶の恩返し」と話題
  3. 「スカートはないわ」「常識無視の番組でびっくり」 山下リオ、登山中の服装批判巡って反論「私が叩かれているようですが」
  4. 「千鳥」大悟、大物美人俳優にバッグハグされた表情に注目集まる 「マジ照れのお顔ですね」「でれでれやん」
  5. 渋谷駅「どん兵衛」専門店が閉店 店内で見つかった書き置きに「店側の本音が漏れている」とTwitter民なごむ
  6. 神田愛花アナ、拡散された女子中学生時代ショットにスタジオ騒然「ヤバい」→“アネゴ感”でSNSもざわつく
  7. 「生きててよかった」 熊谷真実、美麗な初“袋とじ”グラビアで63歳の色気全開 真っ赤なドレス着こなす姿に「すごいプロポーション」
  8. 尻尾がちぎれた小さな子猫をサーキット場で保護→1年後“ムキムキ最強生物”に 驚異の成長ビフォーアフターに注目集まる
  9. 双子モデル・吉川ちえ、美容整形後のひたいが“コブダイ”状態へ 多額の費用要した修正手術で後悔も「傷がこんなに残りました…」
  10. 「犬ぐらい大きくなれよ」と願い育てた保護子猫が「まさか本当に犬ぐらいになるとは」 驚異の成長ビフォーアフターが192万表示!