「うんこは誰もが知っているIP(知的財産)」 うんこがテーマのエンタメ施設「うんこミュージアム」はなぜ生まれたか(2/2 ページ)
ALE うんこミュージアムTOKYOのミュージアム内にも本物のトイレはありません。うんこミュージアムの中にはカワイイ、おしゃれなうんこと便器ばかりなので、既存のうんこは外に置いて来てください。
―― うんこミュージアムTOKYOのお勧めや見どころは。
ALE 「うんこミュージアム YOKOHAMA」でも人気を博したコンテンツが、新しいフォトスポットやゲームを追加したり、デザインを刷新するなどアップデートして登場します。
「うんこミュージアム TOKYO」でしか楽しめない新コンテンツは「ウンベルトの間」「うんこファクトリー」「うんコンビニ UNKO MART」「うんこ白刃どり」です。
「うんコンビニ UNKO MART」はウンスタジェニックなショップ風フォトスポットで、小道具で写真を撮ったり、一部のグッズは購入して身につけることもできます。
「うんこ白刃どり」は、新しくできたウンタラクティブエリアのゲームです。「ウンベルトの間」は、ミュージアムのマスコットキャラクター・ウンベルトが、巨大化して設置します。便器の中にはババ・ギャラクシーの宇宙空間が広がります。
「うんこファクトリー」は物販エリアです。横浜とは違い、ミュージアムに入らなくてもグッズ購入が可能です。ウンベルトのぬいぐるみや、クリアファイルやシャツなど東京のみの限定グッズも発売予定です。
―― うんこの魅力とは?
ALE うんこと聞くと誰もがちょっと笑ってしまう面白さがありますよね。ただ、今回の「うんこミュージアム」におけるうんこの魅力は、その知名度です。うんこは性別、国籍、年齢問わず誰もが体験したことがある、誰もが知っているIP(知的財産)なんです。
「うんこミュージアム」でやりたかったことは、人々が持っている既存の価値観を、体験を通すことで180度イメージを変え、全く新しい驚きを提供するということです。
うんこは汚い、臭いといったマイナスイメージが共通認識としてありますが、それをかわいい、おしゃれ、楽しいというエンタメに転換したのが「うんこミュージアム」です。
今までの価値観を覆す、という体験を提供するときに、多くの人が同じ共通認識や価値観を持っているIPということはとても重要でした。
「うんこミュージアム TOKYO」は8月9日にオープンします。会期はまだ決まっていないものの、YOKOHAMA同様に期間限定での開催となります。また8月10日から18日まで、千葉県船橋市の「ららぽーとTOKYO-BAY」でコラボイベントも開催されます。これまでとは違ううんこに触れてみたい人は、訪れてみてはいかがでしょうか。
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