ニュース
» 2019年04月11日 22時13分 公開

架空請求の相談が20万件を突破 「身に覚えがない請求に返事は禁物」と国民生活センターが注意

反応したら相手の思うつぼに……。

[沓澤真二,ねとらぼ]

 国民生活センターに寄せられた架空請求に関する相談が、20万件を突破したと発表されました。だまされて消費者が金銭を支払ってしまったケースこそ減っているものの、相談件数が2017年度から急増していることに鑑みて、あらためて注意喚起がされています。


推移 2017年度から相談件数が以前の2倍以上に

 詳細資料では、近年の相談事例をもとにした架空請求の手口が紹介されています。郵便や電話、メールやSMSと、通信手段は多様化。公的機関や事業者をかたり、「連絡しないと法的措置をとる」などと消費者の不安をあおるといいます。


SMS

ハガキ

封書 もっともらしい体裁で届けられる、架空請求の通知。正式な裁判手続きでは、訴状は郵便職員が直接手渡しするのが原則であり、郵便受けに投げ込まれることはありません

 「問い合わせ窓口」などと記載された連絡先へ連絡すると、その際に金銭を請求されるケースが多いとのこと。「未納料金」や「訴訟の取り下げや回避をするための費用」など、名目はさまざまです。「支払った金銭は一部が後日返却される」「手数料を支払えば請求を無効にする」など、言葉巧みに支払いをうながしてくるそうです。

 金銭の支払い手段も、「プリペイドカードの番号」「口座への振り込み」「指定の番号を使ったコンビニ払い」などさまざま。なかには、コンビニで店員に「詐欺ではないか」と声をかけられても、「大丈夫」などと返答するよう言い含められていた事例もあります。

 相談の傾向をみると、契約当事者の年代は60歳代が最も多く、男女比では女性が7割以上。また、2018年における被害額の合計は10億円以上にも及びます。


年代・死別件数 女性のほうが被害に遭いやすいように見えますが、電話や手紙を受ける機会が多いともとれます

件数 金銭を支払ってしまった件数は減っているものの、被害額の平均は増えている

 架空請求は消費者の情報を特定しないまま送られているもので、返事をしてしまうと、やり取りの中で知られた情報をもとに、さらに金銭を請求される可能性もあります。国民生活センターは「身に覚えがなければ絶対に連絡しないように」とアドバイス。判断がつかない、あるいはトラブルにあった場合は、すぐに消費生活センター(局番なしの188)や、警察(警察相談専用電話:#9110)へ相談するよう指導しています。

Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.

先月の総合アクセスTOP10

  1. 「訃報」「愛猫」「手風琴」って読める? 常用漢字表に掲載されている“難読漢字”
  2. Excel上で「ドラクエ3」を再現した勇者に「最大の変態」「控えめに言って天才」と称賛 一体どうやって?
  3. 「降板を言い渡されて……」 小林麻耶、「グッとラック!」でのいじめを“笑顔”で主張 事務所とも突然の契約終了
  4. オンラインクレーンゲーム「トレバ」、景品獲得されそうになると“スタッフが裏操作”していたと発覚 被害者と運営会社を取材
  5. 加藤紗里、カフェ店員の前でパンケーキをたたきつぶす 衝撃動画に「これは笑えない」「何がしたいのか分からない」
  6. 保護した子ネコに「寂しくないように」とあげたヌイグルミ お留守番後に見せた子ネコの姿に涙が出る
  7. 「落選が内定」と開き直る金爆に「不甲斐ない」とAKB、謝罪する演歌歌手も 紅白出場逃した歌手の嘆き
  8. タイツメーカーのアツギ、「タイツの日」PRイラストで炎上 絵師25人以上とコラボ 「性的搾取」など関連ワードがTwitterトレンド席巻
  9. 「とうとうその日が来た」 AKB48、紅白落選で衝撃 メンバーは“言い訳のできない現実”を受け止める
  10. Koki,&cocomi、若かりし父・木村拓哉とのラブラブショットで48歳バースデーを祝福 「いつまでもカッコイイ父上でいてください」