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» 2015年11月07日 07時00分 公開

“ウェアラブル”の今:Apple Watchならではのアプリが登場 アクティブに時間を使える「PROPELa」 (2/2)

[松村太郎,ITmedia]
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Apple Watchが出てきて「まさにこれだ!」と思った

 そんなタイミングで、2015年4月にApple Watchがリリースされた。手首に伝わる振動で、自分がそのとき受け取った必要な情報を知ることができるようになる。PROPELaでやりたいことが、手首に集約できる、というわけだ。

 こうして、iPhoneで時間をデザインし、Apple Watchを通じて時間を使う、そんなエコシステムで、時間を使うことにフォーカスしたアプリを作り上げることになった。

 そんなPROPELaの特徴は、前述のとおり時間に対して必ず「場所」を入力すること。予定は空間から空間への移動であり、その場所での時間を充実させたり、最大限活用するためには、場所間の移動を最適化することが絶対条件というわけだ。このアイディアも、どこか空間をデザインするバックグラウンドが透けてきて面白い。

PROPELa PROPELaで予定を作ったところ。位置情報から、今の場所をあと何分で出発すればよいか、交通手段ごとに表示されている。なお、予定時刻をスワイプすれば、出発地をオフィスや自宅に瞬時に変更できる
PROPELa 出発地が決まれば、出発しなければならない時刻が表示され、Apple Watchに通知される仕組みだ
PROPELa PROPELaの画面。文字の薄い予定は、Apple Watchに通知を表示しない予定だ

 「多くの場合、スケジュールにきちんとした場所を入力せずにスケジューラーを使っています。iPhone標準のカレンダーや、人気のあるカレンダーアプリ『Sunrise』も、場所入力がしやすくなってきました。

 移動する場合、出発地点と行き先の情報を入れなければ移動時間を算出できません。どれくらい時間がかかるか分からないから、早く出過ぎて待ち時間が生じたり、遅刻することになります。また、移動し始めるたびに検索をする手間もなくしたい。PROPELaは、移動にこだわることで、時間を積極的に活用できるようにしようと考えました」(掬矢氏)

 今後も機能向上などを続けていくという掬矢氏。最後にWatchアプリの開発について聞いてみると、非常に重たい作業が続くと話していた。特に、iPhoneとApple Watchの画面内でのデザイン統一が難しいそうだ。確かに、白を背景にするiPhoneと、小さな画面で黒を背景とするApple Watchでは、なかなかそのままではデザインの統一感は醸し出すことができない。

 同様に、iPhoneとApple Watchで、体験をどのように作るか、体験の切り分けなどに難しさがあるという。ただ、Apple Watchにアプリを対応させる意義を見出した開発者は、このあたりの答えに早く行き着くのではないか、とも考えている。

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