コラム
» 2017年11月08日 11時30分 公開

「誕る」の読み方、分かります? 「誕」という漢字の意外な意味

「誕」の「生まれる」以外の意味とは?

[QuizKnock,ねとらぼ]

 「誕」という字を使った表現を思い出してみてください。「誕生」「生誕」「降誕」「聖誕」「爆誕」など、「生まれる」という意味で使う熟語が頭に浮かぶはずです。

「誕」というと、こういうイメージですよね

 では、「誕る」はどうでしょうか?

 意外なことに、読みは「誕(いつわ)る」で、「うそをつく」という意味になってしまいます。

「誕る」って何と読む?

 「誕」を漢和辞典を引いてみましょう。すると、大きく分けて3つの意味があることが分かります。

  1. いつわる、あざむく
  2. でたらめ、ほしいまま
  3. うまれる

 最後の「うまれる」という意味でよく使われており、残りの2つは、なじみがありませんよね。しかし、実はもともとの意味は1.や2.で、3.は後から生まれたものなのです。

 「誕」という字を分解すると、「言」と「延」。「言葉」を事実よりも「のばす」、つまり大げさに言う、うそをつくという意味を表す漢字でした。

「誕生」の誕生

 では、このようにあまり良い意味ではない「誕」が、現在のめでたい意味になったのはなぜでしょうか? そのルーツは、漢詩にあります。

誕彌厥月 先生如達

※誕(ここ)に厥(そ)の月を彌(を)へ 先づ生まるること達の如し

 これは、かつて教養とされた書物「詩経」の詩の一部で、「月が満ち、初産は羊のように安産だった」という内容です。ここから、1文字目と6文字目を組み合わせた「誕生」という表現が生まれ、「誕」が「うまれる」という意味で使われるようになったとされています。

 なんとも不思議なのは、たった1つの詩から「誕」という漢字の使い方が変わってしまい、それが今日まで続いているということ。もし「詩経」が無かったら、かつて人気を博したテレビ番組「スター誕生!」はなんと呼ばれていたのでしょうか。例えば、「スター生まれる!」とか? ……うーん、何だかしっくり来ないなあ。

制作協力

QuizKnock


参考

今日の四字熟語(福島みんなのNEWS)


Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.

昨日の総合アクセスTOP10

先週の総合アクセスTOP10

  1. 上野樹里、“娘”の誕生日に愛情たっぷり手作りオムライス公開 「がんばろうね ママより」と祝福メッセージ
  2. 石橋貴明&鈴木保奈美が離婚報告 今後は“事務所社長と所属俳優”として「新たなパートナーシップ」構築
  3. 元ブルゾンちえみ・藤原史織、最新ショットに反響 「更に痩せた?? 可愛すぎる」「素敵です!! 足細いですね」
  4. 「美容師人生の集大成を見せる」 タンザニアハーフ女子を縮毛矯正したら「美容師ナメてた」「人生変わるレベル」と360万再生
  5. 出勤時、妻にいつになく強く抱きしめられた夫→妻が家に帰ってくると…… 何気ない日常を描いた漫画にツッコミつつもジーンとする
  6. 怒られたシェパード、柴犬の後ろに隠れたけど…… でっかくて丸見えなしょんぼりワンコが応援したくなる
  7. 塚本高史、中2長女&小6長男の背の高さに驚き 「なんじゃこいつらの成長の早さは!」「俺身長抜かれるんか?」
  8. 「声出して笑った」「狂人度高くて好き」 自転車泥棒を防ごうと不吉そうな箱を自作→まさかの結末迎える漫画が話題に
  9. 石橋貴明の娘・穂乃香「お父さん大好き」 幼少期キスショット公開し「愛されてますね〜」「ステキな写真!」と反響
  10. 基地で生まれ育った子猫、兵士が足踏みすると…… まねをして一緒に行進する姿がかわいい

先月の総合アクセスTOP10

  1. 「産んでくれた親に失礼」「ちょっと我慢できません」 上原浩治、容姿批判のコラム記事に不快感あらわ
  2. ホワイトタイガー「あっ、落としてもうた」 うっかり子どもを落とした母と、落ちてゆく子どもの表情がじわじわくる
  3. がん闘病の大島康徳、肝臓に続いて肺への転移を告白 息苦しさに悩まされるも「大して成長してない」
  4. 「目パッチリです」 宮迫博之、最高難度の美容整形を決行 クスリ疑惑もたれたクマやほうれい線の一掃で“別迫”に
  5. 石橋貴明の娘・穂乃香「お父さん大好き」 幼少期キスショット公開し「愛されてますね〜」「ステキな写真!」と反響
  6. 大島康徳、ステージ4のがん闘病でげっそり顔痩せ 相次ぐ通院に「正直かなりしんどかった」
  7. 山に捨てられていたワンコを保護→2年後…… “すっかり懐いたイッヌ”の表情に「爆笑した」「かっこよすぎ」の声
  8. 「ブス、死ね」 りゅうちぇる、心ない言葉への返答が感銘を呼ぶ 「心もイケメン」「りゅうちぇるのおかげで自己肯定感上がった」
  9. 『はらぺこあおむし』の版元、毎日新聞の風刺漫画を批判 「おそらく絵本を読んでいない」
  10. 小林礼奈、4歳娘を連れて夕食中に客とトラブル 痛烈コメント受けて「私たち親子を悪にしたい人がいる」