超小型のビデオカメラ! カメラ目線の迫力ある動画が撮れるアクションカム【デジ通】

通常はなかなか撮影できない環境で、動画を撮影する「POV」(Point of View)と呼ばれているビデオカメラ市場が成長している。

» 2012年12月04日 12時35分 公開
[livedoorニュース]
livedoorニュース
※本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
ソニーのアクションカム HDR-AS15

通常はなかなか撮影できない環境で、動画を撮影する「POV」(Point of View)と呼ばれているビデオカメラ市場が成長している。こうした撮影ができるカメラをアクションカメラと呼び、通常のビデオカメラと区別している。

たとえば日本のテレビ番組で、高い場所からのバンジージャンプやジェットコースターといった怖いけど大人気の遊園地の乗り物に乗っている様子を撮影するためにヘルメットなど取り付けられているのを見かけることがあるだろう。まさにアレのことだ。

例えばサーフィンやスキーなどのスポーツ中のカメラ目線での風景を撮影するのにも使われる。F1中継などで車載されているカメラなども、同じ類のものだ。こうした多少のことでは壊れない小型ビデオカメラは従来、比較的小規模な会社が製品を販売していたが、最近は大手メーカーもこの市場に参入し始めている。

この分野のカメラは、カメラ本体自体頑丈だったり、防護・防水・防塵の専用ハウジングを使うことでサーフィンやスキューバーダイビングなどでも余裕で耐える性能を持っている。おいそれとは壊れないようにへビューデューティー性能を備えながら小型軽量なのがポイントだ。

ただ、ズーム機能などはなく、超広角でフォーカスもすべてにピントが合うパンフォーカスが基本など、一般のビデオカメラとは機能自体が異なるが、小型軽量で堅牢製も高いという特徴から、通常では撮影できない用途に使われ、そうした動画をユーザー自身が撮影してニコニコ動画などの投稿サイトで紹介している。Youtubeなどでも珍しい動画をアップして収益化を図っている専門の人などもいるようだ。

小型化を実現するために多くの製品にはファンダーも、撮影した映像を確認できる液晶画面などもない。あるのは撮影ボタンと、多少の設定ができるボタンがいくつかある程度だ。

最新の製品ではWi-Fi機能でスマートフォンやリモコンなどで撮影などができるようになるなど、高機能化し、なおかつ映像もフルHDや4K対応といった感じで高画質化している。

価格は2万円程度からで、通常の4〜5万する家庭用ビデオカメラと比較しても手ごろな値段になっている。安いのは機能自体が少ないことが理由だが、先述したようにテレビ放送用のカメラとしても使えるくらいで画質は悪くない。かなり高品質の映像を撮影できるのだから、いろいろなシーンを撮影して、ネットにアップするといったことに使える。

この分野の代表と言える企業がGoProだ。他にもContourなどいくつかの比較的小規模な企業が以前からこの分野に参入している。これらの企業によって市場が拡大したことなどからも、大手メーカーのビクターやソニーも最近になって参入し始めた。

大手メーカーの参入によってユーザーの認知度もアップ、その結果プロからホビーユースまで様々な場面で使われ始めている。YouTubeなどの動画サイトにも、これらのカメラで撮影した、通常では難しい場所やアングルで撮影された迫力の映像を多く見かけるようになっている。

オモシロ動画や迫力ある動画、あっと驚くような動画といった普通じゃ撮影できない動画を撮影したいと考えているなら、こうした製品はおススメだ。

上倉賢 @kamikura [digi2(デジ通)]

デジ通の記事をもっと見る

記事提供元:ITライフハック

livedoor CC-BY-ND

昨日の総合アクセスTOP10
  1. /nl/articles/2411/21/news027.jpg 大きくなったらかっこいいシェパードになると思っていたら…… 予想を上回るビフォーアフターに大反響!→さらに1年半後の今は? 飼い主に聞いた
  2. /nl/articles/2411/20/news049.jpg 高校生の時に出会った2人→つらい闘病生活を経て、10年後…… 山あり谷ありを乗り越えた“現在の姿”が話題
  3. /nl/articles/2411/20/news222.jpg ディズニーシーのお菓子が「異様に美味しい」→実は……“驚愕の事実”に9.6万いいね 「納得した」「これはガチ」
  4. /nl/articles/2411/20/news027.jpg 「こんなことが出来るのか」ハードオフの中古電子辞書Linux化 → “阿部寛のホームページ”にアクセス その表示速度は……「電子辞書にLinuxはロマンある」
  5. /nl/articles/2411/20/news054.jpg 「防音室を買ったVTuberの末路」 本格的な防音室を導入したら居住空間がとんでもないことになった新人VTuberにその後を聞いた
  6. /nl/articles/2411/20/news050.jpg プロが教える「PCをオフにする時はシャットダウンとスリープ、どっちがいいの?」 理想の選択肢は意外にも…… 「有益な情報ありがとう」「感動しました
  7. /nl/articles/2411/21/news083.jpg 間寛平、33年間乗り続ける“希少な国産愛車”を披露 大の車好きで「スカイラインGT-R R34」も所有
  8. /nl/articles/2411/21/news085.jpg 「もしかしてネタバレ?」 “timeleszオーディション”候補者がテレビ局を退社 ディズニーの“船長”としても話題
  9. /nl/articles/2411/18/news107.jpg 走行中の車から同じ速さで後方へ飛び降りると? 体を張った実験に反響「問題文が現実世界で実行」【海外】
  10. /nl/articles/2411/21/news018.jpg グルーミングが出来ない生まれたての子猫、とんでもない体勢になり…… 想像以上のへたくそっぷりに「どこにも届いてないww」「反則級」
先週の総合アクセスTOP10
  1. 「飼いきれなくなったからタダで持ってきなよ」と言われ飼育放棄された超大型犬を保護→ 1年後の今は…… 飼い主に聞いた
  2. ドクダミを手で抜かず、ハサミで切ると…… 目からウロコの検証結果が435万再生「凄い事が起こった」「逆効果だったとは」
  3. 「明らかに……」 大谷翔平の妻・真美子さんの“手腕”を米メディアが称賛 「大谷は野球に専念すべき」
  4. まるで星空……!! ダイソーの糸を組み合わせ、ひたすら編む→完成したウットリするほど美しい模様に「キュンキュンきます」「夜雪にも見える」
  5. 妻が“13歳下&身長137センチ”で「警察から職質」 年齢差&身長差がすごい夫婦、苦悩を明かす
  6. 人生初の彼女は58歳で「両親より年上」 “33歳差カップル”が強烈なインパクトで話題 “古風を極めた”新居も公開
  7. 「ごめん母さん。塩20キロ届く」LINEで謝罪 → お母さんからの返信が「最高」「まじで好きw」と話題に
  8. 互いの「素顔を知ったのは交際1ケ月後」 “聖飢魔IIの熱狂的ファン夫婦”の妻の悩み→「総額396万円分の……」
  9. ユニクロが教える“これからの季節に持っておきたい”1枚に「これ、3枚色違いで買いました!」「今年も色違い買い足します!」と反響
  10. 中央道から「宇宙戦艦ヤマト」が見える! 驚きの写真がSNSで注目集める 「結構でかい」「どう見てもヤマト」 撮影者の心境を聞いた
先月の総合アクセスTOP10
  1. 50年前に撮った祖母の写真を、孫の写真と並べてみたら…… 面影が重なる美ぼうが「やばい」と640万再生 大バズリした投稿者に話を聞いた
  2. 「食中毒出すつもりか」 人気ラーメン店の代表が“スシローコラボ”に激怒 “チャーシュー生焼け疑惑”で苦言 運営元に話を聞いた
  3. フォロワー20万人超の32歳インフルエンサー、逝去数日前に配信番組“急きょ終了” 共演者は「今何も話せないという状態」「苦しい」
  4. 「顔が違う??」 伊藤英明、見た目が激変した近影に「どうした眉毛」「誰かとおもた…眉毛って大事」とネット仰天
  5. 「ごめん母さん。塩20キロ届く」LINEで謝罪 → お母さんからの返信が「最高」「まじで好きw」と話題に
  6. 星型に切った冷えピタを水に漬けたら…… 思ったのと違う“なにこれな物体”に「最初っから最後まで思い通りにならない満足感」「全部グダグダ」
  7. 「泣いても泣いても涙が」 北斗晶、“家族の死”を報告 「別れの日がこんなに急に来るなんて」
  8. ジャングルと化した廃墟を、14日間ひたすら草刈りした結果…… 現した“本当の姿”に「すごすぎてビックリ」「素晴らしい」
  9. 母親は俳優で「朝ドラのヒロイン」 “24歳の息子”がアイドルとして活躍中 「強い遺伝子を受け継いだ……」と注目集める
  10. 「幻の個体」と言われ、1匹1万円で購入した観賞魚が半年後…… 笑っちゃうほどの変化に反響→現在どうなったか飼い主に聞いた