ミクロの世界へダイブできちゃう、デジカメみたいなデジタル顕微鏡「SVP DM540」を触ってみた:ナニコレ
デジカメ感覚で使える「デジタル顕微鏡」が楽しい。身の回りのいろんなものを拡大してみると、見慣れた世界がちょっと違って見えてくる。
見た目はデジカメ、でも厳密に言うとデジカメとはちょっと違う。SVP(Silicon Valley Peripherals)の「DM540」は、デジカメ感覚で使える「デジタル顕微鏡」だ。
光学ズームは10〜17倍までだが、デジタルズームを使えば最大500倍まで被写体に寄れる。試しに自分の名刺を撮ってみたら、紙の繊維の結びつきまでクッキリ見ることができた。なるほど、普通の顕微鏡のような煩雑さがなく、見たいものをパッと見られるのは面白い。
調子に乗って他にもいろいろと見てみることにする。近くにあったフィギュア、ぬいぐるみ、観葉植物の葉っぱ、しなびたミカンの皮――。
普段なにげなく接しているものでも、ちょっと拡大してみるだけでまったく違ったものに見えてくる。身近にこんなワンダーな世界があったのかー! とちょっと興奮。最初は手動でフォーカスを合わせるのがやや面倒に感じたが、それも慣れてくるにつれて楽しみへと変わった。
ただ、「見る」のは得意な一方、「撮る」ほうはかなり苦手なようで、うまくピンの合った写真を撮るのはなかなか難しい。500倍ズームともなると手ブレもとんでもないことになるが、シャッターボタンが堅くてやたら押し込みにくかったり、本体を固定するための三脚穴もなかったりと、手ブレへの配慮が一切ないという潔さ。またホワイトバランスも適当で、プレビューではマトモなのに撮ってみると急にサイケな色合いになってしまう。「撮る」のはあくまでオマケで、「見る」方がメインだと考えた方がよさそうだ。
調べてみたところ、残念ながら現在、日本国内での取り扱いはない模様(以前は一部ショップなどで販売されていたらしい)。一応、北米版Amazonでは129.99ドル(原稿執筆時点の価格。定価は199.99ドル)で販売中だが、この値段だとちょっと足踏みしてしまうなあ、というのが正直な感想だ。オモチャとしては面白いんだけどね。
関連記事
- 散歩するガジェット:手書きメモを簡単デジタル化! 「ショットノート」のホワイトボード版で会議も遊びもお役立ち
累計販売数が100万冊を超えた「ショットノート」シリーズの新機軸製品「ショットノート(ホワイトボードタイプ)」。このオフィスで大活躍するアイテムであえて遊んでみた。 - 「コンデジ」ではなく「こデジ」です――子ども用デジタルカメラ「VISTAQUEST VQ134」2月1日発売
子ども用とはいえ130万画素の本格派。誤飲防止などさまざまな工夫もされているので、人生最初に触るカメラとしてお子さま向けにいかが? - カラフルでハンドル付き 子ども専用デジカメ「こデジ」
「VISTAQUEST VQ134(こデジ)」は、子ども向けにカラフルな色使いとネックストラップやハンドルを備えたデジカメだ。 - 8ミリフィルムのように撮れる小さなトイデジムービーカメラ「Bee」
トイデジタルカメラ「Bee」は、手のひらサイズで8ミリビデオカメラのような画が撮れる。 - iPhoneやデジカメでスムーズにパン撮影できるミニ台車「Camera Table Dolly」
小型台車「Camera Table Dolly」にiPhoneやデジカメを取り付ければ、パノラマ映像などプロっぽいパン撮影ができます。 - 散歩するガジェット:ソニー、デジタル録画双眼鏡 DEV-3で往く! 東京映像ハンティングツアー
新製品を使って「とことん楽しもうじゃないか!」という新企画、最初の相棒はデジタル録画双眼鏡です。今回は試用できたのが1週間程度だったということもあり、基本設定のままなるべく多くのシチュエーションで動画撮影してみました。 - スマートフォンで“ブツ撮り”できる小型スタジオ「STEADY STAND」
「MODAHAUS STEADY STAND 200」は半透明の素材が外からの光を和らげ、光るものもきれいに撮れるという。 - サンワダイレクト、小型USB接続デジタルトイカメラ「400-CAM006シリーズ」を12月5日発売
手のひらサイズの超小型で、トイカメラの雰囲気が楽しめる写真が撮れるかわいいカメラが、3色のカラーで発売される。 - iPhoneにシャッターボタンをつけるアクセサリ、米Belkinから
iPhone用の外付けシャッターボタン「LiveAction Camera Grip」とリモコン「LiveAction Camera Remote」をBelkinが発表した。 - デジタルなポラロイド:米Polaroid、1400万画素のプリンタ内蔵デジカメ「Z340」を発売
Polaroidの「Z340」は、1400万画素カメラにインク不要のプリンタ「ZINK」を組み込んだ。
関連リンク
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.
-
不二家の「プレミアムショートケーキ(国産苺)」が半額に! 3日間限定キャンペーン
-
中山美穂、金髪&ミニ丈の大胆イメチェンに視聴者びっくり! “格付け”出演の最新ビジュアルに「誰だか分からなかった」
-
日本エレキテル連合・中野、ネタで酷使し容姿に異変→手術を決断 「ダメよ〜、ダメダメ」でブレイク、2022年にがん公表
-
動物病院の会計中、振り返って愛犬を見たら…… “柴らしい”もん絶級の光景に「天使かよ!」「帰れるもんねw」
-
「ハンガー・ゲーム」出演俳優、撮影中の性的暴行被害を告白 泣きながら撮った当時の写真添え「すごくつらかった」と胸中明かす
-
ミス筑波大モデル、25キロ減量したビフォーアフターに「ホント凄い」 整形疑う声も「元々は埋もれてたようですね」
-
上沼恵美子さん直伝「ホタテの一番おいしい食べ方」に絶賛の声続々! 「発想が主婦目線」「マネして作ってみます」
-
【今日の計算】「8×4−2+1」を計算せよ
-
1歳赤ちゃん、寝ぼけまなこの謎行動が150万再生突破 「仕事の疲れ、吹っ飛んだ」「少し出ちゃったの可愛すぎ」
-
「めざましテレビ」“新お天気キャスター”が「美しすぎる」と注目 ミス東京GP獲得から約4カ月で
- 親が「絶対たぬき」「賭けてもいい」と言い張る動物を、保護して育ててみた結果…… 驚愕の正体が230万表示「こんなん噴くわ!」
- フワちゃん、収録中に見えてはいけない“部位”が映る まさかの露出に「拡大しちゃったじゃん」「またか」の声
- 「これは悲劇」 ヤマザキ“春のパンまつり”シールを集めていたはずなのに…… 途中で気づいたまさかの現実
- 「ふざけんな」 宿泊施設に「キャンセル料金を払わなくする方法」が物議 宿泊施設「大目に見てきたが厳格化する」
- 田代まさしの息子・タツヤ、母の逝去を報告 「あんなに悲しむ父親の姿を見たのは初めて」
- 「遺体の写真晒すのはさすがに」「不愉快」 坂間叶夢さんの葬儀に際して“不適切”写真を投稿で物議
- 大友康平、伊集院静さんの“お別れ会”で「“平服でお越しください”とあったので……」 服装が浮きまくる事態に
- 妊娠中に捨てられていた大型犬を保護 救われた尊い命に安堵と憤りの声「絶対に許せません」「親子ともに助かって良かった」
- 極寒トイレが100均アイテムで“裸足で歩ける暖かさ”に 今すぐマネできるDIYに「これは盲点」「簡単に掃除が出来る」
- 「奥さん目をしっかり見て挨拶してる」「品を感じる」 大谷翔平&真美子さんのオフ写真集、球団関係者が公開
- 釣れたキジハタを1年飼ってみると…… 飼い主も驚きの姿に「もはや、魚じゃない」「もう家族やね」と反響
- パーカーをガバッとまくり上げて…… 女性インフルエンサー、台湾でボディーライン晒す 上半身露出で物議 「羞恥心どこに置いてきたん?」
- “TikTokはエロの宝庫だ” 女性インフルエンサー、水着姿晒した雑誌表紙に苦言 「なんですか? これ?」
- 1歳妹を溺愛する18歳兄、しかし妹のひと言に表情が一変「ちがうなぁ!?」 ママも笑っちゃうオチに「かわいいし天才笑」「何度も見ちゃう」
- 8歳兄が0歳赤ちゃんを寝かしつけ→2年後の現在は…… 尊く涙が出そうな光景に「可愛すぎる兄妹」「本当に優しい」
- 1人遊びに夢中な0歳赤ちゃん、ママの視線に気付いた瞬間…… 100点満点のリアクションにキュン「かわいすぎて鼻血出そう!」
- 67歳マダムの「ユニクロ・緑のヒートテック重ね着術」に「色の合わせ方が神すぎる」と称賛 センス抜群の着こなしが参考になる
- “双子モデル”りんか&あんな、成長した姿に驚きの声 近影に「こんなにおっきくなって」「ちょっと見ないうちに」
- 犬が同じ場所で2年間、トイレをし続けた結果…… 笑っちゃうほど様変わりした光景が379万表示「そこだけボッ!ってw」
- 新幹線で「高級ウイスキー」を注文→“予想外のサイズ”に仰天 「むしろすげえ」「家に飾りたい」