HIKAKIN「今気を緩めてはいけないんだなと僕は思った」 新型コロナ感染でICUから回復したラジバンダリ西井にインタビュー
ラジバンダリ西井さんが語った現場の状況にHIKAKINさんも驚きの連続。
YouTuberのHIKAKINさんが、COVID-19(新型コロナウイルス感染症)で入院し、集中治療室(ICU)に入るも回復した経験を持つ芸人・ラジバンダリ西井さんをテレビ電話でインタビュー。入院生活やPCR検査など、気になる実情を動画にしています。
冒頭、「まずはご退院、本当におめでとうございます!」とあいさつしたHIKAKINさんにラジバンダリ西井さんは「ありがとうございます、本当に。帰ってこれたんでよかったです」と笑顔。現在は体力も95%程度回復しているとのことで、HIKAKINさんも安堵の表情を見せました。
PCR検査で2度の陰性判定をされたことから現在は人に会っても大丈夫な状態だというラジバンダリ西井さんですが、完治には20日程度の時間を要したと語り、動画では入院生活の苦労などを赤裸々に明かしています。
HIKAKINさんからの「(新型コロナウイルスに)感染する前はマスクや手洗いはしていましたか?」という質問に対しては、モノマネ芸人として「うがいは徹底してやっていた」ことに加え、「マスクも移動中は絶対にしていました」とラジバンダリ西井さん。高血圧の薬は常用しているものの基礎疾患はなく、剣道を続けてきたこともあって体力には自信がありましたが、COVID-19の影響で10キロ近く痩せてしまったと語りました。
またHIKAKINさんから初期症状について尋ねられると、「全身のすさまじい おびただしい倦怠感」をあげ、「だるさっていうことですか?」と問われると、「関節が全部折れてるんじゃないかっていう」と回答。「全身の関節が折れたんかなって思うぐらい痛いんですよ」「人生で経験したことのない痛み」と衝撃の症状を伝え、その後40度近い熱が出たと語りました。
またHIKAKINさんは「テレビでも綿棒を使う様子が流れていますが、PCR検査はつらいものなんですか?」と質問。ラジバンダリ西井さんによると、検査用の綿棒はインフルエンザなどの検査で使用するものの数倍太いものを使用していると言い、検査については「頭の後ろを突き抜けてるんじゃないかなというくらい突いてて」「我慢しても涙が出てくる」と表現しました。
感染原因については、都内の移動で電車を使用していたことをうたがっていると言い、コンタクトレンズを使用しているために目を触る癖があることから、医師から「つり革や手すりを触った後に目をこすったことはないか」をよく聞かれたと話しました。
また入院時の状態は「中等症〜重症」で、ピーク時の症状については、「我慢できないぐらいの腹痛」に加え、高熱、頭痛、食欲減退、嘔吐、咳、痰などがあったとのこと。
HIKAKINさんから「ICUに移ったときの心情や状態」について尋ねられた際には、関節痛などからトイレに行くための動作・作業が「一番大変でつらかった」と語ったほか、別の病室から心電図の警告音が鳴ることもしばしばで、次は自分の心電図が鳴るのではないかと「とにかく不安でした」と振り返りました。
HIKAKINさんからはこのほかにも、実際の医療現場状況についての質問があり、ラジバンダリ西井さんは「休憩時間もないぐらい看護師さんたちが慌ただしく動いていらっしゃる」「医療物資が足りていない」と話しました。とくにマスクは不足しているようで、入院患者にも入院時に自分でマスクを持ってきてもらうように求めていたほか、中にはマスクが足りないせいか、口を布で覆って働く看護師の姿も見たと言います。
最後は「今、世の中のみなさんに伝えたいことをお願いします」とHIKAKINさんからお願いがあり、ラジバンダリ西井さんは「中にはコロナウイルス感染症のことを甘く見ていらっしゃる方っておられると思うんですよ。でもかかった僕が思うのは、かかってしまうとすごくきついですし、精神的にも追い込まれます」「本当にきつい生活を20日間強いられましたので、とにかく僕が思ったのは『普通が1番』。普通に生活できることがどれだけ幸せかっていうのがこの20日間ですっごいわかったんですね」「とにかくみなさん『STAY HOME』で、絶対に甘く見ないように頑張っていただきたいと思います!」と締めくくりました。
HIKAKINさんはラジバンダリ西井さんへのインタビューを経て、「今気を緩めてはいけないんだなと僕は思ったので、みなさんも気をつけましょう!」と呼びかけ、今回の動画が拡散されることで、視聴した人が「新型コロナウイルス感染症への危機感をしっかり持っていただけることを願ってます」と語りました。
HIKAKINさんは4月10日に小池百合子東京都知事と対談した動画を公開しているほか、YouTubeの「#STAYHOME」のテレビCMに出演するなど、COVID-19に関してのメッセージを伝え続けています。
STAY HOMEへの慣れから少し危機感が薄れてしまっているような声も聞かれる今、ラジバンダリ西井さんとHIKAKINさんの対談を動画でしっかりと見て、生の声をぜひ感じてほしいと思います。
協力:UUUM
(Kikka)
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