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» 2013年03月04日 15時58分 公開

ニコニコのGPS将棋対局イベントで3人が100万円獲得 運営「青ざめてます」

ニコニコの将棋担当者は「正直言うと1人も勝てないと思っていた」らしい。

[ITmedia]

 将棋ソフト「GPS将棋」との対局イベントが2月24日から毎週土日にニコニコ本社(原宿)で開かれている。勝てば100万円という太っ腹なこの企画。相手は「世界最強」といわれる将棋ソフトだけに、人間側の勝利は難しいかと思われていたが、ついに100万円をゲットする猛者が現れた。それも3人も!

画像 うらやましい

 イベントはプロ棋士、女流棋士、奨励会員以外であれば、誰でも参加できる。相手はGPS将棋(PC1台で駆動)。持ち時間は15分。挑戦者は1局づつ先着順に対局していくルールで、当日は元奨励会員やアマ竜王、アマ名人、大学の将棋部など、全国からアマチュアの強豪が集まったという。

 1日目は9人が挑戦。優勢と思われる局面もあったものの、GPS将棋の全勝で終わった。だが……2日目(3月2日)に2人、3日目(3月3日)に1人が見事白星を挙げ、賞金を獲得。ライブ配信されたニコニコ生放送の画面は祝福のコメントで埋まった。3人はいずれも全国大会の優勝経験者だそうだ。

画像 ああ、うらやましい

 イベントを企画したドワンゴの将棋担当者は「正直言うと、GPS将棋の驚異的な強さならば1人も勝てないと思っていた」という。1人、また1人と100万円をかっさらっていく様子を見て「青ざめ、震えが止まらず、あぁなんでこのイベントを合計5日間にしてしまったんだろう……と深く後悔しました」と打ち明ける。

 イベントはあと2回(3月9日、10日)開催される。「立場的には、もうイベントをやめて逃げ出したいのが本音ではあるものの、ここまでアマチュア強豪の方々が全国から集まってくださるとは夢にも思っておらず、感激しているのも本音で……複雑な思いです」と担当者。「もしGPS将棋に勝てそうになったら、相手玉を詰むその瞬間、大粒の涙を流す運営の顔を思い浮かべて頂けますと幸いです」。

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