国民食カレー! ですが、ルーをかける位置は右? 左? 人によって千差万別な「カレーライス」という存在

決まってるの!?

» 2016年02月18日 23時41分 公開
[日本気象協会 tenki.jp(http://www.tenki.jp/)]
Tenki.jp

画像 一応お断りしておきますが、ルーの位置は好みの問題なので、正解はありません

 ときどき、無性に食べたくなるカレーライス。みなさんにとって学校の給食では不動の人気メニューとして君臨し、家では母の味としてどこかなつかしく落ち着く一品といえるのではないでしょうか。みなさんはそんなカレーライスのルーの位置、右にしていますか? 左にしていますか? 今回は「とくに決まっていないけれど言われてみればそうだな」「なんとなく知っているけれどきちんとは知らない」などといったあまり知られていないカレーライスのちょっとした情報をご紹介します。



カレーライスのルーは右にかける? それとも左?

 「どっちでもいい」と言われてしまえばそれまでなのですが、カレーライスを盛り付けるとき、ルーの位置は右か左か、はたまた手前か奥かで意見がわかれたこと、ありませんか?

 2015年全国の1107人を対象に「カレーを食べるとき、ルーはどっち側に向ける?※」というテーマでアンケートをとりました(※Jタウンネット編集部調べ)。

  • 右 → 45.0%
  • 左 → 37.6%
  • 手前 → 8.4%
  • 奥 → 4.2%
  • 混ぜる→ 2.2%
  • 不定 → 2.6%

 6つの選択肢からひとつを選ぶというものですが、半数の方がルーを右側に、ライスを左側に置くという結果になりました。

結果の偏りが見られたのは、4県のみ。このことから「地域によってカレールーのかけ方が違う」とは言い切れないようです。個人的には不定の2.6%という少なさに驚いています。やはりみなさんルーの位置にはこだわりがあるのですね。

 また、筆者の周囲では「ルーとライスのすくいやすさから右」といった理由や、「利き手が右手でルーが右側にあると裾が汚れるから左」、「スープを飲むとき手前から奥にすくう要領でカレーを食べるから奥」といった理由、「左右や奥手前関係なく、ライスの上全体にかかっていないといやだ」といった意見もみられました。



カレーライスとライスカレーの違い

画像 カレーライス? ライスカレー?

 ところで、カレーライスとライスカレーの違いをご存知ですか? 実はこの2つにこれといって違いはなく、どちらの呼び方が正しいとは決められていません。

 日本にカレーが上陸したころは「カレーライス」ではなく「ライスカレー」と呼ばれており、庶民的なものとして親しまれていました。やがて高度経済成長期を迎え、一般家庭の食卓に並ぶ料理が豊かになり、それにしたがってカレー料理も庶民的なものから、より本格的なものへと進化。そんな食の変化が背景にあり、1964年東京オリンピック開催の前あたりに呼び名が「ライスカレー」から「カレーライス」へと変貌をとげていったのです。

 当時のカレーライスは、ライスとは別の容器にカレールーがはいっており、ハイカラなイメージを持たれていたといわれています。



“ドライカレー”といわれて思い浮かぶ状態は、どんなもの?

 さて、ここまでご紹介してきたのはスープ状のカレーライスでしたが、カレーの種類もいろいろあります。そのひとつとして挙げられるのが、ドライカレーです。みなさんはドライカレーと聞いてどのような状態を思い浮かべますか?

 ひき肉とタマネギなど野菜のみじん切りを汁気のないカレールーで炒め、さらに煮詰めてライスの上にのせたミートソース状のものと、ライス自体にカレーの味がついているピラフ状のもの、2通りに分かれるかと思います。どちらも正真正銘のドライカレーで、ミートソース状のものをウェットタイプ、ピラフ状のものをそのままピラフタイプと呼んでいます。

 呼び名は同じですが見た目も味もまったく違うもの。ドライカレーに関してはウェットタイプをパスタにかけてもいいですし、ピラフタイプをドリアにしても◎! 料理のバリエーションも広がります。

 ──カレーライスと一口にいっても人によってさまざまなこだわりがあり、カレーライス自体にもいろいろな種類があります。今日のごはんは、子どもも大人も大好きなカレーライスはいかがでしょうか。



関連リンク



関連キーワード

カレー | 日本気象協会 | 料理 | トリビア | 天気


Copyright (C) 日本気象協会 All Rights Reserved.

昨日の総合アクセスTOP10
  1. /nl/articles/2412/24/news088.jpg ヤフオクで出品されていた「20万円の引退品」→開封すると…… “まさかの中身”に賛否 「ゾッとしたわ…」「しゃーない」
  2. /nl/articles/2412/25/news115.jpg 辻希美&杉浦太陽、家族6人でクリスマスに豪華料理 長女・希空が作った“プロ級のケーキ”も…… 「凄くいい時間だった」
  3. /nl/articles/2412/24/news092.jpg 「バグってる」 シャトレーゼの“864円で買える”「1人用クリスマスケーキ」に大絶賛の声 「企業努力すごい」
  4. /nl/articles/2412/24/news037.jpg 毛糸で作ったお花を200個つなげると…… “圧巻の防寒アイテム”完成に「なにこれ作りたい……!!」「美しすぎる!」と100万再生【海外】
  5. /nl/articles/2412/25/news152.jpg 「思わず泣きそう」 シャトレーゼの“129円クリスマスケーキ”に衝撃 「すごすぎない!?」「このご時世に……」
  6. /nl/articles/2412/23/news078.jpg そば屋の看板のはずが…… 雪で“別の店”みたいになってしまった光景が北海道の豪雪のすさまじさを物語る
  7. /nl/articles/2412/25/news009.jpg 若かりしころの父と母→36年後…… 苦楽をともにしてきた“現在の姿”に「泣いた」「本当に素敵」と1700万再生突破【海外】
  8. /nl/articles/2412/23/news025.jpg 幼少期から“ディズニー”大好きな2人→25年後…… まさかまさかの“現在”が話題 「映画のワンシーンのよう」
  9. /nl/articles/2412/25/news021.jpg 大型ワンコが猫に育てられた結果…… 驚きの行動連発に「自分を猫だと思っていないっw?」「かわいすぎる!」
  10. /nl/articles/2412/24/news156.jpg 妻が“13歳下&身長137センチ”で「警察から職質」される夫婦の苦悩……“年の差33歳差”カップルに反響【個性的なカップル特集2024】
先週の総合アクセスTOP10
  1. ザリガニが約3000匹いた池の水を、全部抜いてみたら…… 思わず腰が抜ける興味深い結果に「本当にすごい」「見ていて爽快」
  2. 新1000円札を300枚両替→よく見たら…… 激レアな“不良品”に驚がく 「初めて見た」「こんなのあるんだ」
  3. 家の壁に“ポケモン”を描きはじめて、半年後…… ついに完成した“愛あふれる作品”に「最高」と反響
  4. 「庶民的すぎる」「明日買おう」 大谷翔平の妻・真美子さんが客席で食べていた? 「のど飴」が話題に【大谷翔平激動の2024年 「お菓子」にも注目集まる】
  5. 100均のファスナーに直接毛糸を編み入れたら…… 完成した“かわいすぎる便利アイテム”に「初心者でもできました!」「娘のために作ってみます」
  6. “プラスチックのスプーン”を切ってどんどんつなげていくと…… 完成した“まさかのもの”が「傑作」と200万再生【海外】
  7. 「バグってる」 シャトレーゼの“864円で買える”「1人用クリスマスケーキ」に大絶賛の声 「企業努力すごい」
  8. 「昔モテた」と言い張るパパ→信じていない娘だったが…… 当時の“驚きの姿”が2900万再生「おおっ!」「マジかよ」【海外】
  9. トイレットペーパーの芯を毛糸でぐるっと埋めていくと…… 冬に大活躍しそうなアイテムが完成「編んでるのかと思いきや」【海外】
  10. “月収4桁万円の社長夫人”ママモデル、月々の住宅ローン支払額が「収入えぐ」と驚異的! “2億円豪邸”のルームツアーに驚きの声も「凄いしか言えない」
先月の総合アクセスTOP10
  1. 「何言ったんだ」 大谷翔平が妻から受けた“まさかの仕打ち”に「世界中で真美子さんだけ」「可愛すぎて草」
  2. 「絶句」 ユニクロ新作バッグに“色移り”の報告続出…… 運営が謝罪、即販売停止に 「とてもショック」
  3. 「飼いきれなくなったからタダで持ってきなよ」と言われ飼育放棄された超大型犬を保護→ 1年後の今は…… 飼い主に聞いた
  4. アレン様、バラエティー番組「相席食堂」制作サイドからのメールに苦言 「偉そうな口調で外して等と連絡してきて、」「二度とオファーしてこないで下さぃませ」
  5. 「明らかに……」 大谷翔平の妻・真美子さんの“手腕”を米メディアが称賛 「大谷は野球に専念すべき」
  6. 「やはり……」 MVP受賞の大谷翔平、会見中の“仕草”に心配の声も 「真美子さんの視線」「動かしてない」
  7. ドクダミを手で抜かず、ハサミで切ると…… 目からウロコの検証結果が435万再生「凄い事が起こった」「逆効果だったとは」
  8. 「母はパリコレモデルで妹は……」 “日本一のイケメン高校生”グランプリ獲得者の「家族がすごすぎる」と驚がくの声
  9. 「ごめん母さん。塩20キロ届く」LINEで謝罪 → お母さんからの返信が「最高」「まじで好きw」と話題に
  10. 「真美子さんさすが」 大谷翔平夫妻がバスケ挑戦→元選手妻の“華麗な腕前”が話題 「尊すぎて鼻血」