ポストTwitter有力候補? 500文字まで書き込めるオープンソースSNS「マストドン」が脚光浴びる

日本でも流行る……?

» 2017年04月13日 23時59分 公開
[ねとらぼ]

 Twitterとよく似た機能を持ったWebサービス「Mastodon(マストドン)」が、ここ数日でにわかに注目を集めています。日本では4月11日ごろからじわじわと言及が増えていましたが、13日にはYahoo!ニューストップでも紹介され、一気に話題が拡散されました。


マストドン 「マストドン」の利用画面

マストドン Yahoo!リアルタイム検索より。4月11日〜13日の3日ほどで一気に言及が増えています

 「マストドン」の機能はTwitterとほぼ同じ。アカウントを作り、他のユーザーを探してフォローすると、そのユーザーのつぶやき(トゥート)がタイムラインに表示されるようになります。またTwitterの場合は1ツイート140文字までという制限がありましたが、マストドンでは500文字まで投稿可能。動画や画像などももちろん投稿することができます。

 何よりTwitterとの大きな違いは「オープンソース」であるという点。「分散型」をうたうマストドンでは、誰でもサーバ(インスタンス)を立ち上げることができ、どこか1つにトラブルがあっても、他のインスタンスが生きていればサービスを継続することが可能となっています。また、運営会社の倒産により突然のサービス終了……といった事態も避けられます。


マストドン 現在オープンしているインスタンスの一覧

 マストドンを始める場合は、世界中に存在するインスタンスの中からどれかを選んで登録する必要があります。IDとパスワードを設定し、メール認証を済ませるとタイムラインにアクセス可能に。あとはTwitterと同じように、気になるユーザーを探してフォローし、自分のタイムラインを作っていきます。ちなみに最初にどのインスタンスで始めても、ちゃんと世界中のユーザーとつながることができるのでご安心を。日本では今のところ、いち早くインスタンスを立ち上げた「mstdn.jp」を使っている人が多いようです(現在は利用者の急増により新規登録を停止中)。


マストドン mastodon.social」のトップページ

 スマートフォンからも利用が可能。サードパーティーのiPhone・Android用のアプリも既に開発されています。筆者も早速登録してみましたが、タイムラインを見ると「取りあえずはじめてみた」「テスト」「にゃーん」「SEX」などういういしいトゥートが並んでおり大変に甘酸っぱい気持ちに。また、インタフェースはTweetDeck風になっており「まだ使い方がよく分からない」といった声もある一方、「500文字も書けるのはいいね」「広告が出ないのがうれしい」といった意見もみられました。


マストドン 個別のトゥート(ツイート)はこんな感じで表示されます

※14日:アプリに関する記載を変更しました。

Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.

先週の総合アクセスTOP10
  1. 生後2カ月の赤ちゃんにママが話しかけると、次の瞬間かわいすぎる反応が! 「天使」「なんか泣けてきた」と癒やされた人続出
  2. 車検に出した軽トラの荷台に乗っていた生後3日の子猫、保護して育てた3年後…… 驚きの現在に大反響「天使が女神に」「目眩が」
  3. 安達祐実、成人した娘とのレアな2ショット披露 「ママには見えない!」「とても似ててびっくり」と驚きの声
  4. 兄が10歳下の妹に無償の愛を注ぎ続けて2年後…… ママも驚きの光景に「尊すぎてコメントが浮かばねぇ」「最高のにいに」
  5. “これが普通だと思っていた柴犬のお風呂の入れ方が特殊すぎた” 予想外の体勢に「今まで観てきた入浴法で1番かわいい」
  6. 「虎に翼」、新キャラの俳優に注目が集まる 「綺麗な人だね」「まさか日本のドラマでお目にかかれるとは!」
  7. 「葬送のフリーレン」ユーベルのコスプレがまるで実写版 「ジト目が完璧」と27万いいねの好評
  8. お花見でも大活躍する「2杯のドリンクを片手で持つ方法」 目からウロコの裏技に「えぇーーすごーーい」「やってみます!」
  9. 弟から出産祝いをもらったら…… 爆笑の悲劇に「めっちゃおもろ可愛いんだけどw」「笑いこらえるの無理でした」
  10. 3カ月の赤ちゃん、パパに“しーっ”とされた反応が「可愛いぁぁぁぁ」と200万再生 無邪気なお返事としぐさから幸せがあふれ出す
先月の総合アクセスTOP10
  1. フワちゃん、弟の結婚式で卑劣な行為に「席次見て名前覚えたからな」 めでたい場でのひんしゅく行為に「プライベート守ろうよ!」の声
  2. 親が「絶対たぬき」「賭けてもいい」と言い張る動物を、保護して育ててみた結果…… 驚愕の正体が230万表示「こんなん噴くわ!」
  3. 水道検針員から直筆の手紙、驚き確認すると…… メーターボックスで起きた珍事が300万再生「これはびっくり」「生命の逞しさ」
  4. フワちゃん、収録中に見えてはいけない“部位”が映る まさかの露出に「拡大しちゃったじゃん」「またか」の声
  5. スーパーで売れ残っていた半額のカニを水槽に入れてみたら…… 220万再生された涙の結末に「切なくなった」「凄く感動」
  6. 桐朋高等学校、78期卒業生の答辞に賛辞やまず 「只者ではない」「感動のあまり泣いて10回読み直した」
  7. 「これは悲劇」 ヤマザキ“春のパンまつり”シールを集めていたはずなのに…… 途中で気づいたまさかの現実
  8. 「ふざけんな」 宿泊施設に「キャンセル料金を払わなくする方法」が物議 宿泊施設「大目に見てきたが厳格化する」
  9. がん闘病中の見栄晴、20回以上の放射線治療を受け変化が…… 「痛がゆくなって来ました」
  10. 食べ終わったパイナップルの葉を土に植えたら…… 3年半後、目を疑う結果に「もう、ただただ感動です」「ちょっと泣きそう」