日本も人ごとじゃない? 米国で習った“テロ対策訓練”のまとめが命を守ってくれそうと話題に

テロから逃げる基本として、頭の片隅に。

» 2016年07月07日 13時22分 公開
[コンタケねとらぼ]

 Twitterユーザーの@Yupendy_さんが公開した、「テロ対策・テロにあったら」の画像がためになると話題です。米国で受けたという訓練の内容が、分かりやすくまとめられています。海外旅行へ行く際などは、ぜひ知っておきたいところ。








テロ対策

 同まとめによると、以下のことを習ったそうです。

  • 常に出入り口、非常口の位置を確認する癖を付ける。
  • 大きな柱や仕切り壁などに近いと生存率が大きく上がる。
  • “何か”が起きてもその方向を見ず、逃げる。携帯電話で撮影しない、やじ馬しない。落ち着くのは無理でも立ち止まらない。
  • 銃乱射・爆発物の場合でも何でもとにかく屈んで逃げる。爆風で頭が取れるケースが有る。頭を低くして逃げる。足にけがをした場合も這って逃げる。“死んだふり”は通用しない。
  • 人とはぐれても探しに行かない。建物・場所から逃げ切れなかった場合は、1人ででもどこか安全なところ(見つけられるかは運)に隠れる。
  • 化学兵器テロの場合はハンカチが生死を分けるので、できるだけ持っておく。
  • 携帯電話はすぐに切る。鳴ると場所がバレる。
  • 口を開けておくと爆発音などで鼓膜が破れるのを防げる。

 また、木製以外の壁(特に公共施設のもの)や大きめの木は銃弾を遮ってくれますが、ゴミ箱、鉢植え、木製の壁や扉、劇場の座席、車のドアなどは銃弾が貫通してしまうとのこと。制圧・殺傷テロで人質になってしまった場合、生存率は30%以下とも教えられたそうです。


貫通 銃弾が貫通するもの・しないもの

 簡単にまとめると、「逃げる・記録しない・立ち向かわない」となります。@Yupendy_さんいわく、「全てのテロにあてはまるわけではないのでそのつど臨機応変な行動が求められますが、テロから逃げる基本として頭の片隅に置いておいて頂けると幸いです」とのことでした。

 この訓練は、日本でいう職場・教育機関での避難訓練のような形で行われたものだったそうです。最初にスライドショーを見て、その後訓練を受ける、という形式で行われたとのこと。

 バングラデシュ人質事件で邦人が多数亡くなった直後ということもあり、日本でも人ごとではなくなってきてしまった感じのあるテロ。知識を生かす場面が来ないのが最善ではありますが、覚えておいて損はなさそうです。

(画像提供:@Yupendy_さん

関連キーワード

まとめ | 海外旅行 | 避難


Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.

昨日の総合アクセスTOP10
  1. /nl/articles/2412/18/news202.jpg 「何言ったんだ」 大谷翔平が妻から受けた“まさかの行動”に「世界中で真美子さんだけ」「可愛すぎて草」【大谷翔平激動の2024年 「家族愛」にも集まった注目】
  2. /nl/articles/2412/20/news023.jpg 60代女性「15年通った美容師に文句を言われ……」 悩める依頼者をプロが大変身させた結末に驚きと称賛「めっちゃ若返って見える!」
  3. /nl/articles/2403/21/news088.jpg 「庶民的すぎる」「明日買おう」 大谷翔平の妻・真美子さんが客席で食べていた? 「のど飴」が話題に
  4. /nl/articles/2412/21/news038.jpg 皇后さま、「菊のティアラ」に注目集まる 天皇陛下のネクタイと合わせたコーデも……【宮内庁インスタ振り返り】
  5. /nl/articles/2412/21/news056.jpg 真っ黒な“極太毛糸”をダイナミックに編み続けたら…… 予想外の完成品に驚きの声【スコットランド】
  6. /nl/articles/2412/21/news088.jpg 71歳母「若いころは沢山の男性の誘いを断った」 信じられない娘だったけど…… 当時の姿に仰天「マジで美しい」【フィリピン】
  7. /nl/articles/2412/20/news096.jpg 新1000円札を300枚両替→よく見たら…… 激レアな“不良品”に驚がく 「初めて見た」「こんなのあるんだ」
  8. /nl/articles/2412/18/news015.jpg 家の壁に“ポケモン”を描きはじめて、半年後…… ついに完成した“愛あふれる作品”に「最高」と反響
  9. /nl/articles/2412/15/news031.jpg ザリガニが約3000匹いた池の水を、全部抜いてみたら…… 思わず腰が抜ける興味深い結果に「本当にすごい」「見ていて爽快」
  10. /nl/articles/2412/17/news195.jpg 「ほぼ全員、父親が大物芸能人」 奇跡的な“若手俳優の集合写真”が「すごいメンツ」と再び話題 「今や全員主役級」
先週の総合アクセスTOP10
  1. ザリガニが約3000匹いた池の水を、全部抜いてみたら…… 思わず腰が抜ける興味深い結果に「本当にすごい」「見ていて爽快」
  2. ズカズカ家に入ってきたぼっちの子猫→妙になれなれしいので、風呂に入れてみると…… 思わず腰を抜かす事態に「たまらんw」「この子は賢い」
  3. フォークに“毛糸”を巻き付けていくと…… 冬にピッタリなアイテムが完成 「とってもかわいい!」と200万再生【海外】
  4. 鮮魚スーパーで特価品になっていたイセエビを連れ帰り、水槽に入れたら…… 想定外の結果と2日後の光景に「泣けます」「おもしろすぎ」
  5. 「申し訳なく思っております」 ミスド「個体差ディグダ」が空前の大ヒットも…… 運営が“謝罪”した理由
  6. 「タダでもいいレベル」 ハードオフで1100円で売られていた“まさかのジャンク品”→修理すると…… 執念の復活劇に「すごすぎる」
  7. 母親から届いた「もち」の仕送り方法が秀逸 まさかの梱包アイデアに「この発想は無かった」と称賛 投稿者にその後を聞いた
  8. ある日、猫一家が「あの〜」とわが家にやって来て…… 人生が大きく変わる衝撃の出会い→心あたたまる急展開に「声出た笑」「こりゃたまんない」
  9. 友人のため、職人が本気を出すと…… 廃材で作ったとは思えない“見事な完成品”に「本当に美しい」「言葉が出ません」【英】
  10. セレーナ・ゴメス、婚約発表 左手薬指に大きなダイヤの指輪 恋人との2ショットで「2人ともおめでとう!」「泣いている」
先月の総合アクセスTOP10
  1. 「何言ったんだ」 大谷翔平が妻から受けた“まさかの仕打ち”に「世界中で真美子さんだけ」「可愛すぎて草」
  2. 「絶句」 ユニクロ新作バッグに“色移り”の報告続出…… 運営が謝罪、即販売停止に 「とてもショック」
  3. 「飼いきれなくなったからタダで持ってきなよ」と言われ飼育放棄された超大型犬を保護→ 1年後の今は…… 飼い主に聞いた
  4. アレン様、バラエティー番組「相席食堂」制作サイドからのメールに苦言 「偉そうな口調で外して等と連絡してきて、」「二度とオファーしてこないで下さぃませ」
  5. 「明らかに……」 大谷翔平の妻・真美子さんの“手腕”を米メディアが称賛 「大谷は野球に専念すべき」
  6. 「やはり……」 MVP受賞の大谷翔平、会見中の“仕草”に心配の声も 「真美子さんの視線」「動かしてない」
  7. ドクダミを手で抜かず、ハサミで切ると…… 目からウロコの検証結果が435万再生「凄い事が起こった」「逆効果だったとは」
  8. 「母はパリコレモデルで妹は……」 “日本一のイケメン高校生”グランプリ獲得者の「家族がすごすぎる」と驚がくの声
  9. 「ごめん母さん。塩20キロ届く」LINEで謝罪 → お母さんからの返信が「最高」「まじで好きw」と話題に
  10. 「真美子さんさすが」 大谷翔平夫妻がバスケ挑戦→元選手妻の“華麗な腕前”が話題 「尊すぎて鼻血」