シャアザクだけじゃない! タムラ料理長(仮名)の「ザクとうふ」レシピ:「ザクとうふ」でMSVをなんとなく再現
ザクとうふが目の前にあるのにシャアザクに挑戦しないなんて愚の骨頂。デザートも食べたいからデザートザクも作ってやる!
塩が足りない――「機動戦士ガンダム」を見たことのある人しか反応できない微妙な書き出しで失礼する。弊社が誇る料理長のタムラさん(仮名)が、勢いだけでザクとうふでシャアザクをロールアウトしたとの報告を得た。
ザクとうふは枝豆風味のザクの頭部を模した薄緑色をした豆腐。見た目のインパクトと、数量限定の「ヒート・ホーク・スプーン」などのこだわりが功を奏し、予想を上回る人気で生産が間に合わない状況になっている。
量産体制を整えつつあるザクとうふを見て、誰しもが思った夢のシャアザクを製作したとあっては実食してみなければなるまい。さらにデザートザク、寒冷地仕様ザク、旧ザクをもなんとなく再現したとの情報も。ノリノリでTAMU'Sキッチンに潜入してみた。
「この間の戦いで倉庫に直撃を食らったろ? あん時、豆腐がやられたんだ」――タムラさん(仮名)が我々を迎え入れる。なるほど、あくまでもファーストのセリフをトレースする設定らしい。ならばこちらも“料理長の腕(性能)の違いが、豆腐の決定的差ではないことを教えて”もらおうじゃないか! なお、ちょいちょい散らばっているファーストのセリフっぽいものは一部の人だけ楽しんでほしい。よく分からないという人は、雰囲気だけでも覚えていってもらえれば幸いだ。
ザク出撃――MS-06
ベースはもちろんザクとうふ。なんとなく宇宙をイメージして海苔をちぎって敷き詰めた。さすが料理長、大胆だ。量産型なのでザクを雑にきゅうりで作成した。ちなみにモノアイは梅で味にアクセントをつけた。もちろん撮影後のミニザクは梅と和えて平らげた。
キュウリのザクは相模屋食料のジオラマレシピを参考に。作り方は……見たまま。あとはセンスで盛り付けるのみ。タムラさんの料理の説明はいつもだいたいこんな感じである。
ザクとうふレギュラー材料
- ザクとうふ 1個
- キュウリ 1本(太め)
- 海苔 適量
- 魚肉ソーセージ 少々
- 梅干 少々
赤い彗星、シャアザクとうふ製作――「MS-06S」
用意するものは、ザクとうふと食紅。そう、ザクとうふに食紅をぶっかけて安直に赤く染めようと試みた。これがまたあっという間に染まっていく。あなた色に染まったザクとうふは、もはやシャアザクにしか見えない。これに隊長機を示す角をつけるだけだ。
角にはリンゴやニンジン、梅シートなどを試した結果、モノアイにも使った魚肉ソーセージを切ってちょっと食紅で色をつけることにした。これにこんにゃくサラダを盛りつけ、海苔を散らし、お好みのドレッシングをかける。ノンオイル青じそ味などがとうふになじむ。大西洋をイメージしたかは分からないし、そもそもシャアザクはこのシーンに出て来ない。
シャアザク材料
- ザクとうふ 1個
- 食紅 少々
- 海苔 少々
- 魚肉ソーセージ 少々
- こんにゃくサラダ
- 海苔 適量
動力パイプ取ればいいんじゃない?――「MS-05」(旧ザク)
ザクとうふから動力パイプ部分を取れば完成。あら簡単。動力パイプ部の残骸もスタッフがおいしくいただいた。動力パイプを取り除いただけで貧弱に見えるから不思議。
旧ザク材料
- ザクとうふ1個
- 海苔 少々
- 魚肉ソーセージ 少々
やっぱデザート食べたいのでデザートザク――「MS-06D」(ザクII 砂漠仕様)
砂のデザートとスイーツのデザートのダブルミーニングな逸品。ザクとうふのはいっていたケースを使用し、プリンの型とする。作り方は簡単で、プリンの素を使用し冷やして固めるだけ。チョコペンと赤いグミで飾りつける。角は羊羹を薄く切ってみた。きな粉で砂っぽく散らしたのがポイント。
デザートザク(2ヘッド分)材料
- プリンの素(冷やして固めるタイプ)1袋(77グラム)
- 牛乳 400cc
- 羊羹 少々
- きな粉 適量
なんか白っぽいのもあったじゃない?――「MS-06J」(ザクII 寒冷地仕様)
プリンもできたら寒天でもできるんじゃない? ということで、プリンの素の代わりに牛乳かんで作成してみた。ゼリーもいいが、やはり寒天のほうがしっかりしていて扱いやすい。ようやく塩ではなく砂糖をふぁっさーとかけれたタムラさん(仮名)もご満悦だ。
型に流し込むまではデザートザクと同様。白いので寒冷地仕様ということで、ガラスの器に盛り付けてみた。氷とソーダゼリーを盛り付けると雰囲気も出る。実は何度もプロトタイプを作ったのがこれ。料理長曰く難しいらしい。
寒冷地仕様ザク材料
- 粉寒天 4グラム
- 水 100cc
- 牛乳 300cc
- 砂糖 60〜100グラム
- 羊羹 少々
- 赤いグミキャンディー 1個
- 氷
ザクとうふ、無駄死にではない?――「大気圏突入」
せっかくならザクとうふでガンダムの世界観を再現してみたい。そんな意欲あふれるジャストアイデアで料理長は第5話「大気圏突入」を再現することにした。
グツグツと煮立つトマト鍋の中を大気圏と見立て、ザクとうふを投入してみた。ザクとうふが徐々に崩壊していく様を見つつ、「残念ながらザクとうふには、トマト鍋を突破できる能力はないのだ」と上目線でつぶやこうと思ったが、なかなか崩れない。ええい、相模屋食料のザクとうふは化け物か! そんなわけでこっそり手動で解体してみた。
大気圏突入
- ザクとうふ 1個
- トマト鍋の素(キムチ鍋も可)
料理長タムラさん(仮名)のザクとうふレシピはいかがだっただろうか? 我々は辟易している。徐々に補給線が寸断され疲弊していくジオン軍のように、出てくるものすべてがザクヘッドの姿をした豆腐やデザートにお腹いっぱいになっていく様を想像してほしい。基本どれも3分クッキングレベルだが、それはそれで大変だったということだ。
ちなみにタムラさん(仮名)、社内では営業部・料理担当部長をも兼ねている。ホワイトベースの料理長と性別は違っているが、我々の胃袋を押さえているのは変わりない。かくしていかに「ザクとうふ」でMSVをだいたい再現してみたかはLifeStyleにも掲載されている。
実は料理長、赤いゼリーで作ったシャア専用ザクも作っていたのだが、すでに豆腐だけで8丁は消費しており、これ以上無理と判断した。あとは料理長が責任をもって処理していただくことにした。
なお、ザクとうふを食べたあとの容器については、togetterの「ザク豆腐の容器を有効的に使う方法まとめ」にもまとまっている。全国の料理長が腕をふるっている様をご覧いやだきたい。
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