YouTuberの生活ってどんな感じなの? 小学生と父、親子で投稿を続ける「まえちゃんねる」に聞いてみた(2/4 ページ)

» 2017年07月10日 11時00分 公開
[マッハ・キショ松ねとらぼ]

今の子どもは、どうやって動画を楽しんでいる?


――ひと昔前、自宅で利用できる映像コンテンツといえば、テレビ、ビデオ、DVDくらいだったと思います。そこにインターネットが加わった今の子どもたちは、どのように映像を楽しんでいるのでしょうか。三ツ谷家はいかがですか?



三ツ谷父

 うちは子どもが3人いて、下の2人(すずと3歳の娘)はママのスマホでYouTubeを見てますよ。



すず

 うん、わたしは女の子(YouTuber)がお菓子の紹介してるのとか見てる。○○(妹)は違うのが好きみたい。

 あと、お兄ちゃんはスマホじゃなくて、パッド(タブレット端末)で見てる。



三ツ谷父

 12歳の長男は、Kindle Fireでマイクラ(Minecraft)のゲーム実況動画を見ながら、もう1つのタブレットで自分でマイクラをプレイしてます。ファミコン世代には信じられないマルチディスプレイ環境です。昔はゲームを始めたら、テレビもビデオも見られなかったのに。



前原父

 我が家の場合、僕がほかのYouTuberさんの動画をよく見てます。えいしんはそんなにたくさん見てるほうじゃないよね。



えいしん

 でも最近、パパのゲーム実況にハマってる。



三ツ谷父

 YouTuberならではの、いい話だなあ……。



――女の子はお菓子で、男の子はゲーム実況。小学生でも、男女の趣味の違いがはっきり出るものですね。YouTube以外だと、何を見てますか?



三ツ谷父

 すずちゃん、何見てたっけ? プリキュアとか?



すず

 そんなに見てない。



三ツ谷父

 あ、そうなの? うちはあまりテレビを使わないんですよ、NetflixとAmazonプライムビデオに入ってて。すずはもう1人で端末を操作できるので、自分で動画を探してるみたいです。どんなの見てるんだっけ?



すず

 「らんま1/2」



前原父

 あれ、意外とレトロですね(笑)。



すず

 あと、「うる星やつら」



――まさかの高橋留美子先生推し……。



三ツ谷父

 どういうわけか、僕が子どものころにハマった高橋留美子作品を、1話から全部見てるんですよ。最近のアニメだってあるはずなのに。



YouTuber「まえちゃんねる」親子対談 「インターネットで動画コンテンツが自由に楽しめる環境 → 約30年前の高橋留美子作品を見る」というまさかの行動で、大人たち一同に衝撃が走りました


前原父

 反対に、えいしんはけっこうテレビを利用してますね。日曜日の朝は、僕と一緒に戦隊モノ、仮面ライダー、デュエマ(デュエル・マスターズ)を見てます。その他には……妖怪ウォッチは見てる?



えいしん

 見てない。



前原父

 飽きちゃった?



えいしん

 違うよ。ベイブレード見すぎちゃったせいで録画がたまってるから。早く消化しなきゃなんだけど……でも、ドラえもんも見たい気がする!



三ツ谷父

 それ、大人も同じ悩み抱えてる。



クラス全員と……

――ところで、えいしん君、すずちゃんは、外で遊ぶときはどんなことしてるの?



すず

 友達と鬼ごっこ!



前原父

 えいしんは?



えいしん

 僕はクラス全員と……。



三ツ谷父

 ク、クラス全員!?



えいしん

 イベントを企画して……。



三ツ谷父

 イベント!?



えいしん

 クラス全員でイベントを企画して、鬼ごっことかしてる。



YouTuber「まえちゃんねる」親子対談 何度も対談の場を盛り上げてくれたえいしん君。動画出演経験が多いためか、カメラを向けても柔らかい表情を見せてくれます


前原父

 あー、びっくりした。やるのは鬼ごっこなんですね。やっと子どもらしい要素が出てきて、安心しました。



――意外なことが多すぎて、頭の中がゴチャゴチャしてます。整理するとこんな感じでしょうか。

  • YouTubeやテレビ、有料映像配信サービスなど、さまざまな形で映像コンテンツが提供されており、子どもたちでも楽しめる環境がある

  • 子どもが視聴するYouTuber動画は年齢、性別などによって細分化される。好みに合わせて視聴できるほど、ジャンルが豊富

  • デジタルネイティブな彼らは、小学生でも端末を操作できる。レトロな作品を発掘してみたり、つい録画しすぎてしまったりと、楽しみ方も悩み方も大人レベル

  • そんな時代でも、鬼ごっこの人気は健在。今でも「子どもは風の子」ってこと?

「親子YouTuberになる」って、どういうこと?


――ここからは、まえちゃんねるさんの現在について伺ってみたいと思います。前原さんはこの4月から、専業YouTuberになられたんですよね?

Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.

昨日の総合アクセスTOP10
  1. /nl/articles/2412/05/news100.jpg 「直ちに投稿削除を」と警告  FRUITS ZIPPERの動画巡り所属事務所が“異例の声明” 「法的措置を検討」
  2. /nl/articles/2412/05/news031.jpg 「やめてくれ」 会社で使った“伝言メモ”にクレーム→“思わず二度見”の実物が200万表示 「頭に入ってこない」
  3. /nl/articles/2412/04/news023.jpg 動物ギライだった父、愛猫の涙が出るほど“けなげなお出迎え”にたまらず…… グッとくる再会シーンに「こんなにされたら愛おしくて…」「鼻の下が3mくらい伸びそうw」
  4. /nl/articles/2412/01/news003.jpg パパに抱っこされている娘→11年後…… 同じ場所&ポーズで撮影した“現在の姿”が「泣ける」「すてき」と反響
  5. /nl/articles/2412/05/news178.jpg イモトアヤコ、購入した“圧倒的人気車”が思わぬ勘違いを招く スーパーで「後ろから警備員さんが」
  6. /nl/articles/2412/04/news197.jpg 辻希美の高2長女・希空のデビューについて杉浦太陽が語り涙…… 赤ちゃん時代の姿や秘蔵エピソード明かす「そういう世界に入る気ない、と言われていた」
  7. /nl/articles/2208/06/news075.jpg 「ごめん母さん。塩20キロ届く」LINEで謝罪 → お母さんからの返信が「最高」「まじで好きw」と話題に
  8. /nl/articles/2412/04/news040.jpg 「戦闘機に乗って一番怖いことは?」 “予想外すぎる”パイロットの回答に「あとで怒られるw」「正直でよろしいw」
  9. /nl/articles/2412/01/news031.jpg 「何があった」 絵師が“大学4年間の成長過程”公開→たどり着いた“まさかの境地”に「ぶっ飛ばしてて草」
  10. /nl/articles/2412/04/news196.jpg 複雑すぎて「プラモ化は無理」とするも……“エヴァチーム”が手掛けた新作ガンダムのプラモ発売に大きな反響 「この価格でこのクオリティーはすごい」
先週の総合アクセスTOP10
  1. パパに抱っこされている娘→11年後…… 同じ場所&ポーズで撮影した“現在の姿”が「泣ける」「すてき」と反響
  2. 「何があった」 絵師が“大学4年間の成長過程”公開→たどり着いた“まさかの境地”に「ぶっ飛ばしてて草」
  3. 「中学生で妊娠」した“14歳の母”、「相手は逃げ腰」妊娠発覚からの経緯を赤裸々告白 母親の“意外な反応”も明かす
  4. 勇者一行が壊滅、1人残った僧侶の選択は……? 「ドラクエでのピンチ」描くイラストに共感「生還できると脳汁」
  5. 「笑い止まらん」 海外産アプリで表示された“まさかの日本語”に不意打ち受ける人続出 「何があったんだw」
  6. パパが好きすぎる元保護子猫、畑仕事中もくっついて離れない姿が「可愛すぎる」と反響 2年以上がたった現在は……飼い主に話を聞いた
  7. アグネス・チャン、米国の自宅が“度を超えた面積”すぎた……ゴルフ場内に立地&門から徒歩5分の豪邸にスタッフ困惑「入っていいのかな」
  8. 「理解できない」 大谷翔平と真美子さんの“スキンシップ”に海外驚き 「文化は100%違う」「伝説だわ」
  9. 「車が憎い」 “科捜研”出演俳優、交通事故で死去 兄が悲痛のコメント「忘れないでください」
  10. PCで「Windowsキー+左右矢印キー」を押すと? アッと驚く隠れた便利機能に「スゲー便利」「知らなかった」
先月の総合アクセスTOP10
  1. 「何言ったんだ」 大谷翔平が妻から受けた“まさかの仕打ち”に「世界中で真美子さんだけ」「可愛すぎて草」
  2. 「絶句」 ユニクロ新作バッグに“色移り”の報告続出…… 運営が謝罪、即販売停止に 「とてもショック」
  3. 「飼いきれなくなったからタダで持ってきなよ」と言われ飼育放棄された超大型犬を保護→ 1年後の今は…… 飼い主に聞いた
  4. アレン様、バラエティー番組「相席食堂」制作サイドからのメールに苦言 「偉そうな口調で外して等と連絡してきて、」「二度とオファーしてこないで下さぃませ」
  5. 「明らかに……」 大谷翔平の妻・真美子さんの“手腕”を米メディアが称賛 「大谷は野球に専念すべき」
  6. 「やはり……」 MVP受賞の大谷翔平、会見中の“仕草”に心配の声も 「真美子さんの視線」「動かしてない」
  7. ドクダミを手で抜かず、ハサミで切ると…… 目からウロコの検証結果が435万再生「凄い事が起こった」「逆効果だったとは」
  8. 「母はパリコレモデルで妹は……」 “日本一のイケメン高校生”グランプリ獲得者の「家族がすごすぎる」と驚がくの声
  9. 「ごめん母さん。塩20キロ届く」LINEで謝罪 → お母さんからの返信が「最高」「まじで好きw」と話題に
  10. 「真美子さんさすが」 大谷翔平夫妻がバスケ挑戦→元選手妻の“華麗な腕前”が話題 「尊すぎて鼻血」