スクエニ×グリー、ソーシャルゲームで「すばらしきこのせかい」&「FINAL FANTASY」配信決定 ※写真追加GREEに「FF」来る

GREEで配信決定。

» 2012年10月23日 16時48分 公開
[ITmedia]

 スクウェア・エニックスとグリーは10月23日、「すばらしきこのせかい」と「FINAL FANTASY」のソーシャルゲーム「すばらしきこのせかい LIVE Remix」と「FINAL FANTASY×GREE(仮称)」を共同で制作し、GREEで配信すると発表した。

 「すばらしきこのせかい LIVE Remix」は、「KINGDOM HEARTS」や「FINAL FANTASY」シリーズの制作スタッフによって、2007年に発売された「すばらしきこのせかい」シリーズのソーシャルゲーム。もちろん同作の音楽が使用される。サービス開始は今冬配信予定。

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画像画像画像 タッチパネル操作によるアクションバトルが楽しめる「すばらしきこのせかい LIVE Remix」

 「FINAL FANTASY×GREE(仮称)」は、「FINAL FANTASY」シリーズのキャラクターが多数登場する新作ソーシャルゲーム。召喚獣やモンスター、おなじみの武器や防具、アクセサリも登場する予定だ。過去作の名シーンを再現したイベントなども用意するとのこと。年内配信予定。

画像画像画像 「FINAL FANTASY×GREE(仮称)」は歴代FFシリーズのキャラクターが登場する

 「すばらしきこのせかい LIVE Remix」は10月23日より事前登録を開始し、登録したユーザーを対象にゲーム内で使える特典を付与するキャンペーンを実施する。なお、両社は「聖剣伝説 サークル オブ マナ」と「チョコボのチョコッと農園」の配信も予定している。

発表会写真追加

 発表会にはグリー田中良和社長、スクエニ和田洋一社長のほか、グリー取締役 執行役員常務 メディア事業本部長の吉田大成氏、スクエニ側からは第一制作部プロデューサーの間一朗氏らも登壇した。

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 和田社長は冒頭、ソーシャルゲームによってゲームユーザーの裾野が広がってきていることについて触れ、「(従来のユーザーに比べて)ゲームとの向き合い方がライトかヘビーかという違いはあれど、だからといってクオリティが雑でいいかと言えばそんなことはない。むしろソーシャルゲームが広がれば広がるほど、遊ぶ人が増え、お客の目は肥えてしまう」と指摘。今回発表する4タイトルはいずれもスクエニにとって“虎の子”であるとし、特に「ファイナルファンタジー×グリー(仮)」については、「『ファイナルファンタジー』の名に恥じないものを届けたい」と意気込みを語った。

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 両社長の挨拶に続いては、グリー吉田氏、スクエニ間氏が並んで登壇し、プレゼンというよりはフリートークに近い形式でタイトルを紹介。途中、間氏の説明の足りない部分を吉田氏が補足したり、「ファイナルファンタジー×グリー(仮)」のスクリーンショットを見せながら、間氏が「美しすぎる……(ボソッ)」と、某ゲームのキャッチコピーを思わせる発言をしたりと、息の合ったところをアピールする一幕も見られた。

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 現時点では仮名となっている「ファイナルファンタジー×グリー(仮)」だが、和田社長によれば「1回で憶えてもらえて、なおかつカッコいいタイトルにしたい」と、現在もタイトルについては詰め切れていないそう。フィーチャーフォン、スマートフォンの両方に対応予定で、ネイティブアプリではなくブラウザベースのソーシャルカードゲームとなるようだ。

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 一方、「すばらしきこのせかい LIVE Remix」はスマートフォン専用のネイティブアプリで、爽快感のあるアクションバトルなどDS版の要素もできるかぎり再現した。間氏によると「アクションバトルは『すばせか』のキモであり、絶対にはずせない要素だと思った」とのこと。もちろんサウンドもあり、かなりコンシューマーゲーム寄りな作りになっていることが見てとれた。ストーリーがオリジナルなのか、それとも原作ベースなのかが気になるところだが、現時点ではまだ秘密のようだ。

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 両作品とも、本日より事前登録を開始し、登録すると「召喚チケット」「スタートダッシュセット」などの特典も。また2タイトルとも事前登録することで、さらに先行配信カード「R+ エアリス(FF VII)」、先行配信バッジ「SR クロム・バハムート」がもらえるとのこと。

 そのほか、タイトルだけではあるものの「聖剣伝説 サークル オブ マナ」、「チョコボのチョコッと農園」の2作品も現在開発中であることが発表された。

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(C)SQUARE ENIX CO., LTD. / GREE, Inc.


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