バーテンダーが全員探偵!? 六本木の探偵Bar「Answer」に潜入した:浮気の兆候チェックポイントも聞いたぞ(2/2 ページ)
―― 探偵Barを営業することにしたきっかけは?
「探偵に対するダークなイメージをなくし、気軽に相談してもらえるような場を作りたいという経営者の想いにより、営業がスタートしました。探偵事務所というとハードルが高い印象があるかもしれませんが、Barスタイルなら足を運びやすいのではないかと思います」
―― お客はどんな属性の人が多い?
「30代を中心に、20〜40代の方々にご利用いただいています。男女比は3:2くらいです」
―― Barに来た人の何割くらいが、実際に調査依頼をしている?
「1〜2割くらいの方だと思います。探偵に相談したいという意志が元々ある方は来店前に予約をしていただき、店内奥の個室でご相談に応じています」
―― はじめ相談する予定がなかった人は、どんな流れで調査依頼につながることが多い?
「世間話から相談につながることが多いです。友人同士で来店されて、会話の中で最近の悩みに関する話題が出て、『そういえばこのBar、相談に乗ってくれるんだよね?』とお声掛けいただくこともありますね」
ちなみに調査依頼内容ベスト3は、「1.浮気」「2.盗聴」「3.金銭トラブル」なのだとか。全体的に恋愛・夫婦関係に関する相談が多く、上記以外にも片想いや復縁に関する依頼などもある。「依頼主はすぐに結果が知りたいという人が多いので、基本的に、依頼されてから24時間以内に調査報告をしています」
過去に、調査結果の内容にショックを受けてその場で気絶してしまった男性が3人ほどいらっしゃるとか。女性の方が、どんな結果であれサバサバと受け止められる傾向にあるらしい。やはり、女は強し。
―― 探偵の1日のスケジュールはかなりハードそうである。特にバーテンダーもしている彼女達、相当忙しいのでは?
「そうですね。調査依頼内容にもよりますが、睡眠不足になりますし、体力的にきついと思うこともあります」
例えばある1日のスケジュール。午前9時ごろ、新宿にある事務所に出社し、メールチェックや報告書のまとめ、Webサイト・ブログを更新する。午後5時すぎに事務所からBarへ移動し、深夜0時までBar勤務。場合によっては早朝から張り込んだ後に出社し、午後仮眠を取りつつ、深夜も張り込むということも。朝5時から翌朝4時まで働くという日もあるという。休日はもちろん不定期。緊張を強いられる状況もあり、精神的にも体力的にもタフさが求められる。
―― 探偵の仕事だけでもハード。さらにバーテンダーの仕事もある。探偵とバーテンダー、2つの顔を持っていてしんどいと感じるのはどんな時?
「覚えなければならないことが多くて大変な時はありますね。2つの業務の切り替えが求められます。長時間勤務になるため体力の消耗を感じることも。Bar勤務の後、調査のため車を運転しなければならない場合もあるので、Bar勤務中に提供するカクテルやお酒類の味見ができないこともあります」
―― 働きづめな毎日、「それでもこの仕事が好き!」と思うのはどんな時?
「探偵の仕事中、証拠写真が撮れた瞬間はたまらないですね。ほんの一瞬のことですが、とても達成感があります。「ここで失敗できない」という緊張感に押しつぶされそうな時もありますが、だからこそ写真が撮れた時にはやりがいを感じます。また、調査のために全国各地、さまざまな場所に行けるのもいいですね。普通に生活していたら知ることのできない、さまざまな生活や人間模様に出会えるのも、この仕事ならではだと思います」
大変なぶん、得られるものも大きそうだ。
―― 最後に、悩める読者へひとこと。
「悩んでいる時間が一番つらいと思います。主観的な推測を繰り返し、答えを得ることができないのに長い時間を費やしてしまう。迷路に入りこんでしまえば、自力ではなかなか出口は見つかりません。特に年齢が上がれば上がるほど、悩んでいる時間がもったいないと思うのです。友達に相談して、かえって話がこじれてややこしくなることも。そんな時、このお店の名前でもありますが、Answer(答え)を早期につかむことでつらい時間から早く解放されるかもしれない。そのために私たちがお役に立てればいいなと考えています」
店内は26席、立食なら35人くらいまで利用可能。宴会プランもある。平日火曜・水曜の午後7時〜9時くらいであれば予約なしでも比較的ゆったり過ごすことができるそうだ。1人で利用する客も多いとのこと。モヤモヤした気持ちの時に、ぜひ訪れてみてほしい。
おまけ:探偵Bar「Answer」美人探偵兼バーテンダー上岡さん流「浮気をしているシグナルを見抜く3つのポイント」
- スマートフォンを机の上に置く時、画面を伏せている→メールや着信のポップアップ通知を知られたくないからかもしれない
- においや身だしなみに気をつけるようになった→香水をつけたり、おしゃれになったりするなど、ここ最近急な変化があったら要注意
- 「忙しい」と言うことが増えた→出張、残業や休日出勤、ゴルフなどの接待を理由に家を空ける時間が多くなった
これら3つすべてに当てはまったら、浮気をしている可能性が高いらしい。ご参考までに。
関連記事
- リアル「耳をすませば」できるかも! マンガ好きが集まる、新宿ゴールデン街のバー「図書室」
「新宿ゴールデン街」。文壇バーなどハードルの高い世界ばかりと思いきや、実はアニメやマンガ、ゲームをテーマにした、比較的カジュアルな店舗も存在する。 - 「もう猫カフェじゃ満足できない」だと? ならば「爬虫類カフェ」へ行こうじゃないか
最先端の生き物愛好家が集まるという、爬虫類カフェ「横浜亜熱帯茶館」でトカゲやヘビたちと一緒にゆっくりしてきた。 - 鷹好きの、鷹好きによる、鷹好きのためのカフェ「鷹匠茶屋」でごはんしてきた
お店の中に猛禽(もうきん)類がいることで、徐々に浸透し始めている三鷹「鷹匠茶屋」。その店主のあふれる鷹への愛に触れてきた。 - 「表情はあいまいに」「ブーケトスでは逃げない」――「離婚式」のマナー教える講座が開講
意外に知られていない「離婚式」のマナー。いざ参列する段になって慌てないように、この講座で学んでおきましょう。 - 「不謹慎かもしれないが、無関心よりまし」――「無職FES」が目指す働けない人の居場所作り
下北沢のとあるバーで、ホームレスの男性が1日限りで店長を務めることになった。その名も「ホームレスBAR」。このイベントは「無職FES」という団体が企画したものだった。
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.
-
「何言ったんだ」 大谷翔平が妻から受けた“まさかの行動”に「世界中で真美子さんだけ」「可愛すぎて草」【大谷翔平激動の2024年 「家族愛」にも集まった注目】
-
60代女性「15年通った美容師に文句を言われ……」 悩める依頼者をプロが大変身させた結末に驚きと称賛「めっちゃ若返って見える!」
-
「庶民的すぎる」「明日買おう」 大谷翔平の妻・真美子さんが客席で食べていた? 「のど飴」が話題に
-
皇后さま、「菊のティアラ」に注目集まる 天皇陛下のネクタイと合わせたコーデも……【宮内庁インスタ振り返り】
-
真っ黒な“極太毛糸”をダイナミックに編み続けたら…… 予想外の完成品に驚きの声【スコットランド】
-
71歳母「若いころは沢山の男性の誘いを断った」 信じられない娘だったけど…… 当時の姿に仰天「マジで美しい」【フィリピン】
-
新1000円札を300枚両替→よく見たら…… 激レアな“不良品”に驚がく 「初めて見た」「こんなのあるんだ」
-
家の壁に“ポケモン”を描きはじめて、半年後…… ついに完成した“愛あふれる作品”に「最高」と反響
-
ザリガニが約3000匹いた池の水を、全部抜いてみたら…… 思わず腰が抜ける興味深い結果に「本当にすごい」「見ていて爽快」
-
「ほぼ全員、父親が大物芸能人」 奇跡的な“若手俳優の集合写真”が「すごいメンツ」と再び話題 「今や全員主役級」
- ザリガニが約3000匹いた池の水を、全部抜いてみたら…… 思わず腰が抜ける興味深い結果に「本当にすごい」「見ていて爽快」
- ズカズカ家に入ってきたぼっちの子猫→妙になれなれしいので、風呂に入れてみると…… 思わず腰を抜かす事態に「たまらんw」「この子は賢い」
- フォークに“毛糸”を巻き付けていくと…… 冬にピッタリなアイテムが完成 「とってもかわいい!」と200万再生【海外】
- 鮮魚スーパーで特価品になっていたイセエビを連れ帰り、水槽に入れたら…… 想定外の結果と2日後の光景に「泣けます」「おもしろすぎ」
- 「申し訳なく思っております」 ミスド「個体差ディグダ」が空前の大ヒットも…… 運営が“謝罪”した理由
- 「タダでもいいレベル」 ハードオフで1100円で売られていた“まさかのジャンク品”→修理すると…… 執念の復活劇に「すごすぎる」
- 母親から届いた「もち」の仕送り方法が秀逸 まさかの梱包アイデアに「この発想は無かった」と称賛 投稿者にその後を聞いた
- ある日、猫一家が「あの〜」とわが家にやって来て…… 人生が大きく変わる衝撃の出会い→心あたたまる急展開に「声出た笑」「こりゃたまんない」
- 友人のため、職人が本気を出すと…… 廃材で作ったとは思えない“見事な完成品”に「本当に美しい」「言葉が出ません」【英】
- セレーナ・ゴメス、婚約発表 左手薬指に大きなダイヤの指輪 恋人との2ショットで「2人ともおめでとう!」「泣いている」
- 「何言ったんだ」 大谷翔平が妻から受けた“まさかの仕打ち”に「世界中で真美子さんだけ」「可愛すぎて草」
- 「絶句」 ユニクロ新作バッグに“色移り”の報告続出…… 運営が謝罪、即販売停止に 「とてもショック」
- 「飼いきれなくなったからタダで持ってきなよ」と言われ飼育放棄された超大型犬を保護→ 1年後の今は…… 飼い主に聞いた
- アレン様、バラエティー番組「相席食堂」制作サイドからのメールに苦言 「偉そうな口調で外して等と連絡してきて、」「二度とオファーしてこないで下さぃませ」
- 「明らかに……」 大谷翔平の妻・真美子さんの“手腕”を米メディアが称賛 「大谷は野球に専念すべき」
- 「やはり……」 MVP受賞の大谷翔平、会見中の“仕草”に心配の声も 「真美子さんの視線」「動かしてない」
- ドクダミを手で抜かず、ハサミで切ると…… 目からウロコの検証結果が435万再生「凄い事が起こった」「逆効果だったとは」
- 「母はパリコレモデルで妹は……」 “日本一のイケメン高校生”グランプリ獲得者の「家族がすごすぎる」と驚がくの声
- 「ごめん母さん。塩20キロ届く」LINEで謝罪 → お母さんからの返信が「最高」「まじで好きw」と話題に
- 「真美子さんさすが」 大谷翔平夫妻がバスケ挑戦→元選手妻の“華麗な腕前”が話題 「尊すぎて鼻血」