そういえばちょっと不思議。もちろん例外もいっぱいありますけれど。
オートバイも自転車も、カタログなどに載る二輪車のキメ写真は「右側面から撮られている」ことが多いです。
もちろん左側の写真もありますが、白い背景に車体全体を写し、1枚で魅力を伝えるメインの広報写真はだいたい右側から。これはなぜなのでしょう。


その理由は「格好良く見える向きだから」です。メーカーは「商品価値を伝えるのに適している向きである」と判断し、またバイク雑誌などのメディアやオーナーが撮る写真も多くは右からです。
なぜ格好良く見えるのか、それは「見せたいパーツが右側にあるから」からでしょう。例えばオートバイの見た目や個性を決める要素の1つである「マフラー」は2本出しマフラーやセンターアップマフラーなどを除き、多くの車種では右側にあります。
ズドンと太いシルバーに輝く管型サイレンサー、集合管のパイピングの美しさ、アメリカンチョッパーのカチ上げスタイル、やんちゃ系な人の竹やりスタイル、あるいは焼き色の入ったチタンやカーボンといった素材のこだわり。そんな見せたいパーツがあるからどちらといえば右側を見てほしく、そして写真に残したくなるのです。

ロードバイクやクロスバイク、MTBなどのスポーツ自転車の場合はどうでしょう。こちらはフレームとともに、クランクやチェーンリングの造形を自転車の顔と捉える愛好家は多いです。
また、フレームブランドとともに主張したいコンポーネントの重要パーツである変速機とギアは右側にあります。「俺のはカンパ12速だぞ」「いいや俺のはDi2で電動だぞ」などと写真1枚でどんな自転車なのかをそれとなく伝えられます。
でも、なぜ右側なのでしょうか?
