「FFXI」10周年記念オフラインイベント「ヴァナ☆フェス2012 A DECADE OF FINAL FANTASY XI」をふらりと覗いてみた新ジョブ情報も(1/3 ページ)

PS2初のオンラインタイトルとしてスタートし、様々なユーザーに衝撃を与えた「FINAL FANTASY XI」の10周年を祝したオフラインイベントに潜入。新拡張ディスクの情報もあるよ!

» 2012年06月25日 19時37分 公開
[蒼之スギウラ,ITmedia]
※本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています

 スクウェア・エニックスは6月21日。東京・横浜のパシフィコ横浜Bホールにて、「FINAL FANTASY XI」の10周年を記念したオフラインイベント「ヴァナ☆フェス2012 A DECADE OF FINAL FANTASY XI」(以下、ヴァナ☆フェス2012)を実施した。

 「FINAL FANTASY XI」は、いわずと知れた人気MMORPG。コンシューマー機のPS2としては初のオンラインRPGとして華々しくデビューを飾り、現在までユーザーから支持を受け続けている、数少ないオンライン作品の1つ。

 今回のイベントは歴代でもっとも大きな規模で行われたオフラインイベントで、会場の各所に「ランダムディール」や「イベントガチャ」。メモリアルグッズが多数販売されるショップなど、多彩なアトラクションが用意されていた。

画像画像

画像画像

 本記事では、その中でも特に多くのアトラクションが行われた、ステージイベント(1日目)の様子をお届けする。ここで公開された新拡張ディスク「アドゥリンの魔境」に関する、新ジョブや新マップについての情報も掲載する。こちらについては、2日目に公開された情報もあわせてお届けするので、気になる冒険者一同は忘れずにチェックしてほしい。

画像

 と、その前に。かなり多くのイベントが実施されたので、まずは目次を用意した。自分の気になっている部分から見てもいいだろう。ちなみに、新拡張ディスクに関する情報は、プログラム3の「開発者トークセッション」(1日目・2日目)で掲載している。

  • プログラム1:「オープニングイベント」
  • プログラム2:新スペシャルバトルフィールド「ヒロインズタワー」頂上決戦?!
  • プログラム3:「開発者トークセッション」(1日目・2日目)
  • プログラム4:「ミュージックスペシャル 水田直志プロデュース」
  • プログラム5:「コスプレコンテスト」
  • プログラム6:「歴代ディレクタートーク」
  • プログラム7:「ミュージックスペシャル 谷岡久美」
  • プログラム8:「ノマドモグボナンザ/フィナーレ」

スクウェア・エニックス和田社長も登場した「オープニングイベント」

画像 スクウェア・エニックス代表取締役社長である和田洋一氏

 イベントのオープニングを飾るのは、スクウェア・エニックス代表取締役社長である和田洋一氏のコメントだ。

 和田氏は最初に、これまでに「FFXI」が歩んできた軌跡について話してくれた。その中で「様々な方から叱咤や激励を受けながら、皆様と歩んでいきました。本作は『FF』史上、もっともお客様に愛していただいたタイトルになっています」と前置きしてから、「試算してみたのですが、現状すべての方のプレイ時間を合算すると20数万年になるそうです。現状生きているキャラクターだけですから、すべてあわせると30数万年……。そういった遊ばれてきた時間や、利益も全部入れて、歴代「FF」のなかでトップのタイトルになっているのです」と、驚きの数字を公開。この発言の後、会場からは自然に拍手が沸き起こった。

 そして「皆様方の支えと、開発者のがんばりで出来たすばらしいタイトルです。すばらしいイベントとなる事を期待しています。ヴァナフェス2012、スタートです」との合図をもって、2日にわたるイベントが開幕したのだった。

 ここからはMCが代わって、「メインステージ」や「ヴァナフェス」のアトラクション全体に関する解説が実施された。会場に入ると、全員にスタンプカードが配られており、アトラクションや、グッズ購入で手に入るのスタンプをすべて集めると、モーグリスーツがプレゼントされた。

サポジョブ無しの縛りつき!? 大激戦の新バトルフィールド「ヒロインズタワー」タイムアタック

 1日目のステージイベントにおける最初のアトラクションは、次のバージョンアップで追加される新バトルフィールド「ヒロインズタワー」を使ったタイムアタックバトル。

 受付から先着登録した6名ずつのプレイヤーをそれぞれAチーム、Bチームと振り分け、両チームのクリアタイムを競うゲームだ。もちろん勝者には特別なアイテムが進呈される。詳細なルールは以下の通りだ。

画像画像

  • 制限時間は15分
  • 参加者のキャラクター、ジョブは固定
  • サポートジョブの使用は禁止(イベント限定仕様)
  • ボスである“ライオン”撃破でクリア

 ナイズル塔入り口から、アテナオーブをトレードすることでヒロインズタワーへの入場ができる。その以前にザコやNPCが待っており、それを倒すとテンポラリアイテムがもらえるのもポイントとなる。

 サポートジョブが使えないため、敵対心コントロールができるのはシーフのみ、挑発できるのはナイトのみという、少々シビアな仕様となっている。ただ、本来はサポートジョブも使用可能とのことなのでご安心を。

 各チームが席につくと、スタート以前から早くもチャット会話をしたり、自分用にマクロを組んだりと、かなり手慣れたご様子。脇目もふらずに先着登録したチームは伊達ではないらしい。

画像画像

 そして、MCの合図とともにリーダーがアテナオーブを持ってスタートした。Aチームが先行し早くもライオンと接敵、そのあいだにバフをかけ、後発でBチームも突入を開始した。

 Aチームが最初は順調にライオンの体力を減らしていたものの、体力が一定以下になると使用してくる、バインド効果付きの超広範囲攻撃でパーティーが壊滅状態になってしまう。最終的に、その後の立て直しを素早く行えたBチームが勝利を飾る。勝者のBチームには、特製Tシャツとひみつのアイテムコード(?)が手渡された。

       1|2|3 次のページへ

Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.

昨日の総合アクセスTOP10
  1. /nl/articles/2412/22/news047.jpg 刺しゅう糸を20時間編んで、完成したのは…… ふんわり繊細な“芸術品”へ「ときめきやばい」「美しすぎる!」
  2. /nl/articles/2412/18/news207.jpg 「理解できない」 大谷翔平と真美子さんの“スキンシップ”に海外驚き 「文化は100%違う」「伝説だわ」【大谷翔平激動の2024年 現地では「プレー以外のふるまい」も話題に】
  3. /nl/articles/2412/21/news040.jpg 友達が描いた“すっぴんで麺啜ってる私の油絵"が1000万表示 普段とのギャップに「全力の悪意と全力の愛情を感じる」
  4. /nl/articles/2412/22/news034.jpg 後輩が入手した50円玉→よく見ると…… “衝撃価値”の不良品硬貨が1000万表示 「コインショップへ持っていけ!」
  5. /nl/articles/2412/21/news019.jpg 毛糸6色を使って、編んでいくと…… 初心者でも超簡単にできる“おしゃれアイテム”が「とっても可愛い」「どっぷりハマってしまいました」
  6. /nl/articles/2412/22/news036.jpg 「これは家宝級」 リサイクルショップで買った3000円家具→“まさかの企業”が作っていた「幻の品」で大仰天
  7. /nl/articles/2412/21/news023.jpg 「人のような寝方……」 “猫とは思えぬ姿”で和室に寝っ転がる姿が377万表示の人気 「見ろのヴィーナス」
  8. /nl/articles/2412/15/news031.jpg ザリガニが約3000匹いた池の水を、全部抜いてみたら…… 思わず腰が抜ける興味深い結果に「本当にすごい」「見ていて爽快」
  9. /nl/articles/2412/17/news042.jpg 山奥で数十年放置された“コケと泥だらけ”の水槽→丹念に掃除したら…… スッキリよみがえった姿に「いや〜凄い凄い」と210万再生
  10. /nl/articles/2412/22/news020.jpg 余りがちなクリアファイルをリメイクしたら…… 暮らしや旅先で必ず役に立つアイテムに大変身「目からウロコ」「使いやすそう!」
先週の総合アクセスTOP10
  1. ザリガニが約3000匹いた池の水を、全部抜いてみたら…… 思わず腰が抜ける興味深い結果に「本当にすごい」「見ていて爽快」
  2. ズカズカ家に入ってきたぼっちの子猫→妙になれなれしいので、風呂に入れてみると…… 思わず腰を抜かす事態に「たまらんw」「この子は賢い」
  3. フォークに“毛糸”を巻き付けていくと…… 冬にピッタリなアイテムが完成 「とってもかわいい!」と200万再生【海外】
  4. 鮮魚スーパーで特価品になっていたイセエビを連れ帰り、水槽に入れたら…… 想定外の結果と2日後の光景に「泣けます」「おもしろすぎ」
  5. 「申し訳なく思っております」 ミスド「個体差ディグダ」が空前の大ヒットも…… 運営が“謝罪”した理由
  6. 「タダでもいいレベル」 ハードオフで1100円で売られていた“まさかのジャンク品”→修理すると…… 執念の復活劇に「すごすぎる」
  7. 母親から届いた「もち」の仕送り方法が秀逸 まさかの梱包アイデアに「この発想は無かった」と称賛 投稿者にその後を聞いた
  8. ある日、猫一家が「あの〜」とわが家にやって来て…… 人生が大きく変わる衝撃の出会い→心あたたまる急展開に「声出た笑」「こりゃたまんない」
  9. 友人のため、職人が本気を出すと…… 廃材で作ったとは思えない“見事な完成品”に「本当に美しい」「言葉が出ません」【英】
  10. セレーナ・ゴメス、婚約発表 左手薬指に大きなダイヤの指輪 恋人との2ショットで「2人ともおめでとう!」「泣いている」
先月の総合アクセスTOP10
  1. 「何言ったんだ」 大谷翔平が妻から受けた“まさかの仕打ち”に「世界中で真美子さんだけ」「可愛すぎて草」
  2. 「絶句」 ユニクロ新作バッグに“色移り”の報告続出…… 運営が謝罪、即販売停止に 「とてもショック」
  3. 「飼いきれなくなったからタダで持ってきなよ」と言われ飼育放棄された超大型犬を保護→ 1年後の今は…… 飼い主に聞いた
  4. アレン様、バラエティー番組「相席食堂」制作サイドからのメールに苦言 「偉そうな口調で外して等と連絡してきて、」「二度とオファーしてこないで下さぃませ」
  5. 「明らかに……」 大谷翔平の妻・真美子さんの“手腕”を米メディアが称賛 「大谷は野球に専念すべき」
  6. 「やはり……」 MVP受賞の大谷翔平、会見中の“仕草”に心配の声も 「真美子さんの視線」「動かしてない」
  7. ドクダミを手で抜かず、ハサミで切ると…… 目からウロコの検証結果が435万再生「凄い事が起こった」「逆効果だったとは」
  8. 「母はパリコレモデルで妹は……」 “日本一のイケメン高校生”グランプリ獲得者の「家族がすごすぎる」と驚がくの声
  9. 「ごめん母さん。塩20キロ届く」LINEで謝罪 → お母さんからの返信が「最高」「まじで好きw」と話題に
  10. 「真美子さんさすが」 大谷翔平夫妻がバスケ挑戦→元選手妻の“華麗な腕前”が話題 「尊すぎて鼻血」