なぜ? 日本に存在する「絶対に入れない温泉」
「変な場所にあるから」……とか「熱すぎるから」とかではなくて。
10秒で読めて、会社や学校でちょっと知ったかぶりできる「マンガで雑学」。あなたは「入れない温泉がある」の意味が分かりますか?
「入れない温泉」があるって知ってた?
温泉は昭和23年(1948年)に制定された「温泉法」により定義されており、地下から湧出する温水以外にも、一定の条件を満たす「水蒸気」や「ガス」も含まれます。つまり、“入浴”できない温泉もあるのです。
日本には2500カ所以上の温泉が存在するとされており、溶けている物質によってそれぞれ泉質が異なっています。我々が想像するのとはまた違った“温泉”も存在するということなのですね。
棒高跳びの棒、実は「長さも太さも自由」だった?
競技をやっている人以外は、普段あまり目にすることもない「棒高跳びの棒」。実は「長さも太さも自由」なのです。
選手はそれぞれ自分用のマイポールを使用するため、体格などにあわせて微妙に調整されています。なんとなく太いポールのほうが安定しそうですが、太すぎると重くてうまく助走が取れないため、そんなに単純ではないとのこと。材質も自由ですが、ほぼみんなグラスファイバー製を用いているそうです。
色鉛筆には「ブラック」しかない
鉛筆の芯の硬さは「H」「B」といったアルファベットで表され、「H」は「HARD(硬い)」の頭文字に由来します。では、「B」は何の頭文字でしょうか。「硬い」の反対で「柔らかい」を意味する英単語……と言いたいところですが、正解は「BLACK(黒い)」。
というのも、鉛筆の芯は黒鉛と粘土でできており、粘土の割合が多ければ多いほど硬く、そして、色が薄くなります。反対に、黒鉛が多いと柔らかくて色が濃い芯になるので、「硬い」か「黒い」かという対比が成り立つわけです。
さて、この鉛筆の硬度表現を、色鉛筆に当てはめるとどうなるのでしょうか。色鉛筆には「硬質」「中硬質」「軟質」という3段階の硬度が設けられていますが、これらは鉛筆でいうところのB〜10Bに相当(芯の減り方で比較)。つまり、「色鉛筆には、『ブラック』という硬度の芯しかない」ということになります。鉛筆の「H」「B」から生まれてしまった、ちょっとややこしいお話でした。
- 参考:えんぴつのナゾを解く/色鉛筆に硬度はないのか(三菱鉛筆株式会社)
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