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» 2012年05月15日 09時14分 公開

寝過ごし厳禁:あなたは“数百年に1度”のイベントにいくらかける?――金環日食鑑賞コースを松竹梅で分けてみました (2/2)

[作倉瑞歩,ITmedia]
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「梅」コース――5000円以下

 5000円以下となると、いよいよ現実味を帯びてきますね。おそらくこれくらいのコストで日食を見る方が多いのでは? 順にご紹介しましょう。

日食観察グラスを購入

 こちらは文字通り日食を肉眼で見るために使うものです。ビクセンケンコー・トキナーといった、天文関連の製品を発売している会社をはじめ、各社から発売されています。価格も1500円程度なので手頃ですね。しかしこれも争奪戦が始まっていますので、各メーカーとも増産をしているようですが、早いうちに手に入れておくに越したことはありません。

 なお、ニュースなどでも伝えられていますが、直接太陽を見ては絶対にいけません。濃い色のサングラスや下敷きをかざして見るのもNG。観察には専用のグラスを使いましょう。ちなみに、カメラ用のNDフィルタを太陽にかざして見るのもダメです。

日食観察用グラス

iPhone4/4S用のNDフィルタアダプタ

 ケンコー・トキナーから、iPhone4/4S用の太陽撮影セットが販売されています。私も購入したのですが、内部で光が乱反射しているのかゴーストが出ます。どのように使えばうまくいくのか、本番までに考えたいと思います。

ケンコー iPhone4/4S用 5倍太陽撮影キット「KSG-M5」

普通の太陽を撮影してみたところ。うまくピントが合わないですし、内部で乱反射するのかゴーストが出ちゃってます

日食中継を見る

 日食に合わせてストリーミング放送を流す企画がさまざまなところで計画されています。当日金環日食が見られる場所に行けない、または天気が悪くて見ることができなかった、というときに利用するといいかもしれません。ざっと挙げると以下のような感じですが、メジャーどころだけを紹介します。このほか、教育機関や個人を含めると相当な数になるでしょう。

  • ニコニコ生放送:ニコニコ天体観測「金環日食」で食の始まりから生中継。撮影は月刊「天文ガイド」のカメラマンさん
  • ウェザーニューズ:「SOLiVE24」にて、日本、中国、台湾、韓国の7カ所から生中継
  • パナソニック:富士山頂から太陽光発電でライブ中継。エコな感じが何ともいいですね
  • Ustream:「金環日食ライブ配信関連特集ページ
  • 宇宙科学研究所(JAXA):Ustreamの相模原チャンネルで生中継

 このほか、インターネット中継ではないですが、フジテレビ系列で放送されている「めざましテレビ」で金環日食を中継。SMAPが登場して、金環日食をバックに新曲「さかさまの空」を歌うそうです。

日食アプリを利用する

 iPhone用に“日食関連アプリ”が用意されていますので、こちらもご紹介しておきましょう。

  • 金環食2012(無料)

 これは、自分が現在いるところでどのように見えるのかを教えてくれるアプリです。当日のシミュレーションも見せてくれます。

日本のどのあたりを通るのか分かる
現在地で見た場合の欠け始め、食の最大時刻や高度が分かる
ARでの当日のシミュレーションも見られる

  • 金環アプリ2012(無料)

 こちらも先ほどの「金環食2012」と同様に、ARを使ったシミュレーションが可能です。このアプリは天文雑誌を出しているアストロアーツ製のためか、「日食を安全に見るためには」などの注意事項のほか、アストロアーツのWebサイトへのリンクが張ってあり、日食関連の情報にアクセスできます。

日食帯の地図
ARによるシミュレーション
情報ページもあります

  • 2012金環日食ガイド(85円)

 日本気象協会が製作したアプリ。85円取るだけあってか、「金環日食Q&A」など、情報が充実しています。もちろん天気予報もあります。そのほかのアプリと違ってAR機能がないのが難点ですが、カウントダウンはグラフィカルで美しいし、アラームセットもできるので、上記のソフトと合わせて使うのがいいのではないでしょうか。

Q&Aが充実
日本気象協会だけに、天気予報も参照できる
アラーム機能付きのカウントダウン

 5月21日の金環日食まであとわずか。当日のお天気が心配ですが、みんなでてるてる坊主でもつるしますかね。

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