きっかけは入院時に支えてくれた『ジョジョ』 とある育児漫画の激変ぶりが話題に 「何が起きた」「最初はほんわかしてたのに」
よーしよしよしよしよしよしよしよし(褒めて伸ばす)。
漫画『ジョジョの奇妙な冒険』のリスペクトにあふれた、ディ・モールトベネ!(非常に良しッ) な育児マンガがネット上で話題を呼んでいます。
話題になっているのは、Instagramユーザーのyyoukroi(@yyoukroi)さん。4歳の娘さんの育児に追われながら2人目の出産を控えているお母さんです。yyoukroiさんのInstagramには、育児の「あるある」なできごとを描いたジョジョ風漫画がたくさん投稿されています。
例えば、同作第5部が大好きな方ならおなじみの「『任務は遂行する』『部下も守る』、『両方』やらなくっちゃあならないってのが『幹部』のつらいところだな」というブローノ・ブチャラティの名ゼリフ。これがyyoukroiさんの漫画では、「『遊ぶ時間は確保する』『寝る時間は守る』、『両方』やらなくちゃいけないってのは『イヤイヤ期』の辛いところだな」と、ママさんのお悩みをスタイリッシュに表現した1コマになっています。
yyoukroiさん本人のみならず、娘さんや旦那さんもジョジョ的な絵柄で登場。洗濯物をキレイに畳む娘さんに「いつのまに……こんなに丁寧なたたみ方に!? 保育園で折り紙をやり始めているらしいが……なんという成長性ッ」と驚く1枚などは、お子さんへの愛情をうかがうことができ、ニヤリとしつつもほっこりさせられます。
当初はジョジョ風ではなく、ふんわりした絵柄の育児マンガを描いていたyyoukroiさんでしたが、作風が変わるきっかけとなったのは、2人目を妊娠した際に起こった、ひどい「つわり」による入院。仕事も家事もできず周囲に申し訳ないと落ち込んでいたyyoukroiさんを支えたのが、高校時代から愛読していたジョジョでした。
特に好きなキャラクターであった、第5部主人公ジョルノ・ジョバァーナや、第6部の主人公空条徐倫が劇中で見せた、「覚悟」や「精神の成長」から「自分を責めても何もはじまらない、大切なものだけ守ろう」という姿勢を学んだことによって、育児マンガをジョジョ風に描こうと決めたそうです。
ジョジョ風育児マンガを描きはじめてから、自分が同作のキャラクターたちと冒険をしているような気持ちになり、執筆が面白くなったというyyoukroiさん。出産を間近に控えた現在は、「呼吸を乱すのは『恐怖』! だが『恐怖』を支配した時! 呼吸は規則正しく乱れないッ! 波紋法の呼吸は『勇気』の産物!」という、第1部ウィル・A・ツェペリの名ゼリフを心の中で反すうしたり、第6部のエンリコ・プッチ神父同様、素数を数えて落ち着いたりしているとのことです。
画像提供:yyoukroi(@yyoukroi)さん
(エンジン)
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注文の多過ぎる子ども。演技派過ぎる親。
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