【漫画で紹介】KIMONO騒動でしかキム・カーダシアンを知らない人に伝えたい、まだまだいっぱいのお騒がせエピソード「カーダシアン家のお騒がせセレブライフ」:ハピドラ!
全員、悪役(ヴィラン)。
悪役のススメ
「眠れる森の美女」のマレフィセントや「ヤッターマン」のドロンジョ様、バッドマンのジョーカーやハーレクイン……。ヒーローを困らせて楽しむ存在でありながら、私たちを魅了してやまないヴィラン(悪役)たち。個性的なファッションやゴージャスなルックスはもちろん、他人の目を気にしない自由な生き方こそが、彼らの最大の魅力だ。
周りに気を使いすぎて、最近ちょっとお疲れ気味なあなた。今日は一旦ヒーローはおやすみ。好きな格好して、普段我慢しているおやつでも食べながら、「カーダシアン家のお騒がせセレブライフ」をみてみよう。
カーダシアン家の女性たちは、そんなワルだけど憎めないヴィランたちのような魅力をもっている。美しく自信たっぷりで、したたかに自分のやりたいことをやる。
momomosparkle
イラストレーター&デザイナー&漫画家。カリフォルニアのカレッジで2年間アートを学んだ後、美大を卒業、現在はフリーランスとして活動中。かわいいものや楽しいことが大好き。
カーダシアンズって?
全米で大人気のリアリティショーだから、タイトルだけはきいたことあるという人も多いかも? でも実際に彼女たちが何者で、なんでそんなに有名なのか知らない……という人のために、カーダシアン一家について少しだけご紹介。
まずはカーダシアン一家を一躍有名にしたのが、最近「KIMONO」騒動で日本でも話題となったキム・カーダシアンだ。すでにヴィランの香りがするでしょ?
彼女の父のロバート・カーダシアンがセレブを顧客に持つ有名弁護士で、キムも元祖お騒がせセレブであるパリス・ヒルトンの取り巻きの1人として知られていたため、名前はもともとそれなりに知れていた。でも2007年、キムの当時の恋人とのプライベートビデオが流出したことがきっかけで、知名度はそれ以前の比ではなくなった。
「カーダシアン家のお騒がせセレブライフ」は、このビデオ流出事件にのっかるかたちでスタートした。キムと彼女の姉コートニー、妹のクロエ、ケンダルとカイリーら5人姉妹と、彼女たちの母親クリスを中心としたカーダシアンファミリーの超セレブな日常にほぼ朝から夜まで密着し、きらびやかなパーティの様子から家族喧嘩まで、ありのままの姿を配信していく番組だ。
この番組が爆発的にヒットしたことで、一家は世界的に有名なスーパーリッチファミリーになった。そんな背景から、「あのプライベートビデオはわざと流出させたのではないか……」といううわさがあるくらい。さらにはカーダシアン家で起こるいざこざは、すべて母親でありマネージャーの“女帝”ことクリスが仕組んだことなのではないかとも言われている。ただし真相は闇の中。
彼らの毎日は、思わず赤面しちゃうようなスキャンダルやトラブルの連続で、それらを包み隠さずにシェアしてくれる。むしろどんなに恥ずかしいゴシップを世間に公表することになっても、「あななたち、こういうの好きでしょう?」と、ちょっと上から見てくる感さえある。コンプレックスがあるならそれを売りにする。トラブルは注目を集めるとびきりのチャンス。いいことも悪いことも絶対に何かのタネにする、転んでもただでは起きないのが、カーダシアン一家なのだ。
じつはアツい、家族の絆
カーダシアン家の女性たちは、基本的に強気で思ったことはなんでも口にするタイプ。それは家族相手でも変わらず、ときにはハンドバッグで姉妹の頭を殴ったり、「あんたとは縁を切るから!」と叫んだりかなり激しい喧嘩もする。だけどそんな感情むき出しの争いができるのも、心の底ではお互いを愛していることをわかっているからこそ。
例えばいつも姉妹たちに厳しく、そっけない態度をとりがちな長女のコートニーでさえ、妹の彼氏の浮気が発覚すると、「私たち家族の内のひとりを侮辱したら、私たち全員を侮辱したことになるわ」と怒りをあらわにする。三女クロエの「私たちはいつでもクレイジーだけど、いつでもイイ感じ」という言葉は、まさにカーダシアンファミリーのちょっぴり変でとっても強い絆を言い表している。
放送禁止ワードが飛び交う激しい罵りあいのシーンのあとも、観ているこちらが拍子抜けするほどあっさりとお互いを許し合い、「やっぱり私たちってサイコー!」とハグして笑っている。自分は身内にキビシイけれど、敵が身内をバカにするのは許さない。そんなジャイアンちっくな愛情表現がまたとてもよい“ヴィラン感”。
全米一有名なセレブは全米一タフ
番組の視聴率もSNSのフォロワー数も桁外れで、話題に事欠かないカーダシアン一家は、アンチの数が他のセレブたちより多いのも事実。それでも負けずにタフに前に進み続けるのがやっぱり彼女たちらしい。
感情をストレートに表現するキムは、何度もカメラの前で号泣してきた。アンチは「泣き顔がブスすぎる!」とネットでからかい、彼女が号泣するシーンを集めたおもしろ動画も出回る始末。でもキムはそこを逆手にとって、オリジナルの絵文字アプリを作り、なんとその絵文字のラインアップに「ブスすぎる」と言われ続けてきた彼女の泣き顔を入れた。このオリジナル絵文字アプリは瞬く間に広がり、発売日にはあまりの人気になんとApp Storeをサーバーダウンさせた。
また四女のケンダルは、美しいドレス姿でレッドカーペットを歩いたとき、「ニキビが気になる」「肌が汚いわ」などの悪意に満ちたバッシングを受けた。それに対し、SNSでとある女性が「すべての女性は、ニキビがあってもゴージャスに堂々と歩く彼女の様子を理解するべきなんじゃないかな?」とケンダルを擁護。ケンダルはその女性のつぶやきを引用し、「肌荒れなんかにあなたをストップさせないで!」と、肌荒れに悩む人たちを勇気付けた。ケンダルは、過去には自分の肌荒れがコンプレックスで、他人と話すときに目を合わせられないような時期があったこと、SNSなどのコメントに泣き明かした日々があったことなどを告白している。ケンダルいわく、アンチの存在を乗り越えるには、「自分自身が強くなること」が必要だったそうだ。
相手を変えることは難しい。だったら自分が強くなればいい。彼女たちはいつだって、日々見えない敵と戦っている現代っ子たちに、タフに生き抜くお手本を示してくれる。
あなたもなれる、強いオンナ
SNSやメッセージアプリでほぼ24時間他者とつながっているこの時代、私たちは周りにどう思われるか、どのように振る舞うべきかということに過敏になってしまった。だからこそときには、周りの意見なんか気にせずに自分街道を突っ走って、ヴィランちっくなお騒がせセレブを気取ってみるのもあり。
「カーダシアン家のお騒がせセレブライフ」は、ついつい弱気になってしまうあなたへの処方箋。ネガティブな感情はさっさと捨てて、次・次・次!と進む彼女たちは、思ったことを包み隠さず表現する強さ、悪意を向けられて気にしないタフさなど、この現代をたくましく上手に生き抜くのに必要な術をおしえてくれるのだ。
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