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» 2015年08月01日 07時30分 公開

第39回 “次”にApple Watchによって変わる生活の中の要素は何か“ウェアラブル”の今(2/2 ページ)

[松村太郎,ITmedia]
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その答えは、「時間」?

 そろそろ紙幅も少なくなってきたので、話を収束させなければならない。アクティビティ計測の次に、テクノロジーに寄りすぎてなくて、Appleが単独で取り組むことができる、Apple Watchによって変革をもたらすことができる生活の中の要素はなんだろう。

 それは、「未来」ではないか、と考えている。

Apple Watch Time Travel WWDC15で披露された、watchOS 2で搭載予定の「Time Travel」は次の鍵を握る機能かもしれない

 AppleがWWDC15でアナウンスした2015年秋に登場するApple Watch向けの「watchOS 2」で、Appleが披露した新機能「Time Travel」は、時計表示の際にデジタルクラウンを回転させると、時間を過去に戻したり、未来に進めたりすることができる。

 すると、時計の文字盤に配置されているモジュール「コンプリケーション」が、過去あるいは未来のその時間の状態を表示する。ちなみにコンプリケーションズは、watchOS 2から、Apple以外の一般の開発者が作るアプリにも解放される。

 例えばスケジュールであれば、戻した時間あるいは進めた時間の予定を表示する。同時に、気温のモジュールでは、過去の気温あるいは数時間後の気温を表示できる。

 降水の有無のモジュールを入れておけば、前述のスケジュールと組み合わせてみると便利だ。例えば、夕方屋外のコートでテニスをする際、その時間に雨が降りそうかどうか、デジタルクラウンを回すだけで確認することができる。

 またフォルクスワーゲンの電気自動車のモジュールは充電状況が表示できるが、出かける時間までに充電が何%まで進むか確認できると便利だ。

 現在、多くの人が最も利用している「未来」の情報は天気予報だ。降水確率が高ければ傘を持つし、暑さ寒さで着ていく服を変える。未来の情報は、人の行動を変えうるのだ。

 Apple Watchは、こうした未来の情報を組み合わせて利用する事ができる初めての道具になるかもしれない。裏を返せば、確度の高い未来の情報を提供するサービスが数多く必要となり、新たなビジネスのチャンスに鳴るのではないか、と考えている。

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