ニュース
» 2017年09月12日 08時00分 公開

警察庁、サイバー空間を巡る脅威の情勢を公表 仮想通貨を狙った手口が確認

メール攻撃の多様化も確認されています。

[沓澤真二,ねとらぼ]

 警察庁が2017年上半期における、サイバー空間をめぐる脅威の情勢等を公表しました。サイバー攻撃およびサイバー犯罪の情勢と、それらへの取り組みを説明しています(以下、警察庁の資料より引用)。


 サイバー攻撃は前年に引き続き、世界的規模で発生。警察が連携事業者等から報告を受けた標的型メール攻撃は589件と、前期から1506件減少しています。とはいえ、当該メールに「Wordファイルを埋め込んだPDF」や「.wsf」など、これまで見られなかった形式の添付ファイルが確認されており、依然として注意を払う必要があります。


メール攻撃推移 メール攻撃の件数は減少傾向

ファイル形式 脅威となる添付ファイルはPDF形式が急増

圧縮 圧縮ファイルが添付されたケースでは、スクリプトが増加している

 サイバー犯罪の情勢は相談件数が6万9977件と、前年同期比で3238件増加し過去最多に。「ネットで注文し代金を振り込んだのに商品が届かない」「身に覚えがないアダルトサイト利用料金を要求するメールが来た」「掲示板サイトに個人情報を掲載されたうえ誹謗中傷を受けた」といった事例が挙がっています。


相談事例 詐欺や悪質商法に関する相談が圧倒的多数

 インターネットバンキングの不正送金については、発生件数は214件(前年同期比−645件)、被害総額約5億6400万円(前年同期比−3億3300万円)とともに減少しています。個人口座の被害額が約5億1300万円もの大幅な減少を見せる一方で、電子決済サービスを使用して、仮想通貨取引所へ送金する新たな手口も発覚。これにより不正に送金された約1億400万円のうち、約6900万円の仮想通貨が取引所で凍結措置を受けたといいます。


不正送金件数
被害額 不正送金は件数・被害額ともに減少。監視の強化による成果とされている

 仮想通貨に関しては、アカウントへの不正アクセスによる不正送金事犯も確認されています。認知件数は23件・被害額は約5920万円相当で、5月以降に認知件数が急増。なお、被害者23人のうち20人が、二段階認証を利用していなかったとのことで、警察は金融機関や電子決済運営管理団体、仮想通貨取引所に対し、ワンタイムパスワードの利用促進や本人確認の徹底などを要請しています。


二段階認証 不正送金被害全体における、被害者のセキュリティ対策実施状況。ワンタイムパスワードや電子証明書を導入していなかったケースが多いようです

 警察庁は今後もサイバー空間における情報収集と分析を継続。インフラ事業者らとの連携や高度専門人材の育成、東京オリンピックに向けた対策を推進するといった方針を示しています。


(沓澤真二)


Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.

昨日の総合アクセスTOP10

  1. /nl/articles/2201/24/news081.jpg 「めっちゃ痩せててびっくり」「尊敬しかない」 ガンバレルーヤ、1カ月半で“22キロ減”の別人ショットに反響
  2. /nl/articles/2201/23/news010.jpg 会社のオンライン朝礼に子猫も参加した結果 永久にちょっかいを出し続ける自由ほんぽうっぷりがかわいい
  3. /nl/articles/2201/24/news018.jpg ハムスターが自分のアクリルスタンドを見てとったポーズが…… 飼い主が爆笑した奇跡の2ショットに「変な声でたw」と笑いが集まる
  4. /nl/articles/2201/24/news074.jpg 「イケメンの日ってことに」 井手上漠、珍しい“男子風”ノーメイクに「菅田将暉くんに似てる」の声
  5. /nl/articles/2201/23/news011.jpg 「好きだから」とクラスメイトに監禁されて ストーカー女子を描いたホラー漫画が真相を知るともっとホラー
  6. /nl/articles/2201/24/news026.jpg 重要な商談で盛大なやらかし! 同僚へのドッキリ用「ビリビリ電気ペン」が悲劇を生んだエピソードに「申し訳ないけどめちゃくちゃ笑った」
  7. /nl/articles/2201/19/news160.jpg 疲れたOLがゲーセンでやさぐれヤンキーに懐かれる漫画が平和で癒やし 気付けば家で一緒にゲームをする仲に
  8. /nl/articles/1801/19/news114.jpg 奇跡起きたな! 女お笑いコンビ「ガンバレルーヤ」、“詐欺写真”で別人に生まれ変わる
  9. /nl/articles/2201/23/news016.jpg 兄猫「ぺちっ」子猫「や、やられたぁ〜!」 優しい猫パンチでコテっと倒れる弟猫がアニメのようでいとおしい
  10. /nl/articles/2201/22/news055.jpg 平愛梨、夫・長友佑都の勘違いにかわいい“対策”発動 「懐が大きいなぁ〜」「長友さんは幸せもん」とファン絶賛

先週の総合アクセスTOP10

  1. 勝手に「サービス終了ゲーム総選挙」をやったら6700票も集まってしまったので結果を発表します 2位の「ディバインゲート」を抑えて1位に輝いたのは……
  2. ママとの散歩中、田んぼにポチャンした柴犬さんが帰宅後…… パパに一生懸命アクシデントを報告する姿がいとおしい
  3. “26歳年の差婚”の菊池瑠々、第4子妊娠を発表「もう、とにかくうれしいです!」 年上の夫も満面の笑み
  4. 桐谷美玲、隠し撮りに「絶対ヤバい顔」 “ほぼ半目”な不意打ち写真に「100点満点に可愛い」と全力フォローの声
  5. 村田充、3匹目の愛犬の存在明かす 神田沙也加さんから引き取ったブルーザーとは「数日で仲良くなりまして」
  6. 三浦孝太、母・りさ子誕生日に“家族4ショット”でお祝い キングカズも笑顔の写真に「家族が1番!」
  7. バレー日本代表の清水邦広の再婚に盟友・福澤達哉さん「相手は私ではございません」 元妻は中島美嘉
  8. 「駅の待合室をバケモンが占領している」→“謎の生き物”の正体について大分県立美術館に話を聞いた
  9. 滝沢カレン、倖田來未の“バックダンサー”になりすまし 感極まって「人一人洗えるくらい泣きました」
  10. 宮崎駿愛用の「電動消しゴム」が故障 → サクラクレパス公式が倉庫の奥から発掘 Twitterが繋いだ温かな展開が話題に

先月の総合アクセスTOP10

  1. 「どん兵衛」新CMに星野源が復活も衝撃の新展開 “どんぎつね”吉岡里帆の正体明かされ「完全なホラー案件」「狂気を感じる」
  2. ハラミちゃん、“公称145センチ”も本当の身長にゴチメンバー驚き 「デカイっていわれるのが嫌になっちゃって……」
  3. 西川史子、退院を報告 「生きていて良かったと思っていない」と告白も、力強い現在の心境明かす「私は医師です」
  4. 「もうアヒル口」「美人確定ですね!」 板野友美、生後2カ月娘の“顔出しショット”にみんなメロメロ
  5. 「気ぃ狂いそう」 木下優樹菜、生配信中止で“涙のおわび動画” やらかしたスタッフに「生きてたらミスぐらいする」
  6. 東大王・鈴木光、“お別れの笑顔”で司法試験合格を報告「本当にありがとうございました」 SNS閉鎖に涙のエール続々
  7. 「こんな普通に現れるの?!」「バレそうで心配」 倖田來未、駅のホームに“普通に並ぶ”姿にファン驚き
  8. 母親から届いた「もち」の仕送り方法が秀逸 まさかの梱包アイデアに「この発想は無かった」「どストレートに餅で笑った」と称賛集まる
  9. 第1子妊娠のすみれ、母・松原千明と2年ぶりに涙の再会 「やっとママに会えました」と感動的な親子ショット公開
  10. 渡辺裕之、66歳バースデーで息子と2ショット 合同誕生日会に「すごいお料理とケーキ」「イケメン息子さん」