ニュース
» 2018年03月25日 10時00分 公開

もうちょっと加減しろ! 「ときめきアイドル」のネタがあまりにも濃すぎるのでがんばって解説するモバクソ畑でつかまえて

合言葉はbee!

[怪しい隣人,ねとらぼ]

 あの「ときめきメモリアル」シリーズの流れを受け継ぐスマートフォン用ゲームときめきアイドルが、3月20日についにリリースされました。

 発表当初は「片桐さんみたいな女の子がいる!」「ヒロインの1人が『アイドルになってグラディウスの続編を作る』とか言ってる」など、ゲーム好きの琴線を妙に刺激するマニアックな設定が話題になりましたが、果たしてゲーム本編のデキはどうだったのか……? そんなことを思っていた矢先、ちょうどサービス開始日から遊んでいるという「怪しい隣人」@BlackHandMaiden)さんから「あまりにもツボにハマったのでレビューを書きたい」という連絡があったので、「ときめきアイドル」の魅力や、随所にちりばめられたマニアックなネタについて解説してもらいました。


ときめきアイドル モバクソ畑ときめきアイドル モバクソ畑 どことなく“あのキャラ”を思わせる「片桐奈々菜」と、“夢はアイドルになってグラディウスの続編を作ること”と豪語する「伊澄いずみ」

ライター:怪しい隣人

モバクソ畑でつかまえて

出来の良くないソーシャルゲームを勝手に「モバクソゲー」と名付けて収集、記録、紹介しています。モバクソ死亡リストは500件を超えました。年々ソーシャルゲームが複雑になり、ダメさを判定するのに時間がかかるのが最近の悩みです。本業はインフラエンジニア。そのためソーシャルゲームの臨時メンテは祭り半分胃痛半分な気分です。




ストレスなく遊べる、ベーシックなリズムゲーム

 昨年(2017年)の9月ごろ、コナミが「ときめきアイドル」というアプリの配信を発表しました。「ときめきメモリアル」を思わせるタイトルに加え、流行だったアイドルもののアプリであること、1作目の登場人物を彷彿(ほうふつ)とさせる「片桐」姓のキャラクターや、「グラディウスの続編を作る」というキャラクターの存在、さらに収録曲に「闘え! ダダンダーンV」「Twin memories W」などの懐かしさをそそる曲が入っていたことなどから、一部のマニアの間では話題になっていた作品でした(関連記事)。

 それから約半年。ようやくリリースされた実際のアプリは一体どんなものだったのでしょうか。


ときめきアイドル モバクソ畑

 ゲームの内容は、自分がプロデューサーとなって15人のアイドル候補生から5人を選んでユニットを編成。リズムゲームをプレイすることで自分のレベルを上げ、アイドル候補生たちの経験値と好感度を稼いでストーリーを進めていくというものです。ゲーム自体はベーシックなリズムゲーを中心とした構成になっており、今まで他のスマホリズムゲーをプレイしたことがあれば特に問題なく操作には馴染めます。


ときめきアイドル モバクソ畑 見慣れた感じの音ゲー画面

ときめきアイドル モバクソ畑 見慣れた感じのリザルト画面

 アイドルたちとステージをともにし、好感度を上げることでコミュ(アイドルごとに用意されたショートストーリー)が解放されるのですが、なぜか自分はPなのにアイドルたちと一緒に下校したり、アイドルの呼び方を変える提案をしてみたりとどこかで見たような展開に。また、寮内でアイドルと会話もできるのですが、そのシーンではVRに切り替えることができ、ゴーグルを利用したり、ジャイロモードでプレイしたりすることが可能です。


ときめきアイドル モバクソ畑 下校時に会話が発生するあたりはまさに「ときメモ」

ときめきアイドル モバクソ畑 寮内での会話シーン

ときめきアイドル モバクソ畑 ジャイロモードでプレイ中の画面。ルーム内を自由に見渡せるのはなかなか楽しい

 アイドル候補生の人数が他のゲームに比べて少ない分、衣装やアクセサリが豊富。それらを装備したアイドル候補生を撮影してプロフィールに設置。フレンドに自慢することもできます。その際にポーズや表情を指定できるのですが、追加のポーズや表情はゲーム内で稼げるポイントで購入可能。「さげすまれたいなぁ……」という表情を購入すると「え、そんなのにポイント消費するの」みたいな顔をしてくれるのが実にそれらしいです。


ときめきアイドル モバクソ畑 アイドルは15人で固定ですが、代わりに衣装が豊富

ときめきアイドル モバクソ畑 アクセサリもいろいろと変更可能

ときめきアイドル モバクソ畑 「さげすまれたい」と言うとこんな顔をしてくれる

 ここまでだけだとリズムゲーム+ギャルゲー的なよくある作品なのですが、特徴的なのは「オートプレイの実装」「15人全員が踊るメロディアスライブ」の存在です。

 オートプレイは1度クリアした曲を自動で演奏してくれる機能。自動だからといって特に報酬が減ることはなく、逆に自分よりうまく演奏するわけでもなく(※直近のプレイ成績がそのままオートプレイ結果に反映される)、リズムゲーのイベントによくある「周回がつらくなってきた」という問題を解消してくれます。

 「メロディアスモード」は通常のプレイを重ねることでたまるゲージを消費することで、15人全員が舞台の上で踊るライブを鑑賞することができます。こちらは見るだけですが、今までのリズムゲーでは見られなかった多人数がステージで踊る姿はなかなか見ものです。


ときめきアイドル モバクソ畑 オートプレイ中。周回のために何度も同じ曲をプレイしなくて済むのはありがたい

ときめきアイドル モバクソ畑 15人のキャラクターが出演する「メロディアスライブ」

ときめきアイドル モバクソ畑 通常のライブよりもかなり豪華な演出が楽しめる


とにかくネタが濃すぎる!

 アイドルとの濃密なコミュニケーションと、美麗なダンス。軽快で容易なゲームプレイ環境。今までのアイドル育成ゲーム+アイドルものリズムゲームの集大成というのは言い過ぎかもしれませんが、他社作品をよく研究して作られているアプリだと思います。

 その上で、マニア向けに濃い要素がどっさりと盛られているのが「ときめきアイドル」の面白いところ。まず、初回にアプリを立ち上げて更新データのダウンロードというのはアプリのお約束ですが、ここで流れる音楽を聞いて変な声が出そうになりました。流れてくるのはモーニングミュージック。コナミのバブルシステム基盤の起動時に流れる曲です。待機時間であるダウンロード時にこの曲を選ぶスタッフのセンスに期待が高まったのは私だけではないと思います。


ときめきアイドル モバクソ畑 まだ序の口のいずみのコナミネタ

 最初に取り上げた2人のアイドル候補生ももちろん期待に答える濃さ。名字が気になる片桐奈々菜さんは、ちゃんと「ソーファン!」とかいかにもな言い回しをしてくれて期待に答えてくれますし、曲セレクト画面ではギターを持ち出します。「彩のラブソング」のギターゲームが大変苦手だったのを思い出してしまいました。


ときめきアイドル モバクソ畑 言ったよソーファンって!

ときめきアイドル モバクソ畑 曲セレクトでしばらく放置してるとこうなります

 もう1人の伊澄いずみちゃんはこれまた想定外のコナミマニア。ロード画面の小ネタに「上上下下左右左右BA」のコナミコマンドを持ち出すのは序の口で、モアイネタにやたらとこだわったり、「ANUBIS ZONE OF THE ENDERS」のセリフをネタにしたり。さらに初の登場イベントでは「ラグランジュポイント」をプレイしているところに主人公が出くわすという濃いところを見せてくれます。最初のコミュからこれでどうしようというのでしょうか。

 なおこのコミュでは4種類のゲームを彼女と楽しむことができます。野球、サッカー、パズルゲーム、カードゲーム。それぞれ「ああコナミだわ……」と言う作品がめじろ押し。どんなゲームを持ってきてくれるかはプレイして確認していただきたいと思います。また、いずみちゃんは談話室にいるとひたすら「グラディウス」をやりこんでいます。「アイドルになってグラディウスの新作を作ってもらいたい」はダテではありません。


ときめきアイドル モバクソ畑 「Z.O.E」の自機であるエイダ起動時のセリフから

ときめきアイドル モバクソ畑 VRC VIIを音源として使っているところや前後のセリフからゲーム名は想像がつきます。

ときめきアイドル モバクソ畑 実際に見ると体が動いています

 一番マニアックないずみちゃんのネタは、これもロード画面から。「コアラは〜ユウタイ動物〜」と歌いだします。これは1998年に発売されていたCD「月刊ときめきメモリアル」から生まれた「ユウタイ動物のうた」が元ネタと思われます。どこからネタを持ち出してるんだ加減しろといいたい気分になってきました。歌は「コアラも昌也もフクロがあるユウタイ動物 昌也のフクロはどこ? ここだよ!」という感じの大変ひどい歌ですが、作詞作曲歌唱小野坂昌也さんなので仕方がないと思われます。


ときめきアイドル モバクソ畑 アイドルが歌う歌ではない気がします

 コナミらしいネタはこの2人から生まれるものだけだけではありません。ガチャからでてくる衣装の名前は全てコナミゲームやBGMに関連する名前。SSRの「シンフォニーオブザナイト」は「悪魔城ドラキュラX 月下の夜想曲」の英語版タイトル。SRの「クリスタルフォーエバー」は「沙羅曼蛇」のゲームオーバー曲。「コマンド770」は「A-JAX」の1面BGM。「ハートオブファイア」は「悪魔城ドラキュラ」5面のBGMなどなど。また、アイドルのスキルや上限解放を行うためのアイテムも、ツインビーのベルグラディウスのパワーアップカプセルとなっています。


ときめきアイドル モバクソ畑 シンフォニーオブザナイトは「ドラキュラ」テイストなデザイン

ときめきアイドル モバクソ畑 A-JAXが特殊戦闘部隊のコードネームという設定を彷彿とさせるミリタリー風デザイン

ときめきアイドル モバクソ畑 キャラ強化アイテムがツインビーとグラディウス

 オールドファン向けの曲については「究極戦隊ダダンダーン」「ツインビーパラダイス」の2曲に加えて「ときめきメモリアル」のグッドエンディング曲である「二人の時」が「二人の時 Side SR」として追加されていたりするのもポイントでしょうか。まさか平成ラストの年(※正確にはもうちょっとありますが)に「めたるゆーき」の名前をスマホの音ゲーで見る時が来るとは、長生きはするものだと思いました。「二人の時 Side SR」と「Twin memories W」は序盤からプレイが可能なのですが、「闘え!ダダンダーンV」はPレベルLV25で解放される曲となっており、まだまだしばらくプレイを続ける必要がありそうです。

 これらてんこ盛りの小ネタやオートプレイも含めて「そろそろ音ゲーを遊ぶのはつらくなってきた」という層の人にこそプレイしていただきたいのが「ときめきアイドル」と言うゲームです。皆さんもコメント欄に「合言葉はbee!」とか書いてみませんか? 


Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.

昨日の総合アクセスTOP10

先週の総合アクセスTOP10

  1. 勝手に「サービス終了ゲーム総選挙」をやったら6700票も集まってしまったので結果を発表します 2位の「ディバインゲート」を抑えて1位に輝いたのは……
  2. ママとの散歩中、田んぼにポチャンした柴犬さんが帰宅後…… パパに一生懸命アクシデントを報告する姿がいとおしい
  3. “26歳年の差婚”の菊池瑠々、第4子妊娠を発表「もう、とにかくうれしいです!」 年上の夫も満面の笑み
  4. 桐谷美玲、隠し撮りに「絶対ヤバい顔」 “ほぼ半目”な不意打ち写真に「100点満点に可愛い」と全力フォローの声
  5. 村田充、3匹目の愛犬の存在明かす 神田沙也加さんから引き取ったブルーザーとは「数日で仲良くなりまして」
  6. 三浦孝太、母・りさ子誕生日に“家族4ショット”でお祝い キングカズも笑顔の写真に「家族が1番!」
  7. バレー日本代表の清水邦広の再婚に盟友・福澤達哉さん「相手は私ではございません」 元妻は中島美嘉
  8. 「駅の待合室をバケモンが占領している」→“謎の生き物”の正体について大分県立美術館に話を聞いた
  9. 滝沢カレン、倖田來未の“バックダンサー”になりすまし 感極まって「人一人洗えるくらい泣きました」
  10. 宮崎駿愛用の「電動消しゴム」が故障 → サクラクレパス公式が倉庫の奥から発掘 Twitterが繋いだ温かな展開が話題に

先月の総合アクセスTOP10

  1. 「どん兵衛」新CMに星野源が復活も衝撃の新展開 “どんぎつね”吉岡里帆の正体明かされ「完全なホラー案件」「狂気を感じる」
  2. ハラミちゃん、“公称145センチ”も本当の身長にゴチメンバー驚き 「デカイっていわれるのが嫌になっちゃって……」
  3. 西川史子、退院を報告 「生きていて良かったと思っていない」と告白も、力強い現在の心境明かす「私は医師です」
  4. 「もうアヒル口」「美人確定ですね!」 板野友美、生後2カ月娘の“顔出しショット”にみんなメロメロ
  5. 「気ぃ狂いそう」 木下優樹菜、生配信中止で“涙のおわび動画” やらかしたスタッフに「生きてたらミスぐらいする」
  6. 東大王・鈴木光、“お別れの笑顔”で司法試験合格を報告「本当にありがとうございました」 SNS閉鎖に涙のエール続々
  7. 「こんな普通に現れるの?!」「バレそうで心配」 倖田來未、駅のホームに“普通に並ぶ”姿にファン驚き
  8. 母親から届いた「もち」の仕送り方法が秀逸 まさかの梱包アイデアに「この発想は無かった」「どストレートに餅で笑った」と称賛集まる
  9. 第1子妊娠のすみれ、母・松原千明と2年ぶりに涙の再会 「やっとママに会えました」と感動的な親子ショット公開
  10. 渡辺裕之、66歳バースデーで息子と2ショット 合同誕生日会に「すごいお料理とケーキ」「イケメン息子さん」