第53回 MISFIT SHINE 2で睡眠を計測したら見えてきたこと:“ウェアラブル”の今(1/2 ページ)
最近の活動量計の多くが、睡眠の状態を可視化する機能を備えている。MISFITの最新モデル「SHINE 2」は、ボタン電池で約半年動作する活動量計で、睡眠の自動計測機能を備える。1カ月ほど使って見えてきたことを紹介したい。
筆者は「もっと上手に睡眠を取りたい」と日々考えている。さまざまな方の時間術にもよく登場する睡眠は、長ければ良いというものでもなければ、短ければ良いわけでもない。確かに「4時間睡眠で元気です」という人はうらやましい反面、同じことをするとパフォーマンスが全く上がらず、逆に1日を無駄にしてしまうことにもなる。
また、これは当たり前の話だが、睡眠の最中に、より良い眠りのための工夫を行うことはできない。
本連載でも何度か取り上げてきた「JINS MEME」では、体軸をリアルタイムで計測できるため、ランニングやウォーキングの最中に、「もう少し体を左に傾け、重心を後ろに」といった意識をすることで、より正しいフォームに近づけることができる。
また、1日の途中で、「今日は何歩歩きました」「何カロリー消費しました」という経過が出てくると、「今日はもう少し歩きたいから、オフィスから帰るときに田町駅から大門駅まで歩こう」と行動を変えることができる。今まで分からなかったデータの記録と可視化、そこからリアルタイムに行動を変えるために、ウェアラブルデバイスは役立っている。
しかし睡眠中は、「仰向けから少し首を左に向けて、体全体をそちらの方向に」などとフォーム改善はできないし、起きてから「あなたの睡眠フォームはこうでした」と指摘されても、その日の晩の睡眠に生かせるアドバイスではないのだ。
にもかかわらず、筆者は睡眠計測に非常に興味がある。
自由なスタイルのMISFIT「SHINE 2」
世間で最も売れているスマートウォッチであるApple Watchは、残念ながら睡眠計測の機能を持っていない。もちろん睡眠計測用のアプリが開発されれば、計測することは可能だろう。しかし、夜は充電しなければならないため、現実的な使い方とは言えないのだ。そこで、睡眠計測を行うには、他のウェアラブルデバイスを用いる必要がある。
今回試用したMISFITの「SHINE 2」は、Apple Watchを使いながらでも、組み合わせて利用しやすいデバイスだった。
SHINE 2はコイン型のアクティビティトラッカー(活動量計)で、装着方法の自由度が高い。付属してくるホルダーは、時計のように腕に巻き付けるタイプと、ポケットやベルトなどにクリップで取り付けるタイプ。加えて、ネックレス型のホルダーもある。さりげなく隠して装着するスタイルから、あえて見せるスタイルまで、楽しむことができる。
筆者は本体が内側になるよう、ポケットにクリップしていたが、ものを取り出すときに落っことしてしまうことが多かったため、ジーンズなどの場合はコインケースが定位置となった。そのほかにも、寝る際にはシャツの襟元や裾などにクリップしても良い。
iPhoneと組み合わせる場合、通知センターにはSHINE 2のバッテリー残量が表示される。しかし使い始めて1カ月がたっても、「100%」表示のままだ。SHINE 2はボタン電池1つで動作し、約半年は交換不要だという。毎晩充電する必要がないため、夜中の睡眠の計測も可能なのだ。
なお、SHINE 2の日本での発売は、当初2015年12月上旬とアナウンスされてきたが、2016年1月29日に延期されている。使ってみたいという方は、もうしばらく待つ必要があるだろう。
とりあえず寝てみる
ひとまず、SHINE 2を装着して、寝てみることにした。アプリは、昼間の活動量を表示するモードと、夜の睡眠を表示するモードに分かれている。睡眠表示に切り替えて、「そろそろお休みになりますか?」という表示の下の「準備OK」のボタンを押して、床につく。あとは寝るだけだ。
ちなみに、2012年頃使っていた「UP by Jawbone」でも睡眠計測は可能だったが、このアプリの問題点は、寝る前に睡眠計測モードに設定し忘れてしまうことだった(現在の「UP3」や「UP2」などでは自動計測が可能)。習慣として「さあ寝よう」と寝始めた方が良いのは分かるのだが、どうしてもモード切替をし忘れて寝てしまうことが多かった。
SHINE 2では、デバイス自体にもボタンはなく、特にモード切替を意識する必要はない。身につけて寝始めれば、アルゴリズムで動きを分析し、寝始めたタイミングを判断してくれる仕組みになっているのだ。これは、計測し忘れを防ぐことができ、ありがたい。
さて、睡眠計測と言っても、特別大きな機械を着けるわけでもないので、SHINE 2を身に着けていても、普段となんら変わらず寝ることができた。
SHINE 2で計測できるのは、起床(起きている状態)、浅い眠り、深い眠りの3種類だ。例えば、トイレに立ったり、目が覚めてケータイを眺めていたりすると、確かに「起床」として記録される。それ以外は、体の動きに応じて、眠りの状態を記録する仕組みだ。
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.
親が「絶対たぬき」「賭けてもいい」と言い張る動物を、保護して育ててみた結果…… 驚愕の正体が230万表示「こんなん噴くわ!」
人里離れた山にカメラを設置→1週間後…… 「なんで?」映っていた“意外すぎる住人”に「笑った」「実在していたのか!」
「安すぎる!」 ワークマン“980円バッグ”に絶賛の声続出 「文句なし」「コスパ最強」「シンプルで使いやすい」
親が「絶対たぬき」「賭けてもいい」と言い張る動物を、保護して育ててみた結果…… 驚愕の正体が230万表示「こんなん噴くわ!」話題になった飼い主に聞いた
湘南の砂浜に打ちあがった“超危険生物”を飼育したら…… 貴重な姿に「初めて見ました」「かっこいい」と大反響→2年後の現在について話を聞いた
押し入れに眠っていた“40年前の出産祝い”、開けてみると…… “昭和らしい品”に反響「感無量ですね」「状態がいいのも驚き」
庭にビオトープを作ったら、生物多様性が爆上がりして…… “まさかの生き物”の来訪に驚がく「え?マジすかw」「存在感すごい」と620万表示
ゴミ屋敷に嫁いだ女性 あるとき“9歳息子の本音”を耳にし……100日間の戦いが1000万再生「最後泣きました」「大変だったろうな」
←お弁当の理想 現実→ 高校生息子の母が明かした“リアルな光景”に「共感しかない」「ジワっときました」
150万円で買ったジャングル廃墟→家族3人で本気DIYしたら……「良くなりすぎた」 見違える結果に「やばい」「憧れる」
- 小学生時代「こんなプラモ誰が買うんだよw」→40年後…… “大人になった”を実感するエピソードに「分かる」「特大ブーメランw」
- パパに、保育園へ行く娘のヘアアレンジを任せたら…… ママがひっくり返った“仕上がり”が400万表示「重力どこ?」「頑張った感がいい!」
- 「神パンツきた」 ユニクロ新作“3990円パンツ”が品切れラッシュの大人気 「過去イチかも」「本当にこれは買い」
- なんとなく捨てにくい紙袋→2カ所切り込みを入れるだけで…… 目からウロコの“活用術”に「これすごくいい!」【海外】
- 「見習うことばかり」 80代おばあちゃんの春服&収納術がステキ! 上品かつオシャレで「憧れです」「尊敬します」
- ファスナーに直接毛糸を編み付けていくと…… 完成した“便利でかわいいアイテム”が100万再生「天才だ」「これ大好き」【海外】
- 「尊厳を踏みにじる行為」 八代亜紀さんの“物議のCD”は「流通会社がすでに流通を中止」 タワレコが回答
- 古くなったジーンズは捨てないで! 目からウロコの“アイデア”に大反響「なにこれかわいい!」「こんなの作れるんだ」【海外】
- 指先サイズの小さな器に木を植えて、育てたら…… 「芸術だ」「半端ない」鳥肌モノの“神盆栽”に反響
- 義母「ランドセル代を振り込みました」→銀行口座を見ると…… 2児ママ絶叫の“神対応”が1520万表示「凄すぎる!」
- 【べらぼう】“問題のシーン”、「子供に見せられない」 身体張った27歳俳優へ「演技やばくない?」
- 「恩師ビックリするやろなぁ」 中学3年で付き合い始めた“同級生カップル”が10年後…… まさかの現在に反響
- 「本当に迷惑」 宅急便の「不在連絡票」と酷似のチラシが物議…… ヤマト運輸「配布中止申し入れ」
- 「うそでしょ!?」 東京ディズニーランド、“老舗”レストランの閉店を発表 「とうとう来てしまったか」「いやだああああ」と悲しみの声
- 雑草ボーボーの運動場に“180羽のニワトリ”を放ったら…… 次の日、まさかの光景に「感動しました」「すごい食欲」
- 40歳・女性YouTuber「18年間、脇毛を処理していない」→“処理しない理由”語る 「脇のみならず……」
- コメダ珈琲店で朝、ミックスサンドとコーヒーを頼んだら…… “とんでもない事態”に爆笑「恐るべし」「コントみたい」
- 息子の小学校卒業で腕を組んだ34歳母→中学校で反抗期を迎えて…… 6年後の姿に反響 「本当に素敵!」「お母さん、変わってない!?」
- Koki,、豪邸すぎる“木村家の一室”がウソみたいな広さ! 共演者も間違えてしまうほどの空間にスタジオビックリ「コレ自宅!?」「ちょっと見せて」
- 使わない靴下をザクザク切って組み合わせると…… 目からウロコの再利用法が2500万再生「とてもクリエイティブ」【海外】