庵野監督が代表の「アニメ特撮アーカイブ機構」が寄付呼びかけ アニメと特撮の文化を後世に遺すための活動資金
同時に認定NPO法人を目指します。
» 2019年01月11日 22時32分 公開
[宮原れい,ねとらぼ]
庵野秀明さんが代表を務め、アニメと特撮の文化を継承していくための活動を行っているNPO法人「アニメ特撮アーカイブ機構(ATAC)」が、公式サイトにて寄付を呼びかけています。
「アニメや特撮映像の創造と製造の過程で生み出された様々な中間制作物や資料を、文化として可能な限り後世に遺したい、という願い」のもと2017年6月に設立された同法人。活動としては、さまざまな資料の保全に加え、それらを活用した展示や講演会といった普及啓発も、多くの団体、クリエーターたちと連携して行っていくとしています(関連記事)。
今回の「寄付のお願い」では、資料の保存保管場所の環境維持費や、修復・調達のための費用など、一団体の力だけでは限界がある活動の継続のための支援を募集。寄付金は「アニメと特撮の文化を後世に遺すというATACの本来の活動資金」として活用するとしています。
寄付は1口3000円から可能で、公式サイトの「寄付サポーター登録フォーム」から必要事項を記入して送信後、指定口座への振り込みとなります。寄付サポーターには、年に1度活動報告が送られます。
ATACは、将来的にはサポーターにとってもメリットのある“認定NPO法人”を目指すとして、今回の寄付は「2事業年度に渡って3000円以上の寄付をしている人が平均100人以上いる」という、申請のための要件の一つをクリアするための大切なステップでもあると説明。アニメや特撮を愛するファンに協力を呼びかけています。
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