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» 2020年02月08日 11時00分 公開

2020年「住みたい街ランキング」首都圏版・近畿圏版 「買って住みたい街」は都心回帰の傾向

職住近接がトレンド?

[ねとらぼ]

 不動産情報サイト「LIFULL HOME'S」などを運営するLIFULL(ライフル)が、2020年の首都圏版・近畿圏版「住みたい街ランキング」を発表しました。

フォト 勝どき・晴海周辺はマンション建設が相次いでいます(イメージ)
フォト 首都圏版「住みたい街ランキング」(LIFULのニュースリリースより)
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 首都圏版(東京都、神奈川県、千葉県、埼玉県)のランキングでは、「買って住みたい街」の1位は「勝どき」(東京都中央区)でした。勝どきは19年の16位からジャンプアップして初めて1位になりました。近年多くのマンション開発が進んでいるエリアです。

 19年の「目黒」(東京都目黒区)に続いて2年連続で都心周辺エリアが1位になり、「買って住みたい人気の街が都心に戻ってきている傾向が見てとれます」と指摘しています。

 またオリンピック・パラリンピック開催の影響からか、5位に「東京」(前回138位)、16位に「渋谷」(前回154位)が入るなど、住宅地としてイメージされにくい都心エリアが上位にランクインしています。

 「借りて住みたい街」ランキングでは、「池袋」(東京都豊島区)が4年連続で1位に。JRや私鉄、地下鉄が多数乗り入れ、商業施設も集積する利便性が人気のようです。

 2位の「葛西」(東京都江戸川区)は前回の5位から上昇。LIFULは「特に単身者向けの物件が豊富で、賃料が安価に設定されており、周辺の物価水準も比較的低いという経済面での合理性が支持されているようです」とコメントしています。

 池袋と同様に、生活と交通の利便性のバランスが取れており、かつ駅周辺の開発が進んでいるエリアとして3位「川崎」(神奈川県川崎市)、5位「大宮」(埼玉県さいたま市)、6位「三軒茶屋」(東京都世田谷区)も上位に入っています。

フォト 首都圏版「住みたい行政区ランキング」(LIFULのニュースリリースより)

 「住みたい行政区」ランキングも集計しており、「買って住みたい」の1位は「東京都中央区」、「借りて住みたい」1位は2年連続で「東京都世田谷区」でした。

近畿圏の人気ナンバーワンは「姫路」

 近畿圏版(大阪府、兵庫県、京都府)のランキングでは、「買って住みたい街」1位は「本町」(大阪府大阪市中央区)。19年の32位から一気に上昇して初の1位になりました。本町エリアは大規模なタワーマンションの建設計画が相次いで公表されたことで注目され、本町の徒歩圏内にある「堺筋本町」も3位に入っています。

フォト 近畿圏版「住みたい街ランキング」(LIFULのニュースリリースより)

 前回まで2年連続で1位だった「姫路」(兵庫県姫路市)は今回も2位に。「神戸市西側の観光産業を中心とした経済圏の活性化が、依然堅調であることをうかがわせる結果」だとしています。

 また人気の住宅地として知られる阪神間エリアはやや低調な結果になっており、LIFULは「大阪市中心部への都心回帰が強まったことが背景にあると考えられます」とコメントしています。

 「借りて住みたい街」の1位は17年から4年連続で「三ノ宮」(兵庫県神戸市)。2位も前回と同じ「新大阪」(大阪府大阪市淀川区)と続きました。

 3位には、買って住みたい街としても人気の「姫路」が順位を上げてランクインし、姫路は「事実上近畿圏の居住人気ナンバー1エリア」。従来は大阪・梅田エリアとその周辺、三ノ宮を中心とする阪神間、京都市内などがランキング上位の人気エリアでしたが、「兵庫県西部の姫路が極めて高い支持を得ていることは、新たなトレンドとして注目に値します」とコメントしています。

フォト 近畿圏版「住みたい行政区ランキング」(LIFULのニュースリリースより)

 「住みたい行政区」ランキングでは、「買って住みたい」1位が「大阪市中央区」(大阪府)、「借りて住みたい」1位が「東大阪市」(大阪府)でした。

 ランキングは2019年1〜12月、「LIFULL HOME'S」に掲載された賃貸物件・購入物件のうち、問い合わせの多かった駅名、その行政区をそれぞれ集計してまとめたものです。

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