「特に魔の3日目が怖い」 ほぼ全ての新幹線車両に乗りまくる日本縦断3泊4日ツアーが「行程が鬼すぎる」と話題に(1/2 ページ)
新幹線への愛と体力が試されます。
長すぎる移動距離、多すぎる乗り換え……。北海道から鹿児島までひたすら新幹線に乗り続ける旅行ツアーが登場し、「行程が鬼すぎる」と話題です。違った意味(?)の、いやまさにその通りの弾丸ツアーだ……!
話題となっているのは、小田急トラベルの「新幹線利用!北海道から鹿児島まで日本列島鉄道縦断ツアー」。2020年9月18日に出発し、日本最北端の駅である北海道の稚内駅から、日本最南端の駅である鹿児島県の西大山駅まで、鉄道で日本列島を縦断する3泊4日のツアーです。
最大のポイントは「日本の新幹線ほぼ全ての形式」に乗車すること。1日に12回も乗り換えて、H5系、E5系、E4系、E3系、E3系、E2系、W7系、N700系、500系、800系に乗ります。番台区分などを含む全形式こそは網羅しませんが、こまめに乗り継ぎが設定された、普通の鉄道旅行ツアーにはない行程が楽しめます。
まず「稚内に現地集合」 朝から深夜までひたすら乗車
行程を見てみましょう。
初日は稚内駅前のホテルに宿泊。出発が早朝になるため前泊となります。現地集合のため、参加者はそれぞれの行程で稚内に向かいます。
2日目は稚内駅を6時36分に出発。札幌と函館で長めの乗り換え時間を挟みながら、青森駅を目指します。新函館北斗駅からはツアーのメインである新幹線に乗車します。一日に2往復のみ運行のE5系「はやて」に乗車するようです。
青森駅到着は22時1分。一日中列車に乗車して過ごすことになります。
「魔の3日目」は青森から小倉まで新幹線づくし 乗り換え回数は12回!
3日目はこのツアーを見たファンいわく「魔の3日目」です。
青森駅を7時24分に出発し、新青森駅からH5系「はやぶさ」に乗車します。このまま一気に東京駅まで……と思いきや、盛岡駅で「こまち」に乗り換えます。その後も仙台駅、福島駅、宇都宮駅と短時間での乗り換えが続きます。
盛岡駅と福島駅では連結作業の合間を縫っての乗り換え、宇都宮駅は他の列車に乗るためだけの乗り換えと、移動時間の早さではなく新幹線車両にひたすら乗る楽しさと体験に特化した、とても緻密に練られた行程であることをこのあたりで実感できるでしょう。
ツアーは東京駅へは向かわず、大宮駅で上越新幹線に乗り換えて、さらに高崎駅で北陸新幹線に、そして長野駅では他の列車へと乗り換えます。
金沢駅で在来線特急「しらさぎ」に乗車したあとは、米原駅から東海道新幹線に乗り換え。新大阪駅、岡山駅でも乗り換えが続き、小倉駅には23時29分に到着します。
青森から小倉までの長距離移動に加え、乗り換え回数が12回にも上る体力勝負の充実した1日となりそうです。
最終日は鹿児島中央駅で現地解散 帰りは「各自ご自由に」
4日目は小倉駅から500系「こだま」に、博多駅から800系「つばめ」、熊本駅からN700系「みずほ」に乗車します。鹿児島中央駅から指宿枕崎線で日本最南端の駅である最終目的地の西大山駅に向かいます。
そして西大山駅からバスで鹿児島中央駅に移動し「現地解散」となります。行きと同じく、帰りの行程も参加者にお任せです。
盛りだくさんすぎる行程、特に3日目の乗り換え数と長距離移動に対して、ネットでは「魔の3日目が本当に大変」「鬼過ぎる」などの歓喜(?)コメントが寄せられました。
旅行代金は大人15万5000円で、子ども料金の設定なし。Go To トラベルキャンペーン(関連記事)の対象です。
そんな鉄道ファンではない人も驚くわくわくツアーですが、2020年8月10日現在、残念ながらツアーは完売。2020年8月11日11時よりキャンセル待ちの受け付けを開始予定としています。
新幹線を存分に乗り尽くたいという人はチャレンジしてみてはいかがでしょうか?
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