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幅広いジャンルでアピールするKONAMI作品――定番RPGも、極上ホラーも、ほのぼのゲームもプレイしてきました東京ゲームショウ2008 KONAMIブース(2/2 ページ)

KONAMIブースで複数のタイトルをプレイしてきた。RPGはしっかりとした王道を、ホラー作品は研ぎ澄まされた恐怖を、ほのぼのゲームは徹底的にほのぼのに……プレイスペースによってまったく色を変える、バラエティー豊かなKONAMIブースを紹介しよう。

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新たなるサイレントヒルの恐怖が幕を開ける 〜「SILENT HILL HOMECOMING」

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 KONAMIのホラーゲームといえば、なんといっても「SILENT HILL」シリーズだ。このたびシリーズ最新作「SILENT HILL HOMECOMING」の発売に先駆けてブース内にクローズドな試遊スペースが設けられた。


 照明を極限まで落とした真っ暗いスペースは、まさに「SILENT HILL」を楽しむに相応しい環境。ヘッドフォンの臨場感もあいまって、恐怖は増幅するばかりだ。

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中に入ると、まずはトレーラー映像を観ることになる

 今回の体験版では3つのセーブデータから選んでプレイできた。筆者は病院を舞台にしたセーブデータを選択し、恐怖の世界に身を投じた。ちなみに試遊スペースにはPS3版、Xbox360版、いずれも用意されているが、筆者がプレイしたのはPS3版だ。

 病院の中は薄暗く、辛気臭い。一寸先は闇という状態での探索で、まずはトイレに行き着く。トイレを抜けて移動しようとした矢先に、トイレ内の開かなかったドアが開き、中から異形の看護師が登場。シリーズ旧作でも登場したおなじみのキャラではある。こちらはコンバットナイフしか持っていないので、とにかくナイフで切る切る切る。L2ボタンでコンバットモードになるので、ナイフをかまえて□ボタンや×ボタンの連打だ。

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架空の町SILENT HILLで、孤独な戦いが幕を開ける

 どうにか看護師を倒したわけだが、ここで「SILENT HILL」特有の裏世界へ突入してしまった。モノの配置は表世界と酷似していながら、とにかくより怖く、よりグロくなっている異形の世界。「いきなり怖いのきたなぁ」とワクワクしながら、先へ進む。裏の世界なので、トイレから太い触手が伸びていたり、部屋と部屋の間に無理やり通れるけど通りたくない穴があったり、通った先には最高にグロテスクな死体があったり、と、のっけからトップギアな感じ。さらに怖ろしかったのが、ゴキブリのようなカナブンのような奇妙な虫の襲来だ。集団で主人公を襲い、顔や肩にはりつく。最初は剥がし方が分からず、ただもう、それだけで怖かった。虫は大の苦手なのである。

 結局、病院内をうろうろしているうちに制限時間が来てしまったが、健在、というよりもさらに不気味さを増している「SILENT HILL」ワールドにすっかり打ちのめされてしまった。ホラーファンにはたまらない一作になるだろう。

まだまだあります KONAMIのプレイアブルタイトル

 そのほかに「悪魔城ドラキュラ 奪われた刻印」、「悪魔城ドラキュラJudgment」、「WORLD SOCCER Winning Eleven 2009」、「METAL GEAR ONLINE」をプレイすることができる。

photo 「悪魔城ドラキュラ 奪われた刻印」と「悪魔城ドラキュラJudgment」は同じエリア
photo DSで発売される「悪魔城ドラキュラ 奪われた刻印」は女性が主人公。探索型アドベンチャーで、典型的な「悪魔城ドラキュラ」シリーズの継承作品だと言える
photo 対する「悪魔城ドラキュラJudgment」はWiiでのリリース。3D剣戟アクションに生まれ変わっており、歴代のキャラが熱いバトルを繰り広げる

photo ウイイレ最新作も多くの試遊台を提供しており、訪れたファンがプレイしていた
photo 拡張パックの発表もあった「METAL GEAR ONLINE」は、SCEJブースとのリアルタイム対戦が実現している

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