ありそうでなかった富山のソウルフード駅弁! 小箱に詰まった優しい味とは?:富山「健康黒とろろ昆布弁当」(700円)(2/3 ページ)
富山県民のソウルフード、でもちょっと珍しい“昆布”が主役の駅弁。一体どんな味わいなのでしょうか。
【おしながき】
- とろろ昆布ご飯 梅干し
- 鶏の照り焼き
- 赤巻蒲鉾
- 厚焼き玉子
- おくらのお浸し
- 煮物(玉こんにゃく、がんもどき)
富山県民のソウルフード「とろろ昆布」が、富山県産米のご飯にたっぷり敷き詰められた「健康黒とろろ昆布弁当」。栄養豊富で健康の維持にもいいとされるとろろ昆布だけに、“健康”の2文字が光ります。源によると、「頑張る皆さまの体を整え、一日の活力を生み出すお弁当をお届けしたい」という思いで開発したのこと。とろろ昆布とご飯のバランスがちょうどよく、これは箸が進みます。思わずリピートしたくなる逸品です。
富山らしい赤巻き蒲鉾に玉子焼きなど、駅弁の定番も入った「健康黒とろろ昆布弁当」。1食当たり432kcalでまとめているのは見事です。富山駅から北陸新幹線「かがやき」に乗ってしまえば、東京までは2時間ちょっとの旅。新幹線ですっかり短くなった移動時間にピッタリな小腹を満たしてくれる“小箱”サイズの駅弁は重宝しそう。シンプルで優しい味が北陸の旅に潤いを与えてくれそうです。
(初出:2022年9月16日)
連載情報
ライター望月の駅弁膝栗毛
「駅弁」食べ歩き15年の放送作家が「1日1駅弁」ひたすら紹介!
著者:望月崇史
昭和50(1975)年、静岡県生まれ。早稲田大学在学中から、放送作家に。ラジオ番組をきっかけに始めた全国の駅弁食べ歩きは15年以上、およそ5000個!放送の合間に、ひたすら鉄道に乗り、駅弁を食して温泉に入る生活を送る。ニッポン放送「ライター望月の駅弁膝栗毛」における1日1駅弁のウェブサイト連載をはじめ、「鉄道のある旅」をテーマとした記事の連載を行っている。日本旅のペンクラブ理事。
駅弁ブログ・ライター望月の駅弁いい気分 https://ameblo.jp/ekiben-e-kibun/
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