「ネットがない頃ってどうやって勉強してたの?」 女子高生が語る、今どきのテスト勉強法(5/5 ページ)
娘 自転車の通学時間がもったいないと思ってて、あるといいなと思うのは、自転車が自動走行で学校まで私を連れて行ってくれるの。ブレーキもペダルもハンドル操作も自動。歩行者は勝手に察知して避けてくれる。
父 で、その間にお前は本でも読むとか?
娘 いや、走っている間はガタガタして文字は読みにくいと思う。
父 だろうね。
娘 SF映画のハイテクサングラスはどうかな。ガラス面上にカタカタカタカタ……って情報が視界を邪魔しない程度に映し出されるの。そこに問題が表示されて、勉強しているといつのまにか学校に到着しているわけ。
父 ターミネーターみたいなサイボーグ視点のアレな! 視界の左下とかに<敵機、15時方向から接近……応戦せよ>的なメッセージが表示されるヤツだろ?
娘 そう! そんなメカメカしたサングラスが欲しい。誰か作らないかな。
父 それはまだちょっと時間がかかるような気はする……っていうかさ、そこまでして学校行く必要なくない? もはや、授業が全てネットで行われて、リモートで受ければいいのでは?
娘 確かに。大雪の日とかネット授業にしてほしいわ。
父 移動そのものをなくしてしまえば睡眠時間も確保できるし、勉強時間も増えるだろ。学校という器さえ不要になる。
娘 あ、でも学校が消滅するのはイヤかも。友達とも会いたいし、おしゃべりもしたい。文化祭とか体育祭ってイベントは高校生にとって重要だもんね。
父 友情や思い出づくりは、さすがのネットでも難しそうだな(笑)。
今回の「娘からも言わせて!」
(つづく)
中山順司(なかやま・じゅんじ)
ロードバイクをこよなく愛するオッサンブロガー。“徹底的&圧倒的なユーザー目線で情熱的に情報発信する”ことがモットー。freee株式会社勤務&経営ハッカー編集長。ブログ「サイクルガジェット」運営。
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